初めての海外旅行!どんな準備をしたらいいのか、事前にどういう下調べが必要かなど、わからないことがたくさんありますよね。
そこで今回は海外旅行初心者さん向けに、行く前に確認・準備すべき8つのことをまとめました。
これであなたもモヤモヤの不安を払拭して、気持ちよく出発しましょう!
まずはパスポートを取得・更新しよう!手続きと必要期間
海外旅行に行くことを決めた!海外旅行の予約をした!
次のステップとしてまず行いたいのが、パスポートの新規取得・更新手続き。
パスポートをお持ちでない方、期限切れの方は「新規」の取得、もうすぐ有効期限が切れてしまう方は「更新」が必要です。
パスポートの新規取得手続き
必要書類は下記4種類です。
①一般旅券発給申請書:1通
各都道府県のパスポート申請窓口で入手できます。10年用と5年用で異なるので注意が必要です。
②戸籍抄本または戸籍謄本:1通
申請日から6カ月以内に発行されたもの。
③パスポート用の写真:1枚
申請者本人のみが、正面、無帽、無背景で写されたもの。6カ月以内に撮影したものに限ります。カラー・白黒は問いません。
④本人確認のための書類:1点または2点
運転免許証・写真付のマイナンバーカードなどは1点で構いませんが、その他ですと2点必要なものがあります。
詳しくは下記URLや、外務省・各都道府県の案内をご参考ください。
初めて取得する方:https://www.tabikobo.com/passport/#03
手続きから発行までに必要な期間としては7~10日くらいですが、旅行に行くことを決めたらできるだけ早く手続きを行いましょう。
というのも、航空券やホテルの予約には「パスポート通りの正しいローマ字スペルのお名前」が必要です。
万が一、予約内容とパスポートのスペルに相違がある場合、飛行機に搭乗することができません…
旅行の予約がまだの方は、パスポート新規取得後の正しいスペルで予約すれば良いですが、すでに予約済みの方は、万が一取得したパスポートスペルと予約時のスペルが異なる場合、できるだけ早く訂正が必要です。
航空券の取り直しが必要なため、空席状況によっては追加代金が発生したり、別の便しか予約ができない、なんてことも…
だからこそ、パスポートは早めに取得し、事前に予約内容との相違がないかチェックすることが重要です。
自分の名前のスペルなんて間違えることある??と思っている方。多くいらっしゃるかと思います。
ここまでしつこくお伝えするには理由があります。
例えば、「ほんじょう/ようすけ」さん・「きょうか」さん夫妻がいたとしましょう。
パソコン入力などで普段使っているローマ字に変換すると「HONJYOU/YOUSUKE」「HONJYOU/KYOUKA」になりますよね。
しかし、パスポートは原則ヘボン式ローマ字での申請となります。そのため、このご夫妻のスペルは「HONJO/YOSUKE」「HONJO/KYOKA」になります。
このように、パスポートスペルになると間違いやすいお名前がたくさんあります。
ただ、原則ルールとなりますので、ご希望のスペルで申請ができる場合もあります。
私自身、横尾という名字ですが、ヘボン式ローマ字だと「YOKO」のところ、実際に持っているパスポートのスペルは「YOKOO」です。
そんなわけで、お名前1つでかなり複雑な事情があることがおわかりいただけたかと思います。
パスポートをお持ちでない方は、今すぐ申請手続きを済ませましょう!!
要チェック!パスポートの更新が必要な場合
パスポートをすでにお持ちの方も、有効期限は大丈夫ですか?
実際に期限は切れていないという場合にも、その国に入国するために必要なパスポートの有効期限があります。
こちらも期限が足りないと出国も入国もできませんので、しっかり確認しておきましょう。
日本国籍の方は、だいたいは「滞在日数+6ヶ月以上」とされていますが、入国する国や国籍によって異なるため事前にチェックし、足りない場合にはすぐ更新手続きを行ってください。
必要書類は下記3種類です。
①一般旅券発給申請書:1通
②パスポート用の写真:1枚
③現在お持ちのパスポート:1点
その他「戸籍謄(抄)本」や「住民票の写し」が必要な場合がありますので、詳しくは下記URLや、外務省・各都道府県の案内をご参考ください。
更新する方:https://www.tabikobo.com/passport/#04
万が一のためにパスポートのコピーをとっておきましょう
ワンポイントアドバイスとして、旅行先にはパスポートのコピーを持参することをおすすめします。万が一現地でパスポートを紛失してしまったとき、再発行の手続きをする際に必要です。
実際には再発行には証明写真2枚も必要となるため、こちらも準備していくとなお安心です。
お得にパスポートの取得・更新をしたい方必見!
パスポートの取得・更新の手続きに必要な費用はどのくらいか、ご存知ですか?
実は、大人の方は最低で11,000円、12歳未満の子供の方は6,000円かかります。旅行費用と合わせて考えると、少し痛い金額ですよね…
しかし、旅工房では大人の方9,000円、子供の方4,000円をそれぞれキャッシュバックするキャンペーンを行っています!
お得に手続きができちゃいますので、ぜひチェックしてみてください!
ビザは必要?
現在、多くの国で日本人はビザなしで入国できますが、国によってはビザが必要なところがあります。各国の在日大使館のホームページなどで事前に確認しておきましょう。
主なところだと、アメリカはESTA(エスタ)、オーストラリアはETAS(イータス)というものを取得する必要があります。
申請手続きについては旅行会社が代行してくれる場合もあるので、わからない場合には旅行会社に聞いてみてください。
また、ビザの申請にもパスポート情報が必要なため、ビザが必要な国に旅行する場合にはさらに早めにパスポートを取得するようにしましょう。
機内に持ち込み不可な荷物、重量は?
一般的には以下のものが持ち込み禁止のもので、スーツケースに入れて受託手荷物として預ける必要があります。
受託手荷物の重量はだいたいが20キロまでですが、航空会社や搭乗クラスによって異なるので、確認してから荷造りをしましょう。
【主な機内持ち込み不可のもの】
・100mlを超える液体物
・スプレー
・刃物類やピンセット
逆に、モバイルバッテリーは受託手荷物に入れることができません。持っていく場合には必ず機内持ち込み手荷物に入れましょう。
ライターや電子タバコについては各航空会社で細かく制限を設けていますので、喫煙者の方は航空会社のホームページを要チェックです。
>>【早見表】飛行機の手荷物サイズと持ち込みOK・NGルール!はこちら
両替はどこでするのがいい?
基本的にはドル・ユーロは日本で、その他は現地で両替するのがオススメです。
現地で両替できる場所は、空港の両替所、ホテルのフロント、街中の銀行や両替所などがあります。
どこで両替をするとレートがいいのかは国によって異なるので、事前にガイドブックなどで調べておくのがいいでしょう。
換金する金額も迷うところですが、現地の物価を事前にリサーチして換金するのが◎。現地での食事の回数や、買うであろうお土産の量などを加味すると考えやすいと思います。
万が一余っても、また日本円に換金、もしくは次回旅行する際にとっておけばOKです。
万が一のための安全対策
万が一の盗難に備え、現金は分けて持っておくのがおすすめです。一箇所に入れておくと盗られてしまったとき、一巻の終わりです…
持ち歩く荷物の中で入れる場所を変えるのもいいですが、現金はその日に使うであろう金額だけを持ち歩き、残りはホテルへ置いておくのがおすすめです。
ただ、ホテルでも気を抜いてはいけません!部屋の机の上などにお金や財布を置いておくのは大変危険です。
スーツケースに入れて鍵をしておくか、セーフティボックスがある場合にはそれを利用し、しっかりと仕舞っておきましょう。
海外で使えるクレジットカードを準備しよう
海外旅行のときはクレジットカードも持っていくと便利です。現金をたくさん持ち合わせなくて済むため、安全面でもおすすめです。
現地の市場やローカルレストランなど一部利用できないところもありますが、日本よりもキャッシュレスが進んだ国も多いため、1,2枚持っていくことをおすすめします。
ただせっかく持っていっても利用できなければ意味がないので、お持ちのカードが海外でも使えるのか確認しておきましょう。
VISAカードとMasterカードはだいたいどこでも使える場合が多いので、この2種を持っていくのがおすすめです!
また、合わせて利用可能額の確認もしておくといいと思います。
場合によってはカード会社にお願いして上限を一時的に上げてもらっておくと安心です。
ほかにも海外で使えるデビットカードや、海外のATMで現地通貨を引き出すことができる国際キャッシュカードなど、便利なものがたくさんあります。
ご自身の用途に合わせ、組み合わせて利用してみてください。
基本は「現金+クレジットカード+デビットカードor国際キャッシュカード」がおすすめです!
とはいえ現金も必要!チップ用に少量でも用意しておきましょう
日本にはあまり馴染みのない習慣ですが、海外では何かサービスを受けた際にチップが必要な場面があります。
そのため、すべてクレジットカード頼りではなく、チップ用に現金も持ち合わせておく必要があります。
ただ、なかには基本的にはチップのない国(オーストラリア、シンガポール、中国、ニューカレドニアなど)もあるので、ガイドブックなどで事前に確認しておくといいとでしょう。
電圧、プラグのタイプを確認しよう
日本の電化製品は、プラグはAタイプ、電圧は100~110Vです。
しかし海外には様々なプラグタイプと高い電圧数があるため、日本の電化製品を海外で使うには、その国に合わせた変圧器や変換プラグを用意する必要があります。
コンセントにプラグが刺さるからといってそのまま使用すると、電圧の差で電化製品が壊れてしまうこともあるので十分注意してください!
iPhoneやカメラの充電器は、最近は多くが240Vまでとなっていますので、変換プラグだけ購入すればそのまま海外で使うことができます。
ただ、ドライヤーやヘアアイロンは依然として100~110Vのものもあります。普段使い慣れたものを持っていきたい方は変圧器の購入も必要です。
ここでおすすめするのが、海外対応のドライヤーやヘアアイロンと、マルチ変換プラグを購入することです。
こちらは一度買えば、この先ずっと世界中どこでも使えちゃう魔法の組み合わせ!
もちろん日本でも使えるので、普段から使い慣らしておいて持っていくのがいいと思います。
現地のWi-Fi事情をチェック
国によってはWi-Fiが普及していて、どこに行っても電波が飛んでいる!というところもあります。
しかし、グーグルマップで道を確認したり、現地の美味しいレストランを探したりする時に何かと便利なため、ポケットWi-Fiをレンタルしていくのがおすすめです。
出発の当日空港でも申し込めますが、意外とカウンターが混んでいることもあるので、事前にネットで予約していくと受け取りのみでスムーズ!
ただ注意が必要なのが、そもそもレンタルしていっても電波つながりにくい地域があること…
例えば、南の島ニューカレドニアの離島やパラオでは、そもそもあまりインターネットが通っていないので繋がりづらい、ということがあります。
こちらもレンタルの際にあらかじめリサーチしておくといいでしょう。
転ばぬ先の杖!海外旅行保険に加入しておきましょう
海外旅行保険なんているかな?と思う方もいらっしゃると思います。でも、海外で思わぬ事故での怪我や病気、盗難に遭わないとは限りません。
実は私も、海外で出血を伴う怪我をしたことがあります。結局、現地で病院に行くまでには至りませんでしたが、その出血を見た時にまずお金のことが頭をよぎり、その時保険に入っていなかったことを心から後悔しました・・・。
それからはどんな安全そうな国に行くときも、念のため海外旅行保険に加入するようにしています。
海外旅行に不慣れな方向けに、チェックポイント8つをまとめました。これを確認すれば準備はバッチリです♪気をつけていってらっしゃいませ!!
- 旅Pocket 編集部
- 旅Pocket編集部です。「ポケット」に入れて持ち歩きたくなるような、見るたびにわくわくする国内・海外情報をお届けします!
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