遺跡~グルメまで贅沢に楽しむトルコ一人旅【コンシェルジュ編】

更新:2024/04/23

5,310views

東洋と西洋の文化が入り混じるエキゾチックな街並みや、エーゲ海や地中海などリゾート地にも近いトルコ。日本では見られない珍しい遺跡や景観は必見です!

トルコ担当のトラベル・コンシェルジュが魅力をリポート!

親日家で人なつこいトルコ人と変化に富んだ自然景観が魅力

古くから、東洋と西洋の交易拠点として栄えたトルコには、エキゾチックな魅力がたくさん。

中でも人気なのが、ボスポラス海峡を挟んでヨーロッパとアジアにまたがる文明の十字路、イスタンブールと、きのこや動物のような形をした奇岩が並ぶカッパドキアの神秘の景観。

ほかにも、純白の"綿の城"パムッカレの石灰棚、古代ローマの数々の遺跡、エーゲ海や地中海のリゾートなど、一人旅でもまったく飽きることはありません。

また、歴史的背景から親日家がとても多く、街を歩いていると小さな子どもからお年寄りまで「どこから来たの?日本人!?写真撮って!」とモテモテの大騒ぎです。笑

変化に富んだ自然、東西が融合した唯一無二の文化、おおらかで温かい人々が迎えてくれるトルコは、自由気ままな一人旅にぴったり。思い立ったが吉日。さあ、トルコに出かけましょう!

トルコツアーをみる

メトロやトラム、特急列車など交通網は発達しています!

イスタンブールは、メトロ(地下鉄)、トラムヴァイ(路面電車)、マルマライ(近郊列車)、バス、タクシー、高速船、水上バスなど、さまざまな交通機関が活躍しています。

市内交通のチケットには、ほとんどの交通機関で利用できる回数券(1~10回まで)、トラムヴァイやメトロ、連絡船で利用できるジェトン(コイン型1回チケット)があります。

旅行者が重宝するのは、ほとんどの交通機関で使えるプリペイド式のチケット『イスタンブールカード』。

使い方は日本のSuicaと同様で、バスターミナルやメトロ駅で購入、チャージができます。割引料金が適用され、チケットを買い直す手間もないので、これ1枚あれば縦横無尽に街歩きを楽しめます。

海も山もグルメが盛りだくさん!食べ歩きもおすすめ

黒海やエーゲ海、地中海の豊富な海の幸と、アナトリアの大地が育む山の幸がふんだんに使われたトルコ料理は、さまざまな民族の食文化が融合し、世界三大料理のひとつともいわれるほど。

手軽にぱっと食べられるB級グルメから、本格的なレストランでいただくオスマン宮廷料理まで、どこのレストランもおいしいのがトルコ料理の魅力です。

また、やっていただきたいのはズバリ食べ歩き!イスタンブールには食べ歩きグルメがたくさんあります!

日本でもおなじみドネルケバブは、ラップサンドやバゲッドサンドでいただくのがおすすめ。

そのほか、ハンバーガーをスチームマシンで温めたケチャップ味の濡れバーガー、エミノニュ桟橋名物サバサンド、オリーブやコーン、サラミなどのトッピングが選べるベイクドポテトのクムピル、レモンをかけていただくムール貝のピラフ詰めミディエ・ドルマス、のびーるトルコアイスなど、まだまだ日本では知られていないグルメがたくさんあります!

一人だからこそ、自分だけの特等席でお手軽グルメを召し上がれ。

カッパドキアに滞在するなら、洞窟ホテルはいかが?

カッパドキアに泊まるならぜひ経験してもらいたいのが、この土地ならではの洞窟ホテル。

その昔、俗世間を逃れたキリスト教徒たちが移り住み、敵対していたアラブやペルシアから身を守るために地下都市を造りました。

オスマントルコの時代になると、イスラム教徒たちは洞窟の入り口に石造りの開放的なテラスを設け、冬は暖かい洞窟の中で、暑い夏は涼しいテラスで快適に暮らしました。

保湿性に優れた洞窟内には何ヶ月も食料を保存し、暗く涼しい場所は貯蔵庫として利用するなど、乾燥したアナトリアの大地での生活の知恵が詰まっています。

特におすすめしたいのは、蛇口をひねればワインが出てくる夢のような『ワインの泉(飲み放題!)』がある『アナトリアン・ハウス』、かつての集落をまるごと洞窟ホテルに改装した『カヤカピ・プレミアム・ケイブス』、見晴らしの良い高台からカッパドキアの絶景を望む『ミルストーン・ケイブ・スイーツ』の3つです!

→Anatolian Houses Suite Cavesに泊まる!

→Kayakapı Premium Cavesに泊まる!

トルコ旅に欠かせない便利グッズはスカーフやストール

女性がモスクに入る際に必要で、日よけや防寒にも大活躍するスカーフやストール。日本からお気に入りを持って行くのもいいですが、バザールで買うのもおすすめです。

刺繍が施されたものやオスマンアンティーク調の柄など、トルコ限定の柄に挑戦してみては?

カッパドキアなどの内陸部はとても日差しが強いので、帽子やサングラス、日焼け止めなどの対策も万全に。空気が乾燥しているので、リップクリームや保湿クリームもあると便利です。パムッカレの遺跡が沈む温泉プールに入りたい方や、トルコ式風呂ハマムを体験したい方は、水着もお忘れなく!

トルコが女子一人旅にもおすすめなのは、なんといっても交通手段が発達していること。街歩きがしやすいと気軽に遠出もできるから、旅のプランが充実します!ベーシックなルートにぜひ、自分だけのオプションプランもプラスして、素敵な旅を楽しんでくださいね。

▼旅工房の一人旅ツアーはこちら

旅工房世界遺産・秘境セクション
旅工房の世界遺産・秘境担当トラベル・コンシェルジュが、世界遺産・秘境の最新情報をご紹介します!

このライターの記事一覧

AREA

地域


閉じる