(サムネイル画像:© Toko)
「天国に1番近い島」として、海のイメージが強いニューカレドニア(=ニューカレ)。しかしニューカレは海だけじゃありません!
首都ヌメアから少し足を伸ばせば、日々の疲れを癒やしてくれる雄大な緑が待っています。
トラベル・コンシェルジュが実際に歩いたニューカレの大自然と、そこで出会った超キュートな子!?をご紹介します。
大自然の聖域リビエル・ブルー州立公園
ヌメア市内から車で40分ほど北東に走ると、赤銅色の土と緑に囲まれた大自然が現れます。
ローカルの人達がこよなく愛するリビエル・ブルー州立公園です。
まるでニュージーランドのようです。
ここは政府が管理する自然保護区で、敷地内には紀元前の動植物が残っています。
森の中には散策ロードが整備されているので、ハイキングや、ゲートで自転車を借りてサイクリングをすることもできます。
人の爪と同じくらいの大きさのこの白い実は、松ぼっくりの祖先だそうです。
公園の名前にもなった青銅色の川。
ニッケルが多く含まれている赤土が川の成分と混ざって不思議な色合いを醸し出しています。
大きな湖があり、中央に架けられた長い橋を渡ると、気持ち良い風が吹き抜けていきます。
会えたら1日HAPPY♪幻の鳥カグー
博識なガイドさんに案内されながら、どんどん森の中を進んでいくと…
おや…?
草の陰からひょっこりと姿を見せたのは、青灰色の羽が美しいカグー!
カグーはニューカレの固有種で、世界に約1,500羽しかいないと言われる絶滅危惧種の鳥です。珍しいのは、その生態。
ニューカレには昔からカグーの天敵となるような生物がいないため、鳥に必要なはずの「飛ぶ力」がありません。また、敵に狙われたことがないからなのか、人が近づいても逃げることは滅多にないそうです。
これだけ近づいても逃げません。クリクリしたつぶらな瞳に一目惚れしてしまいました。(写真では黒い瞳に見えますが、実際は赤褐色です。)
カグーは1日公園内を歩いても、出会えないことが多い貴重な鳥。会えるかどうかはアナタの運次第。ニューカレを旅する時は、カグ―探索にチャレンジしてみてください。
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