グリーンラインって知ってる?ユーザー目線のサービスが評判のニュージーランド航空搭乗リポート!
更新:2019/06/10
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利用者目線のサービスや明るくフレンドリーな接客が高評価のニュージーランド航空。クライストチャーチから関空までの乗り換えリポートとともに、おすすめポイントを紹介します!
ニュージーランド航空ってどんな航空会社?
ニュージーランド航空(Air New Zealand)は、国際線・国内線を運航する国内最大の航空会社。オークランド空港を本拠地とする航空会社で、スターアライアンスメンバーでもあります。
機体のマークは、ニュージーランドのマオリ族の伝統模様とされるシダの芽を表しているそうです。
オセアニア地域を中心に、アフリカ(南アフリカを除く)、中近東(UAEを除く)、ロシア、カナダ(主要都市を除く)以外のエリアへの運行サービスがあります。
ニュージーランドは競合他社が少ないので、航空運賃は高めです。
で・す・が!
航空会社の安全やサービス評価を行う『AirlineRatings.com』で「エアライン・オブ・ザ・イヤー」を5年連続受賞
世界の航空会社を評価するスカイトラックス社のワールド・エアライン・アワードで「ベスト・プレミアム・エコノミー・クラス」を何度も受賞
と、ざっと検索しただけでもどんどん出てくる受賞歴の数々。安全面でもサービス面でも世界的にとても高い評価を受けている会社なんですよ!(ニュージーランド航空プレスリリースを参照)
日本~ニュージーランドの直行便はニュージーランド航空だけ!
2019年1月現在、日本~ニュージーランド間の直行便があるのはニュージーランド航空だけです。
しかし、残念ながらクライストチャーチから日本への直行便はないため、日本からクライストチャーチへ行く場合、日本からオークランド国際空港まで行き、国内線に乗り換えてクライストチャーチに向かうことになります。
今回は、そのルートで私がクライストチャーチから関空に帰ってきた際の搭乗レポートです。日本から行く場合、これの逆パターンになるんだな、と想像しながら読んでみてくださいね☆
クライストチャーチ国際空港
クライストチャーチ国際空港は、ニュージーランドで2番目の乗客数を持ちます。夏は強烈なフェーン現象による風の影響を受けるために、滑走路は十字路に配置されています。
ニュージーランドで2番目の乗客数といっても、とてもこじんまりとしていて静か。一人旅でも利用しやすいと思います。
館内には巨大なパズルやチェスが。子どもが飽きない工夫がされています。
クライストチャーチ国際空港~オークランド国際空港へ移動
オークランド国際空港へ向けて出発します。国内移動なので、搭乗時間は1時間半ほど。
実は今、機内安全の説明中なのですが、天井の画面がまるでミュージックビデオを流しているかのように、CAさんたちが音楽に合わせて踊りながら説明しています(笑)。ニュージーランド航空はとってもフレンドリー!
スナックと飲み物だけのサービスです。チップスかクッキーが選べます。また、途中キャンディのサービスもあります。
機内誌をパラパラとめくっていると、ニュージーランドワインのページが。私の印象ですが、Kiwi(ニュージーランド人の愛称)はお酒が強いです!
ちなみに、オークランドは、クライストチャーチよりマオリ色が濃く、人種のるつぼ。これも私の感覚的にですが、クライストチャーチはヨーロッパ、オークランドはニューヨーク的な雰囲気があると思います。
オークランド国際空港(国内線ターミナル)
オークランド国際空港は、発着便が多いニュージーランド最大都市にあるハブ空港でもあるため建物も大きいです。
到着したのは、クライストチャーチからの国内線の発着場所です。ここから国際線のターミナルに移動する必要があります。
日本国内のどこかから羽田に着いて、国内線ターミナルから国際線ターミナルに移動するイメージですね。
そしてここからが!この搭乗記の最大のおもしろポイント、グリーンラインが登場します。
グリーンラインとは?国内線と国際線のターミナルを結ぶ遊歩道
国内線と国際線のターミナル間は、5:00~22:30まで毎日15分ごとに無料バスが出ます。でも、歩くと約10分で着いちゃいます。
その歩ける遊歩道が通称「グリーンライン」。歩いていく道順に沿ってずーっと緑の線が引いてあるのでそう呼ばれています。
1本バスを逃がしたら次を待つよりも早いので、ミディアム程度のトランクなら歩くのがおすすめです。
グリーンライン上には、ジェットスターなどの看板もあるので一瞬迷うことも。立ち止まっていると「グリーンラインに沿って行けば大丈夫よ!」と誰かとすれ違うたびに教えてくれます。Kiwiはとっても親切です!
もし同行者がいるなら、おしゃべりしながら歩けばあっという間です。長時間フライト前の運動にも◎。
国際線・国内線ともに、ターミナル前広場の地図を確認しておく「あ!ここだ」と気づきやすいのでおすすめです。
オークランド国際空港(国際線ターミナル)
国際線ターミナルに着きました。さすがハブだけあって広いですが、案内がわかりやすいので迷いにくいと思います。
中に入ると、パーシバル・ガルという飛行機の模型が。南大西洋の女性として最初の単独飛行を達成したニュージーランド人パイロットのジーン・バデンの飛行機です。
飛行機を運転するなんてどんな屈強な人かと思いきや、とても美しい人だったそうです。飛行機マニアの方はぜひ検索してみてください。
国際線ターミナル内には、免税店、薬局、カフェ、レストラン、両替施設、チャペル(!)、授乳室や子どものプレイエリア、手荷物預かり所などのほか、シャワーや120分無料のWiFiが利用できます。
世界最強のラグビーチーム、ニュージーランド代表のオールブラックスのお店もあります。インバウンド旅行客にも日本のスポーツ観戦は人気ですが、現地のスポーツ観戦をするのは旅の醍醐味かもしれませんね。
ニュージーランド航空の機内食
ニュージーランド航空では、低グルテン食やアレルギー対応食、ベジタリアン食など「特別食」を事前予約で注文できます。私は今回グルテンフリーメニューを注文。
間違いのないよう、蓋には「GFML」とシールが貼られていました。
こちらが1回目の食事↓。左上から、アプリコットマカロン(ココナツがかかったずっしりとしたケーキ)、ナッツの穀米(コリコリ食感がおいしい♡)、チキンと野菜のソテー(チキンがとっても柔らか!)、なにかの種のパン(食感がおもしろいです)。
2回目の食事↓。左上から、チョコレート&アプリコットマカロン(チョコ感追加♡)、豆入りポテトサラダ(ポテトがぐずぐずにならずに固め食感で好きでした)、魚と野菜のトマトソースソテー(柔らかくておいしい)、種のパン。
この1回目と2回目の食事の間に間食がセットになっていますが、特別食を注文した場合、それも特別バージョンになります。私の場合、グルテンフリーのサンドイッチがセットでした。
グルテンフリーと聞くと、なんだか味気ない食事なんじゃ・・・と想像されがちですが、味もしっかりあって食べごたえがありました。
それから、忘れてほしくないのは世界でNO.1の消費量を誇るアイスクリーム大国NZのバニラアイスクリーム!です。私は食べ損ねてしまい写真がなくてスミマセン・・・。
ニュージーランド航空の魅力
機内誌や空港のいたるところで目にする「Kia Ora」という言葉。これは、マオリ族の使う言葉で「Be healthy」や「Be well」の意味。「Hello」という挨拶がわりにも使われます。
この挨拶をシグネチャーワードにしているとおり、ニュージーランド航空のCAさんはとってもフレンドリーで、ゆったりとサービスを行います。
暇な時はこの飴を配りながら↓よくおしゃべりに付き合ってくれます(しかもかなりしゃべります笑)。
「いやな体験をしない」「いやなサービスを受けない」ことは、その旅が楽しくなるかどうかの大事な要素だと思いますが、ニュージーランド航空ではそんなこと心配する必要もナシ!
ニュージーランドは風が強いために飛行機はまあまあ(1時間~数時間)遅れます(特にNZ発)。でも、待ち時間ものんびり楽しもうかな、と思えるような素敵な航空会社でした!
- まどのよしこ
- 京都出身、大阪神戸育ち後、約20年東京で過ごし、40歳でハッと"婚活"しなきゃと思い始め、気がついたら舞台は海外に。数カ国で婚活の後、ようやくニュージーランドのクライストチャーチにて結婚の為在住。
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