行ってよかった!オーストラリア観光【人気の名所ランキング】主要都市の見所も紹介

更新:2024/11/27

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オーストラリアは、日本の約20倍の面積を誇り、雄大な自然と野生動物が楽しめる国。そんなオーストラリアの人気観光名所をランキングでご紹介します!さらに観光の拠点となる、シドニー・ケアンズ・メルボルン、他主要都市の特徴をそれぞれ解説します。また、オーストラリア名物や旅行情報までもりだくさん!

 

オーストラリアで人気の観光名所ランキング、トップ16

第1位 ウルル/エアーズロック

高さ348m、周囲9.4kmという世界最大級の砂岩。英名のエアーズロックで知られてきましたが、現在は先住民アボリジニによる呼称ウルルが正式名称となっています。ウルル登山は2019年に全面禁止となりましたが、時間によって色を変える壮大で優美な姿や、近隣にある奇岩群カタ・ジュタの景観など、何度見ても感動する、訪れる価値の高いスポットです。

ウルル/エアーズロック
ウルル/エアーズロック
ウルル/エアーズロック

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第2位 グレートバリアリーフ/ケアンズ

全長約2,300kmにわたる世界最大の珊瑚礁、グレートバリアリーフ。日本列島の長さが約3,000kmと聞けば、その広大さがわかるでしょう。400種類以上の珊瑚がつくる3,500を超える珊瑚礁には、1,500種類以上の魚やジュゴンを含む30種類の海洋哺乳類などが住んでいます。驚くほど多様な海洋生物が織りなす世界をシュノーケリングやダイビングで気軽に楽しんでみてください。

グレートバリアリーフ
グレートバリアリーフ
グレートバリアリーフ

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第3位 グレート・オーシャン・ロード/メルボルン

海岸線沿いに約243kmに渡るグレート・オーシャン・ロードは、壮大な海の眺めが美しいドライブルートです。海にたたずむように取り残された美しい奇岩郡「十二使徒」のほか、「ギブソンズステップ」「ロックアードゴージ」など、石灰岩が波と風による侵食を受けたことで生まれた絶景ポイントが連なります。運がよければ道中で野生のコアラにも出会えます。

グレート・オーシャン・ロード
グレート・オーシャン・ロード

第4位 シドニーオペラハウス/シドニー

重なりあった船の帆のような白い屋根が青い海と空に映える、シドニーの象徴・オペラハウス。造形と構造設計の両面における「人間の創造性の紛れもない傑作」として、世界文化遺産に登録されています。歴史的エピソードを聞きながら館内を見学できる「オペラハウスツアー(日本語案内有)」や舞台裏を覗ける「バックステージツアー」もおすすめ。

シドニーオペラハウス
シドニーオペラハウス

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第5位 キュランダ/ケアンズ

世界遺産「クイーンズランドの湿潤熱帯地域」にあたる世界最古の熱帯雨林キュランダ。木々が生い茂る渓谷を抜けて壮大な滝を望むクラシカルなキュランダ高原列車と、足元に広がる森の豊かさを堪能できるモダンなスカイレール・レインフォレスト・ケーブルウェイで、それぞれ異なった目線から大自然を楽しむのがおすすめです。固有種の動物と触れあえる施設やマーケットなども充実。

キュランダ
キュランダ
キュランダ

 

第6位 ホワイトヘブンビーチ/ウィットサンデー島

ウィットサンデー島にあるホワイトヘブンビーチには、その名の通り天国を思わせる砂浜が7kmにわたって広がっています。純度の高い真っ白な珪砂と、澄んだターコイズブルーの海が描くマーブル模様は、一度はこの目で見たい絶景。ハミルトン島から船で訪れることができますが、水上飛行機など上空からの眺めも最高です。

ホワイトヘブンビーチ

 

第7位 キュランダコアラガーデンズ/ケアンズ

世界遺産の森キュランダにある小さな動物園、キュランダコアラガーデンズ。コアラを抱っこして写真撮影ができることで人気を集めていて、他にもウォンバットやクオッカなどオーストラリアの固有種がたくさん飼育されています。カンガルーやワラビーは、撫でたり餌をあげたりすることもできる、動物好きにはたまらないスポットです。

コアラ

写真はイメージです。

 

 

第8位 ピナクルズ/パース

無数の奇岩が、まるで砂漠から生えているかのように立ち並ぶピナクルズ。カルシウムを含む土壌と雨、樹木の根によって奇跡的に形成された尖塔状の石灰岩が、この類を見ない光景を生み出しています。黄金の奇岩と青空による美しいコントラストはもちろん、夜明けや日没に赤く染まった奇岩と砂上に長くのびる影が作り出す景色も見逃せません。

ピナクルズ
ピナクルズ

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第9位 スリーシスターズ/シドニー

青く煙る山々が美しいブルーマウンテンズ国立公園。最大の見どころが、風化によって尖塔状になった砂岩が並ぶスリーシスターズです。先住民アボリジニの伝説では三姉妹が石に変えられた姿とされ、それぞれ、ミーニ(922m)、ウィムラー(918m)、ガネドゥー(906m)の名で呼ばれています。日中の眺望はもちろん、夜のライトアップも必見の美しさ。

スリーシスターズ

 

第10位 ロットネスト島/パース

パースの沖合約18kmに浮かぶ1周22kmほどのロットネスト島。常に微笑んでいるような顔つきから「地球上で最も幸せな動物」と呼ばれる体長40~50cmの小型のワラビー、クオッカが生息することで知られています。遠浅のコバルトブルーの海に囲まれた島には63を超える美しいビーチがあり、ホエールウォッチングやスカイダイビングも楽しめます。

クオッカ
ロットネスト島

 

第11位 タロンガ動物園/シドニー

コアラやカンガルーはもちろん、タスマニアデビル、ハリモグラ、ウォンバット、カモノハシといった珍しいオーストラリアの固有種に会えるタロンガ動物園。餌をあげたり、間近で撮影したり、ショーの舞台裏を見学できるプログラムが特に人気です。園内のケーブルカー「スカイ・サファリ」からのシドニー湾の眺望もおすすめ。
※新型コロナウイルスの影響によりふれあい系のプログラムは休止となっている場合があります。事前に公式HPでご確認ください。

タロンガ動物園
タスマニアデビル

 

第12位 ハーバーブリッジ/シドニー

シドニー湾にかかるハーバーブリッジは全長1,149m、世界屈指の美しさを誇るシングルアーチの橋です。デッキの高さは52mで電車や徒歩でも渡ることができますが、アクティビティ「ブリッジクライム」では高さ143mのアーチ頂上まで登ることができます。真っ青な海に映えるオペラハウスやシドニーの街を上から眺められる最高のスポットです。

ハーバーブリッジ

 

第13位 ハミルトン島

グレートバリアリーフに点在する74の島から成るウィットサンデー諸島で最も大きく、リゾート施設が充実したハミルトン島。珊瑚礁に囲まれた穏やかで透き通った海では、ダイビングやシュノーケリングはもちろん、セーリング、ジェットスキーなどが楽しめます。有名なホワイトヘブンビーチやハートリーフへの拠点でもあります。

ハミルトン島
ハミルトン島

 

第14位 フィリップ島のペンギンパレード/メルボルン

メルボルンから約140km、本土と橋で結ばれているフィリップ島は、毎晩ペンギンパレードが見られるスポットとして世界的に知られています。オーストラリアの固有種で体長約33cmと世界最小のフェアリーペンギンたちが、海での食事を終え、日没とともに列をなしてビーチに戻ってくるさまは、まさにパレードのようで、愛らしさ満点です。

フィリップ島のペンギン

 

第15位 ボンダイ・ビーチ/シドニー

さらさらの砂浜が1kmにわたって続く、シドニー近郊で最も人気のあるボンダイ・ビーチ。独特のブルーグリーンが美しい海には白波が立ち、サーフィンが楽しめます。お洒落なレストランやカフェが並ぶフォトジェニックな通り、ウォールアート、クージービーチまでの約6kmを断崖沿いに散策できるコースタルトレイルも見逃せません。

ボンダイ・ビーチ

 

第16位 ウェーブロック/パース

高さ約15m、まるで大波が押し寄せてくるような形状のウェーブロック。パースの南東約340kmに位置するこの長さ110mの花崗岩の崖は27億年以上かけて形成されたと言われ、雨で流れ落ちる鉱物による灰色や赤、黄土色と、藻による黒や褐色とが、美しい縞模様を生み出しています

ウェーブロック

 

主要都市と名所マップ

オーストラリア観光マップ

 

シドニー
~ショッピングから世界遺産まで楽しめる街~

オーストラリア最大の都市シドニーは、ビジネスの中心地でありながら、シドニー湾を擁する美しい景観が織りなす開放的な明るさに満ちています。オペラハウスやハーバーブリッジ、入植時の面影を残すロックスといった市内のスポットのみならず、ボンダイ・ビーチや閑雅なリゾートタウンのマンリー、世界遺産ブルーマウンテンズなど、近隣の見どころもたくさん。大都市ならではのショッピングも堪能でき、誰もが楽しめるオーストラリアの玄関口と言えます。

シドニーの街
シドニーの街

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ケアンズ
~森と海、2つの自然遺産が楽しめる街~

オーストラリアの北東に位置し、一年中温暖なケアンズ。美しい珊瑚礁の海・グレートバリアリーフと、世界最古の熱帯雨林・キュランダという、2つの世界自然遺産のアクセス拠点となっており、大自然を満喫したい人にぴったり。グリーン島やハミルトン島といった離島ではマリンアクティビティも充実。キュランダではコアラなど固有種との触れ合いや、鉄道とケーブルウェイからの観光ができるため、動物好き、乗り物好きも心がくすぐられます

ケアンズの街
ケアンズの街

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メルボルン
~古き良き街並みとグルメが堪能できる街~

世界文化遺産の王立展示館をはじめ、19世紀に建てられた欧風のクラシックな街並みと、モダン建築の調和が美しいメルボルンは、街歩き派にはたまらない都市。同時に、オーストラリア随一の美食とカフェ文化が花開き、グルメファンには必ず訪れてほしい街でもあります。また、野生動物の宝庫フィリップ島、奇岩の絶景を楽しめるグレートオーシャンロード、名高いワインの産地ヤラ・ヴァレーといった近隣の観光スポットも充実しています。

メルボルン
メルボルンの街

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ゴールドコースト
~国内随一のビーチリゾートエリア~

白い砂浜に真っ青な海の対比が美しすぎる海岸線が、57kmにわたって続くゴールドコースト。その中心地サーファーズ・パラダイスには、サーフィンや海水浴といったビーチの楽しみだけではなく、グルメからショッピング、ナイトスポットまでタウンの良さもぎゅっと詰まっています。さらに内陸部には、世界遺産のゴンドワナ多雨林群や、ドリームワールドをはじめとする5つのテーマパークもあり、老若男女が満足できること間違いなしのリゾートエリアです。

ゴールドコーストの街
ゴールドコーストの街

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パース
~世界で最も住んでみたいと称えられる美しい街~

例年「世界で最も住みやすい街」のランキング上位に選ばれているパースは、治安もよく、人も街も穏やか。近郊には、ロットネスト島、ピナクルズやウェーブロックのほか、白砂の砂丘ランセリンやオーストラリアアシカの棲むカナック島、フェアリーペンギンに会えるペンギン島など、見どころが盛りだくさん。ジンベエザメと一緒に泳ぐことができるエクスマウスへの玄関口でもあり、地形好き、動物好きにはたまらないエリアです。

パースの街
パースの街

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オーストラリア名物

オージービーフ

オーストラリアを訪れたら一度は食べたいのがオージービーフ。人より牛の数が多いと言われるこの国では、広大な土地に放牧し、自然に育つ牧草を食べさせるグラスフェッドが基本のため、その肉は穀物で育つ和牛よりも脂身が少なく、草の香りがします。価格がリーズナブルなので、ぜひステーキで味わいたいところ。ほか、煮込み料理もおすすめです。

オージービーフ

 

フィッシュアンドチップス

イギリスから移民とともにオーストラリアにやってきた、B級グルメのフィッシュアンドチップス。タラなどの白身魚を高温で揚げたフライと、フライドポテトのセットです。イギリスではモルトビネガーという酢をかけて食べるのが一般的ですが、オーストラリアではタルタルソースとレモンの組み合わせでぜひ試してみてください。

フィッシュアンドチップス

ミートパイ

オーストラリアの国民食とされているミートパイ。日本ではひき肉を使ったものが主流ですが、オーストラリアでは角切りのゴロっとした肉をグレービーソースと一緒に包んだものが一般的。ビーフのほかチキンやラムのパイもあり、時にはマッシュルームや玉ねぎが入っていることも。トマトソースやケチャップをかけて味わうのが現地流です。

ミートパイ

 

オーストラリア旅行情報

【時差】
オーストラリアには3つのタイムゾーンがあり、サマータイムの実施も州によって異なります。主要都市と日本との時差は次の通り。
シドニー・メルボルン[+1時間、サマータイム期間は+2時間]
ケアンズ・ゴールドコースト[+1時間]
パース[-1時間]

【物価】
物価は都市によっても異なりますが、全体的に日本よりやや高め。水500mlでA$2~3(約160~240円)です。

【公用語】
英語

 

観光にはETAS(イータス)による申請が必要

オーストラリアの入国には電子渡航許可(ETA)が必要です。観光目的であれば、3か月以内の滞在に適用される電子入国許可システムETASによる電子渡航許可(ETA)を事前に申請しましょう。公式アプリから申請する場合の費用はA$20です。渡航3日前までには申請しましょう。

 

観光にベストな時期

南半球に位置するオーストラリアの四季は日本と正反対で、12月~2月が夏、3月~5月が秋、6月~8月が冬、9月~11月が春にあたります。ベストシーズンはエリアによって多少異なりますが、観光目的であれば基本的には暑すぎず寒すぎない春と秋、ビーチで泳ぎたいのなら夏がおすすめです。
例外は亜熱帯性気候のケアンズで、12月~5月は雨季にあたりスコールやサイクロンが発生しがち。グレートバリアリーフで遊びたいなら、乾季で春にあたる10月~11月がベストです。

 

観光に必要な日数と費用

/////1都市のみ/////
-観光日数
オーストラリアと日本の間にはほとんど時差がないため、1つの都市で市内観光のみを楽しむのであれば2泊4日間でも十分楽しめます。近郊のスポットにも足を延ばしたい場合は、4泊6日間あると満喫できます。

-旅行費用【4泊6日間の場合】
航空券の価格は時期や航空会社によって大きく変動しますが、直行便は各都市10万円前後はかかります。宿泊代も都市や時期によって異なりますが、平均してスタンダードクラスで1泊8,000円~。4泊6日間で2名1室なら、予算は食事込みで15万円ほど見ておくといいでしょう。オフシーズンに経由便を利用したり、ツアーを利用したりすれば、10万円の予算でも楽しめます。

 

/////国内周遊(2都市)/////
-観光日数
広大なオーストラリアでは、都市間の移動にも時間がかかります。たとえばシドニーからパースは、飛行機で片道5時間ほど必要です。よって、2都市を訪問したい場合は、最低でも各都市2泊の計4泊6日間、近郊のスポットを訪れたいならできれば時間の余裕を見て6泊8日間にしたいところです。

-旅行費用【6泊8日間の場合】
2都市を周遊する場合は、直行便の航空券価格が13万円程度に上がるため、6泊8日間で2名1室なら、予算は食事込みで18万円ほどと考えておきましょう。オフシーズンに経由便やツアーをうまく利用すれば、費用を12万円前後に抑えることもできます。

※旅行費用:別途、観光費やお土産代金がかかります。

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伊藤音々
旅が生き甲斐。これまでに渡航した国は30か国以上、回数は100回超。人懐こさとTOEIC900点の英語力で、現地の方からおすすめを聞き出すことが得意です。英文ガイド&サイトからの幅広い情報収集力も強み。その土地ならではの美味しいものとお酒のためなら努力を惜しみません。自然遺産が特に好きで、趣味はカメラ。

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