トラブル無し!「海外旅行でスマホ(携帯)を使う」5つの方法(高額請求を回避)
更新:2024/06/10
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もくじ
海外旅行中にスマホでネット検索やLINEを使いたいけど、海外でインターネットに繋ぐ方法がよく分からない!高額請求が怖い!と不安に思っている方が多いのではないでしょうか。いろいろあって迷うWi-Fiレンタルや海外用SIMカード。海外でスマホを上手に使う方法をご紹介します!
記載されている情報は2023年5月時点のものです。本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
海外でスマホをインターネットに繋ぐ5つの方法
海外でインターネットを利用するためには、大きく分けて5種類の方法があります。
気になるコストや通信の安定性、セキュリティを確認していきましょう!
方法 | コスト目安 | 通信速度 | セキュリティ |
---|---|---|---|
1.フリーWi-F | 0円/日 | △ | × |
2.Wi-Fiレンタル | 約600円~約1,200円/日 | ◎ | ○ |
3.海外SIMカード | 約400円~/日 | ○ | ○ |
4.携帯電話会社の海外パケット定額サービスに加入 | 約980円~約2,980円/日 | ○ | ○ |
5.海外用携帯電話レンタル | 約100円~約540円/日 | ○ | ○ |
先進国では、カフェや有名なスポットでは外でもWi-Fiが使えることも多いです。公共の場やホテル、カフェなどあらかじめ調べておきましょう!
無料のWi-Fiスポットを探すストレスなく観光したい!という場合、通信状況やセキュリティが安定しているWi-Fiモバイルや海外SIMカードは比較的料金も安いのでおすすめです。
そのほか、現在使用しているスマホを海外で使用できるように設定変更するだけの方法もあります。その場合少し割高になりますが、機器を持ち歩いたり設定の手間がないのはうれしいポイント。
また、出張で一定期間滞在することが多い場合は携帯電話をレンタルしてしまったほうがラクな場合もあります。自分の滞在スタイルに合った通信手段を選択しましょう!
渡航先やプランにより料金が異なるため、以下で各メリットとデメリットも踏まえて解説していきます。
1.フリーWi-Fi
まず、スマホの設定や機器のレンタルの手間がなく誰でも気軽に使えるのが現地の無料Wi-Fi。最近では高速データ通信サービスを採用していることも多く、画像や地図を見る際にも問題なく使用できることも多いです。事前の下調べは万全!現地ではそんなに必要ない!という方はこれで十分◎。ただし、だれでも気軽に繋げられる分、重要なデータのやりとりは避けたほうが無難です。
下図の現地のフリーWi-Fi事情も参考にしてみてくださいね!
主要国&都市のフリーWi-Fi事情
国・都市名 | Wi-Fi |
---|---|
ニューヨーク | ◎ |
ロサンゼルス | ○ |
ハワイ/ワイキキ | ○ |
カナダ | ◎ |
フランス | ○ |
イタリア | ○ |
韓国 | ○ |
台湾 | ○ |
タイ | ○ |
バリ | ○ |
◎ 街中でも使える
○ ホテル・レストラン・カフェなどで使える
△ ホテルで使える
× 使えない
さすが人気の主要国と都市は通信環境がいいですね!ニューヨーク、バンクーバーやトロントなど先進国の主要エリアでは外でも公共Wi-Fiスポットが充実しています!そのほかの国でも多くのお店や施設ではほぼWi-Fi環境が整備されているので、レンタルなどをしていない場合でもいざとなったら安心ですね。
設定方法について
設定方法は、普段自宅や会社でWi-Fiを繋ぐ時と同じ。Wi-Fiの設定画面を開き、接続できるWi-Fiの一覧が出てきたら繋ぎたい名称を選択するだけ!IDやパスワードを求められる場合、お店がセキュリティをかけていますのでスタッフに聞きましょう。
※また、パケット通信が発生しないように「モバイルデータ通信」をオフにするのを忘れずに。
2.Wi-Fiレンタル
セキュリティが気になる場合、比較的安全に通信ができる定額制のWi-Fiレンタルがおすすめ。他の通信手段と比較して料金も安く、通信速度も安定しています。旅行先や滞在日数に合ったプランを確認しましょう!
また、事前にインターネットで申し込んで自宅で受け取る宅配と、空港カウンターでの直接やり取り、2つの方法が選べます。長時間利用する場合はWi-Fiルーターの充電が必要なので注意。
※渡航先で破損・紛失した場合は弁償責任が発生します。
設定方法について
説明書がついているので設定に迷うことはありません。
もし設定に自信がない方は、空港受取にしてその場でスタッフに聞きながらやるのが安心!
3.海外SIMカード
国内でWi-Fiレンタルが間に合わなかった場合などにおすすめなのが現地でSIMカードを調達する方法。
ただしSIMフリーのスマホをご利用で、語学に自信のある方向きかもしれません。料金が安く、通信プランの選択肢も多いのでより自分の旅プランに合った方法が選択できるのも魅力。日本で使うのと同じ感覚でスマホが使えるので通信超過の心配も、充電などの手間もないのでラクチンです。現地でスムーズに手続きするために事前に渡航先のSIMカードが自分のスマホに対応可能か確認しておく必要があります。
設定方法について
自分のスマホがSIMロック解除されている必要があります。
契約後、SIMカードを受け取ったら自分で入れ替えましょう!
分からない場合は現地の空港やお店のカウンターで行ってくれる場合もあります。
4.携帯電話会社の海外パケット定額サービスに加入
今加入している携帯電話会社で用意されている「海外パケット定額サービス」を利用する方法。出国前に加入するのがおすすめ。自分のスマホを普段と同じように使えるうえに、カードの入れ替えや充電の手間、機器を持ち歩く必要がありません。手続きを最小限にしたい方はぜひ検討してみましょう。
ただし、ほかの通信手段と比べて料金は割高なことも。渡航期間や渡航先がサービスに対応している国かどうかなどを判断材料にしましょう。
最近は事前準備や追加料金なしで海外でも利用できるサービスを打ち出している携帯電話会社もあります。
たとえば楽天モバイルでは
・海外ローミング毎月2GB無料
・Rakuten Linkアプリ同士なら国際電話かけ放題
・Rakuten Linkアプリ同士なら国際SMSも送受信無料
よく海外に行かれる方は、この機会に携帯電話会社を再検討するのもありかも!
5.海外用携帯電話レンタル
現地のローカル回線のため通話状態が安定しています。
各社サービスは年中無休でサポートしているところが多いので、安心して利用できます。
事前にインターネット上で申し込める宅配や、空港のカウンターで受取や返却も可能です。出発前のレンタル手続きのみでOKで、何か設定する手間もありません。ただし、日本と通話する場合は通話料が高くなります。現地から日本によく電話をかける方には向きません。出張などで現地から現地の宛先によく電話をする!などの場合はかなりおすすめです。
LINEは日本と同じように無料で使える!
インターネットに繋がってさえいればLINEは日本にいる時と同じように、トークも通話もすべて無料で使うことができます。通話は電話回線ではなくインターネット回線を使っているため、Wi-Fiに接続したら電話し放題で便利です!
ほとんどの国で利用できますが中国は政府が制限をかけているため、LINE、Facebook、X(旧Twitter)を使うことができません。
渡航先で使用できるか事前に確認しておきましょう!
サービスを利用しなかった場合は高額請求が発生する?
落とし穴は「データローミング」という仕組み。
通常私たちが使うスマホは日本の通信会社によって提供されるサービスでインターネットや電話が利用できます。その日本の会社の基地局がない海外では、日本と同じように電話やインターネットサービスを利用することはできません。
そのため、ここまで説明してきたような手続きを行わずに海外でインターネットを繋いでしまうと、日本で契約しているサービスは適用されないため高額な利用料がかかってしまうのです。
出発前と到着後に空港でまずチェックしてほしいのはデータローミングの設定。何もしないとスマホは勝手に現地の基地局に繋がってしまいます。設定画面から「データローミングをオフ」にするか、通話の必要がない場合は「機内モード」にしておくのが安心ですよ。
※海外パケット定額サービスに加入している方は、データローミングをオンにし、機内モードにする必要もありません。
まとめ
着いたらすぐアクティブに行動できるよう事前準備は万全に。渡航先の通信状況や使用意図を考慮しながら自分に最適な方法を選択しましょう!
海外で通信速度にもう悩まされない
海外Wi-Fiの利用者数5年連続No.1のグローバルWiFi。グローバルWiFiがあれば海外でも日本と同じようにスマホが使えます!
多種多様なプランがあるので、少しだけネットを使う方は通常プラン、がっつり使う方は無制限プランなど自分に合ったプランを選べる点も魅力的です!
24時間対応サポートがついているので旅行中にトラブルが起きても安心!
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