伊江島「沖縄本島から日帰りOK」おすすめ観光9選+島内の交通手段・フェリー情報まで【完全ガイド】
更新:2021/10/21
49,999views
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、営業時間が変更になっている可能性があります。お出かけの際は各スポットにご確認ください。
今回は、沖縄本島から北西9kmの場所に位置する、日帰りできる人気の離島「伊江島」を紹介します。グルメ情報や島内の移動手段、本島からのアクセスなど、観光に役立つ情報が満載。島内では、美しい自然と調和した地元の人々の生活を身近に感じられ、本島とは違った魅力を感じられることでしょう。ホテルも多数あるので、泊まりがけでの観光もおすすめ。参考にしてくださいね。
沖縄本島から船で約30分の楽園「伊江島」ってどんな場所?
沖縄本島から約9km、本部港フェリーで約30分。日帰りできる距離に位置する伊江島は、本島からも見える岩山「城山(ぐすくやま)」がシンボルとなっている周囲約22.75kmの島です。
澄み渡る青い海と白浜のビーチが何よりの魅力で、島特有の自然を活かしたアクティビティが多数行われています。防空壕となった沖縄独自の聖域など戦争にまつわる史跡のほか、伊江牛やラム酒といった特産品も見逃せません。
伊江島で見逃せない!観光スポット9選
ニィヤティヤガマ
伊江島南西部海岸線に数多く存在する洞穴のひとつ。たくさんの人が集まれる大きさから「千人ガマ(洞)」とも呼ばれ、地元の人々から聖域として大切にされてきました。
内部には「力石」と呼ばれる石があり、持ち上げると子宝祈願にご利益があると言われています。なお、戦時中は防空壕としても使用されました。
アクセス《車》伊江港から約5分《バス》伊江港からバスで約5分、バス停「西崎入口バス停」から徒歩約10分
城山(ぐすくやま)
島の中央付近にある標高172mの岩山は、7千万年前に現れた伊江島のランドマークで「伊江島タッチュー」と呼ばれます。その姿は烏帽子のような独特の形をしており、沖縄本島や海上からの目印として、古くから親しまれてきました。
山のふもとには無病息災、航海安全、豊作などを祈願する聖域「城山御獄(ウタキ)」という拝所があり、島の守り神とされています。登山も可能で、急な階段を20分ほどかけて山頂に到着すると、伊江島全体を見渡せる絶景が楽しめます。
アクセス《車》伊江港から約10分《バス》伊江港からバスで約5分、バス停「中央公民館前」から徒歩約5分
電話番号0980-49-2906(伊江村役場商工観光課)
URLhttps://iejima.okinawa/kankou/%e4%bc%8a%e6%b1%9f%e5%b3%b6%e3%82%bf%e3%83%83%e3%83%81%e3%83%a5%e3%83%bc/(伊江島観光協会)
湧出(わじぃー)・湧出展望台
「わじぃー」は現地の言葉で「湧出」のこと。60m以上連なる断崖絶壁の海岸線から湧く水は古くから生活用水として使用され、島の暮らしを支えてきました。湧出展望台からは、干潮時に湧水の噴出地点を臨むことができます。
また、海岸線の独特な地形に波が打ち付ける迫力ある様子や、美しいサンゴ礁を見下ろすことができ、晴れた日には遠くに伊平屋島や伊是名島が見えることも。
アクセス《車》伊江港から約10分《バス》伊江港からバスで約10分、バス停「真謝入口」から徒歩約15分
電話番号0980-49-2906(伊江村役場商工観光課)
湧出https://www.iejima.org/document/2015011000114/(伊江村役場)
湧出展望台https://www.iejima.org/document/2015011000121/(伊江村役場)
リリーフィールド公園
4月下旬から5月上旬にかけて行われる「伊江島ゆり祭り」が有名な公園。シーズンには、伊江村の花であるテッポウユリが約100万本咲き乱れるほか、100品種のユリも開花し、圧巻の花畑が目の前に広がります。公園内東側には海岸特有の植物が生い茂るハダ植物群落や、旧石器時代の遺跡「伊江島カダ原洞穴遺跡」があり、ゆっくりと散策するのもおすすめです。
アクセス《車》伊江港から車で約10分
電話番号0980-49-2906(伊江村役場商工観光課)
伊江島ビーチサイドホースパーク
【初心者大歓迎!】徒歩1分で美しいビーチへ。聞こえるのは風の音と波の音そして鳥の鳴く声。そんな静かなビーチで馬との癒やしの時間を楽しんでみませんか?特におすすめのメニューは、5月~10月中旬限定で行っている「馬と泳ごう!海うま遊び」。馬にまたがって海中を散歩したり、尻尾につかまって泳いだりできます。小学1年生から参加可能なので、ファミリーにもおすすめ。忘れられない特別な思い出が作れそうですね。また「1グループ貸し切り制」のため、他の方を気にすることなく楽しめます。
伊江ビーチ
伊江島の東側、伊江村青少年旅行村内にあるビーチでは、透き通った美しい海と白い砂浜を堪能できます。夏季は遊泳も可能で、海水浴客で賑わいます。青少年村内はよく整備され、浜辺に沿ってモクマオウの林が生い茂り、売店やシャワー、ビーチバレーコートなどの設備が揃っています。オートキャンプ場もあるので、満天の空の下、波音を聴きながら夜を明かすことも可能です。
アクセス《車》伊江港から約5分
料金入場料 大人:100円、子ども:50円
電話番号0980-49-5247(青少年村管理棟)
営業時間09:00~18:00
伊江島ハイビスカス園
伊江島で交配されたオリジナル品種をはじめ、世界的に珍しい品種も含めた1,000種類以上のハイビスカスが栽培されている観光施設。園内のフォトジェニックなハイビスカス畑や、野鳥の森などは入場無料。それぞれのエリアを繋ぐ道沿いにもハイビスカスが植えられているので、散策するだけでも楽しめますよ。園内にはレストランやパークゴルフ場が併設されています。
アクセス《車》伊江港から約15分
料金ハイビスカス展示棟入場料 大人:300円、中学・高校生:200円、小学生:100円
電話番号0980-49-5850
営業時間09:00~17:00
伊江島物産センター
伊江港ターミナル内にある特産品販売所です。伊江島産サトウキビを使って作られるラム酒の「イエラム サンタマリア」、湧水で作られた「イエソーダ」など、本島とは違った魅力のある特産物が並びます。伊江島名物がまとめて手に入るので、本島へ帰る前に立ち寄ってみてくださいね。
伊江島蒸溜所
伊江島産のサトウキビだけを使ったラム酒「イエラムサンタマリア」をメインに製造している伊江島蒸留所。事前に申し込むと蒸留所内を見学することができます。見学は30分~1時間程度、実際に圧搾や蒸留の機械が稼働している様子を見ながら、スタッフが丁寧に説明してくれます。最後には試飲もできるので、気に入ったらぜひ購入してみましょう。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため蒸留所の見学を休止中。再開の時期はHPをご確認ください。
アクセス《車》伊江港から約5分
電話番号0980-49-2885
営業時間09:00~17:00、休み:土・日・祝※見学は土・日・時間外も相談可、要予約
関連記事
【2022】沖縄の離島おすすめトップ13~綺麗な海は?日帰りで行ける離島は?~
2023年01月23日
231,114view
関連記事
沖縄「すごい綺麗!」おすすめビーチ、ランキング15~海の水質や海開き、設備情報まで~
2024年04月22日
406,325view
絶品料理に舌鼓!おすすめのグルメ&レストラン
にしんすに【レストラン】
伊江ビーチにある海の家は、食事にも定評があります。名物おばあが作る「にしんすにそば」は、3種の豚の豚骨からとるダシと鰹ダシが効いたスープが自慢のソーキそば。丼からはみ出すほどに大きな、とろとろの三枚肉と結び昆布が載ったボリューム満点の逸品です。伊江島産サトウキビを100%使用し、3日かけて仕込んだ特製の黒蜜が自慢の「沖縄黒糖ぜんざい」も見逃せません。
伊江島のじーまみ甘納豆【名物グルメ】
伊江島名物の1つである落花生は、現地の言葉で地豆を意味する「じーまみ」と呼ばれています。柔らかくて香ばしいと評判の伊江島産落花生を100%使った「じーまみ甘納豆」は、豆の選別から加工まで全て手作業で行い、手間ひまかけて作られています。大粒の甘納豆を食べると、芳醇な落花生の旨みが口の中いっぱいに広がります。上質な美味しさで、お土産にもおすすめです。
紅芋チップス【名物グルメ】
沖縄名物として知られる紅いもはポリフェノールやビタミンC、食物繊維が豊富で、美容を気にする方に特におすすめです。伊江島の強い日差しと上質な土壌で育った紅いもはどっしりと大きく、しっとりとした食感が特徴。そんな伊江島産紅いもを薄くスライスし、植物油で揚げた「紅いもチップス」は、カリカリとした食感や優しい甘さが癖になる、伊江島土産の定番品です。
関連記事
【沖縄料理25選♪】沖縄を代表する料理から家庭料理・スイーツまで一挙紹介
2023年08月22日
611,931view
伊江島内の移動手段
レンタルバイク
伊江島は周囲22.4kmの小さな島なので、バイクでも十分観光が可能です。バスのように出発時刻を気にすることもなく、車よりも小回りが利くため、バイクで効率的に散策してみましょう。ただし、日差しが厳しい時期には日焼けや熱中症に十分注意しましょう。
【TM.Planning】
https://tmp.co.jp/carrental/
料金:原付(50cc)4~24時間まで3,500円
レンタカー
お年寄りや子ども連れでのバイク・自転車の移動は避けたい時や、エアコンの効いた車内で快適に観光したい場合はレンタカーがおすすめです。台数が限られること、ハイシーズンは割高になることを考慮し、事前に確認・予約しておくと良いでしょう。島内では以下の会社がレンタルを行っています。
【伊江島観光バス株式会社】
http://iejima-bus.com/
料金:6時間3,000円〜
【TM.Planning】
https://tmp.co.jp/carrental/
料金:6時間4,100円〜
移動手段の変わり種として、電動ミニカーもあります。ジープの形をしたおしゃれな電動ミニカーは、さわやかな風を感じながら運転ができるうえ、走行音が静か。友人との会話を楽しみながら、島内移動ができますよ。ミニカーといっても、普通自動車の免許が必要なので、注意してくださいね。
【TM.Planning】
https://tmp.co.jp/carrental/
電動ミニカー料金:3時間3,300円~(2名以上の場合)
電動キックボード:1時間1,000円~(2名以上の場合)
島内には路線バスが通っていますが、通常期は1日に6本しか運航していないため、観光する場所や時間配分に注意する必要があります。また、路線バスは1方向にしか走っていないため、ルートから外れる場所に行こうとする場合、かなりの距離を歩くこともあるでしょう。主要な観光スポットには行けますが、上記の理由からバスだけの移動はあまりおすすめできません。
またレンタサイクルで余すことなく周遊するには島は広すぎるので、かなりの体力を消耗します。小さな島とはいえ、体力や時間に余裕がない場合は自転車だけの移動も避けた方が無難でしょう。
伊江島までのアクセス(フェリー)
沖縄本島本部港発のフェリーは通常期で08:00〜16:00の間に1日4便、夏季や年末年始には増便されます。料金は片道大人730円、子ども370円。
往復では大人1,390円、子ども710円となっています。時刻表は下記のリンクから確認できます。
伊江村公式サイト
フェリーには車も載せられるので、本島で借りたレンタカーで移動することも可能。車両運賃は片道2,530円、往復4,810円からで、車の大きさごとに料金が変わります。
沖縄本島から本部港までのアクセス
沖縄本島の那覇空港から、フェリー乗り場の本部港までの交通手段を紹介します。
【那覇空港からアクセス可能なバス】
●沖縄エアポートシャトルリゾートライナー(恩納村・名護市・本部町経由)
●やんばる急行バス(空港発-運天港行)
●路線バス(系統番号117番高速バス [美ら海直行])
上記のいずれかに乗車して約1時間半~2時間。
ほかの路線バスで名護市までアクセスし、本部町行きに乗り換える方法もありますが、2~3時間かかります。
那覇から車で本部港に駐車する場合は、78台駐車可能な本部港立体駐車場が利用できます。周辺にも無料駐車場がいくつかありますが、本部港までは少し歩くため注意しましょう。
関連記事
【那覇空港】利用案内!レンタカー・免税店も+沖縄の「全空港」まとめ
2021年08月30日
5,673view
伊江島のおすすめ宿
THE FORCE(ザ・フォース)
海水浴で人気の伊江ビーチにも程近い、海岸沿いの1日1組限定のグランピングリゾート。広々としたウッドデッキの上に建つゴージャスなドームテントからは、青い海が一望できます。
食事はテント横テラスにて専属スタッフがサーブ。伊江島産もずくやゴーヤ料理、新鮮な魚を使ったカルパッチョなど、沖縄や地元の食材にこだわったメニューが並びます。ドリンク類は全て飲み放題で気兼ねなく滞在できますよ。無人島にいるようなプライベート空間で、贅沢な時間を過ごしてみませんか?
沖縄の関連記事
関連記事
沖縄観光【旅のプロも大絶賛!】おすすめスポット45選+2つのモデルコース(地図付き)
2022年06月10日
153,759view
関連記事
【絶景&おしゃれ】沖縄の人気カフェ20選「海が見える」「SNS映えする」店を地域別に紹介♪(マップ付き)
2024年01月29日
148,306view
関連記事
【決定版!】沖縄のお土産40選♪定番&ばらまき系お菓子から女子ウケ抜群のコスメ雑貨まで一挙紹介
2022年01月26日
196,018view
関連記事
那覇観光で絶対訪れたい【人気&空港周辺スポット】27選!1日モデルコースやグルメ情報も網羅
2021年10月07日
182,227view
関連記事
美浜アメリカンビレッジを楽しみつくす!見どころ、おすすめを旅ツウがガイド
2022年08月24日
368,955view
- 旅Pocket 編集部
- 旅Pocket編集部です。「ポケット」に入れて持ち歩きたくなるような、見るたびにわくわくする国内・海外情報をお届けします!
AREA
地域
-
世界共通
-
国内
-
アジア
-
インド洋
-
ハワイ
-
ミクロネシア
-
ヨーロッパ
-
中南米
-
中近東
-
北アメリカ
-
南太平洋・オセアニア
-
カリブ海
-
クルーズ