長崎旅行で【ご当地グルメ】が食べたい!ちゃんぽん・皿うどん・カステラなど…名物の人気店を「厳選」してご紹介
2021/12/15
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この記事では、ちゃんぽんやトルコライス、佐世保バーガーといった長崎ならではの名物料理が楽しめる名店や、お土産にぴったりのスイーツや地酒を紹介します。海に囲まれ、昔から海外との交流が盛んな長崎県のご当地グルメは、どれも異国情緒あふれる絶品ばかり。近海でとれた新鮮な魚介もおすすめです。観光と一緒にグルメもたっぷり満喫しましょう!
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、営業時間が変更になっている可能性があります。お出かけの際は各スポットにご確認ください。
【ちゃんぽん&皿うどん】長崎グルメの代名詞
【長崎市】ちゃんぽんの老舗中の老舗「四海樓」
明治32年(1899)創業の中華料理の老舗。初代店主が福建省の料理「湯肉絲麺」を日本風にアレンジして考案したものが、ちゃんぽんのルーツです。
四海楼のちゃんぽんの魅力は、鶏ガラと豚骨のだしに野菜のうまみが溶け込んだスープ。魚介の具と太麺によく絡み、唯一無二の美味しさを生み出しています。2階のちゃんぽんミュージアムでは、ちゃんぽんや皿うどんの歴史がわかる展示を楽しめます。
中華料理 四海樓
アクセス《車》長崎ICから約7分《電車》長崎電気軌道5系統「大浦天主堂電停」からすぐ
料金ちゃんぽん:1,080円(税込)、皿うどん(太麺):1,080円(税込) 他
電話番号095-822-1296
営業時間11:30~15:00、17:00~21:00(ラストオーダー:20:00)
【長崎市】パリパリの超細麺がたまらない!「蘇州林」
人気観光スポット「長崎新地中華街」にある名店。ちゃんぽんも絶品ですが、こちらの皿うどんは長崎一細い麺といわれています。
軽やかな食感のパリパリの細麺と、とろっと麺にからむ、まろやかなあんのあっさりとした塩味が絶妙なハーモニーを奏で、やみつきになること間違いなし!五島の車エビや島原の豚肉など長崎の具材が勢ぞろいした「上皿うどん」が、旅気分を盛り上げてくれます。
ちゃんぽん・皿うどん店
アクセス《車》長崎ICから約10分《電車》長崎電気軌道1・5系統「新地中華街電停」から徒歩3分
料金上皿うどん:1,480円(税込)、上ちゃんぽん:1,480円(税込) 他
電話番号095-823-0778
営業時間11:00~20:30(ラストオーダー)、休み:水
【トルコライス】人気の洋食がワンプレートで!
【長崎市】ボリューミーなメニューが豊富「カフェ オリンピック」
「浜町アーケード」にある、昭和レトロな雰囲気の喫茶店。定番の「トルコライス」は、デミグラスソースがかかったとんかつとスパゲッティ、サフランライス、千切りキャベツをひと皿に盛り合わせたボリューミーな一品です。その他にも「ハンバーグトルコ」「唐揚げトルコ」、約3kgもある「メガトルコ」など様々なバリエーションが楽しめます。ひときわ目をひく、タワーのような巨大パフェも名物です。
アクセス《車》長崎ICから約10分《電車》長崎電気軌道1系統「観光通電停」から徒歩3分
料金トルコライス:1,320円(税込)、120cm 長崎夢タワー(パフェ):7,722円~9,504円(税込) 他
電話番号050-5487-8151
営業時間11:00~21:00(ラストオーダー:20:30)
【長崎市】長崎市民にも愛される老舗「ツル茶ん」
創業は大正14年(1925)、九州最古といわれる喫茶店では、いつも観光客や長崎市民でにぎわっています。「昔懐かしトルコライス」はバターライスとナポリタンにポークかつを載せカレーソースをかけた”いいとこどり”の看板料理。牛ヒレの黄金焼きが乗った豪華な「トルコ三四郎」など、個性的なネーミングのアレンジメニューも揃っています。
食後には、長崎の名物で初代店主が考案した”食べるミルクセーキ”「元祖長崎風ミルクセーキ」がおすすめ。練乳とレモンを隠し味に昔ながらの手作りで仕上げたミルクセーキは、夏のみならず1年を通して人気で、テイクアウトも可能です。
アクセス《車》長崎ICから約10分《電車》長崎電気軌道1・4系統「思案橋電停」からすぐ
料金昔懐かしトルコライス:1,380円(税込)、元祖長崎風ミルクセーキ:720円(税込) 他
電話番号095-824-2679
営業時間10:00~21:00(ラストオーダー)、休み:元旦
URLhttps://www.nagasaki-tabinet.com/eat/64362(長崎県観光連盟 長崎県文化観光国際部観光振興課)
【長崎市】郊外のトルコライスの聖地「洋食屋 向日葵亭」
長崎市の中心部から少し離れたところにある向日葵亭は、トルコライスファンから支持の高い隠れた名店。ピラフには特製和風たれが使われており、炒めたタマネギの甘みが特徴のカレーソースと絶妙なハーモニーを奏でています。さっぱりとしたヒレカツとの相性も抜群。スパゲッティのソースはトマトとミートの2種類から選べるのもうれしいポイントです。子ども用のトルコライスもあります。
アクセス《車》女の都ICから約20分《バス》JR長崎本線「道ノ尾駅」からバスで約25分、バス停「京泊」から徒歩約10分
料金向日葵風トルコライス:1,250円(税込)、お子様トルコライス(おもちゃ付き):690円(税込) 他
電話番号095-840-1860
営業時間11:00~21:30(ラストオーダー:21:00)、休み:不定休
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【佐世保バーガー】佐世保のソウルフード
【佐世保市】佐世保バーガーのカリスマ店「ハンバーガーショップ ヒカリ」
佐世保基地からほど近い場所にある、昭和26年創業の老舗。九州グルメグランプリ2位にも輝いたことがあり、美味しさはお墨付きです。作り置きはせず注文が入ってから作るので、いつでもできたてアツアツのハンバーガーをいただくことができます。
おすすめはジャンボチキンスペシャルバーガー。甘めの自家製マヨネーズがジューシーなお肉とたっぷりの野菜に絡んだ絶品です。
アクセス《車》佐世保中央ICからすぐ《電車》松浦鉄道西九州線「佐世保中央駅」から徒歩約15分《バス》松浦鉄道西九州線「佐世保中央駅」からバスで約3分、バス停「佐世保市総合医療センター入口」から徒歩約2分
料金ジャンボチキンスペシャルバーガー:730円(税込)、ジャンボデラックスバーガー:810円(税込) 他
電話番号0956-25-6685
営業時間10:00~20:00、休み:水、お盆、年始
【佐世保市】ベーコンエッグバーガー発祥店「佐世保バーガー Big Man」
年間10万人が来店するという人気店。厳選した豚肉を使い120時間かけて作られているこだわりのベーコンがこの店の自慢です。ベーコンエッグバーガーの発祥店としても知られています。1番人気はベーコンエッグバーガーにチーズが入った全部入りの「スペシャルバーガー」。自家製ベーコン、島原産のこだわり卵、スパイスがたっぷり入ったパティが使われているほか、リンゴ酢入りのマヨネーズも味の決め手になっています。
佐世保 上京町本店
アクセス《車》佐世保中央ICから約5分《電車》松浦鉄道西九州線「佐世保中央駅」から徒歩約3分
料金スペシャルバーガー:800円(税抜)、佐世保バーガー KING:1,450円(税抜) 他
電話番号0956-24-6382
営業時間10:00~21:00、休み:不定休
【海鮮】春夏秋冬で旬のものが味わえる
【長崎市】地元産の魚介を満喫「海鮮市場 長崎港」
長崎港周辺のベイエリアの複合施設「出島ワーフ」にある海鮮居酒屋。地元産の魚介類を中心に新鮮な食材をたっぷり味わえます。店内には大きないけすがあり、魚をすぐに調理してくれるのも魅力の1つです。
おすすめは「地げ丼」。「地元のもの」という意味の長崎の言葉「じげもん」が由来の丼で、長崎漁港で水揚げされたイカやタコ、エビ、ハマチなどが豪快に乗っています。
出島ワーフ店
アクセス《車》長崎ICから約7分《電車》長崎電気軌道1系統「出島電停」から徒歩5分
料金地げ丼:1,892円(税込)、お寿司定食:1,298円(税込) 他
電話番号095-811-1677
営業時間11:00~22:00
【長崎市】郷里のお酒とグルメの宝庫「多ら福亜紗(たらふくあさ)」
思案橋の近くにある、創作居酒屋です。地元民の間で評判となり、観光客や女性からも高い人気を得ています。海の幸をふんだんに楽しめるお造りの内容は、その日のお楽しみ。馬刺しやクジラ、地鶏焼きなどお肉のメニューも充実しており、どれもお酒に合うものばかりです。多ら福オリジナルの焼酎(芋・麦)のほか地酒も多数揃っているので、長崎の食もお酒も丸ごと満喫できますよ。
アクセス《車》長崎ICから約10分《電車》長崎電気軌道1・4系統「思案橋電停」から徒歩2分
料金馬刺:1,200円(税込)、つぼ鯛のみりん干し:950円(税込) 他
電話番号095-832-8678
営業時間17:00~翌01:00、休み:不定休
【うどん・そば・そうめん】地域こだわりの麺料理
【五島市】五島うどんの代名詞的存在「五島手延うどんおっどん亭」
長崎港から高速船・ジェットフォイルでアクセスできる五島列島。島の名物といえば、麺が伸びないように椿油でコーティングされた五島うどんです。煮立った鍋から直接うどんをすくい、生卵にがんこ親爺こだわりの”めんつゆ”をいれて味わう「地獄炊き」が定番の食べ方です。
五島うどんの伝統を受け継ぐ中本製麺が運営する、うどんの店「おっどん亭」では「地獄炊きうどん」のほか、甘辛く煮込んだ牛肉をのせた「肉うどん」も人気。できたて、茹でたてのアツアツをお腹いっぱい堪能しましょう。物販コーナーも充実しています。
アクセス《車》福江港から約10分
料金地獄炊きうどん(単品):700円(税込)、肉うどん:750円(税込) 他
電話番号0959-72-4846
営業時間11:00~14:30、休み:火|売店:09:00~17:00
【島原市】そうめん流しをエンジョイ!「本村商店」
島原そうめんの由来は諸説ありますが、その一説は江戸時代に遡ります。唐から長崎へ渡来した僧侶の持ち込んだ「そうめん」により、島原そうめんが生まれたといわれています。その特長は、コシが強く、煮くずれしにくいこと。
本村商店では、地下70mから汲み上げた天然水でそうめんを流しながらいただく「そうめん流し」が春から秋にかけて楽しめます。この清らかな湧水で獲れたニジマスの塩焼きが味わえるのも魅力です。
アクセス《車》三会ICから約3分《鉄道》島原鉄道「三会駅」から徒歩約30分
料金ソーメン:500円(税込)、マス塩焼:600円(税込) 他
電話番号0957-62-3448
営業時間4月下旬~8月:10:00〜21:00、9月:10:00〜18:00、休み:9月下旬~4月下旬
※年によって変更あり
【カステラ・スイーツ】甘いものは別腹!
【長崎市】ザラメの食感が特徴のカステラ「福砂屋本店」
画像提供:カステラ本家 福砂屋
福砂屋は寛永元年(1624)の創業以来、卵の手割から材料の混合・生地の撹拌・焼き上げまでの全工程を1人の職人が一貫して手づくりで仕上げる製法を守り続けているカステラの老舗です。
長崎カステラの特徴のひとつ、カステラの底にあるシャリとした食感は、材料を撹拌する際、ザラメ糖の角を擦り減らしながら生地になじませ、その一部を底の方に残すという福砂屋の手づくりならではの製法から生まれます。
福砂屋本店
アクセス《車》長崎ICから約10分《電車》長崎電気軌道1・4系統「思案橋電停」から徒歩2分
料金カステラ(小切れ0.6号):1,188円(税込)、オランダケーキ(小切れ0.6号):1,188円(税込) 他
電話番号095-845-2938(お問合せ窓口)
営業時間09:30〜17:00
【長崎市】日本初のチョコレートカステラ「松翁軒本店」
長崎県と福岡県にのみ店舗を構える、地元民によく知られたカステラ店です。様々な商品の中でも人気の「チョコラーテ」は、明治中期に考案された日本初のチョコレートカステラといわれています。ケーキのようなしっとりとした口どけと、濃厚なチョコレートの風味を味わえます。
レンガ造りの建物が印象的な本店では、まるで豪華なサロンのような2階の喫茶室「セヴィリヤ」で、同店のカステラや和菓子をいただくことができます。
松翁軒本店
アクセス《車》長崎ICから約10分《電車》長崎電気軌道3・4・5系統「市民会館電停」からすぐ
料金チョコラーテ 1号・1本:1,890円(税込)、五三焼カステラ (半棹):1,458円(税込) 他
電話番号095-822-0410
営業時間09:00~18:00、喫茶室:11:00~17:00
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【長崎市】特製生クリームのフルーツサンド「カフェ&バー ウミノ」
場所は、アクセス抜群の長崎駅の商業施設アミュプラザ!昭和30年(1955)に長崎初のトリス・バーとして創業した老舗喫茶店がルーツのカフェバーです。
人気No.1は「フルーツサンドウィッチ」。自家製生クリームと季節の果実のコンビネーションが、コーヒーや紅茶とぴったりです。口の中で甘く広がる優しい口溶けの、卵と練乳と氷が合わさった「食べるミルクセーキ」もおすすめです。
カフェ&バー ウミノ
アクセス《車》長崎ICから約10分《電車》JR長崎本線「長崎駅」からすぐ
料金フルーツサンドウィッチ:800円(税込)、食べるミルクセーキ:720円(税込) 他
電話番号095-829-4607
営業時間11:00~21:00(ラストオーダー:20:15)
【地酒】美味しい料理と一緒に堪能
まろやかな飲み口の馬鈴薯焼酎「じゃがたらお春」
「じゃがたら」とはじゃがいもの語源。長崎の有名な日本酒「長崎美人」の蔵元・福田酒造が作る、長崎県産の馬鈴薯(じゃがいも)が原料の珍しい焼酎です。じゃがいもの生産量が国内2位の、長崎ならではの焼酎としてお土産にも人気です。
じゃがいもの香りがふわっと広がり、まろやかなのにすっきりとした後味。芋の香りをより楽しみたい人にはお湯割りがおすすめです。
ラベル文字はさだまさし!日本酒「精霊流し」
長崎県出身のフォークシンガー、さだまさしの名曲『精霊流し』の名を冠した日本酒。ラベルの文字も本人の直筆です。作っているのは元禄元年(1688)に創業した佐世保の蔵元・潜龍酒造。
敷地内にある昔ながらの建築物は、かつて平戸藩のお殿様も泊まったという本陣跡で、長崎県指定有形文化財にもなっているほど歴史ある酒蔵です。「精霊流し」は、出荷時にアルコール度数を調整するために水を加える「割り水」を施さない「原酒」で販売中。辛口で原酒の豊かなコクが口いっぱいに広がります。
すっきりとした甘みで飲みやすい「はねぎ搾り(純米吟醸酒)」
島原半島の蔵元・吉田屋が誇る、はねぎ搾り製法で作られた地酒。撥(は)ね木と呼ばれる約8mの巨木を用い、てこの原理で圧搾する昔ながらの作り方です。しかしコストがかかることから、今となっては全国の酒蔵の中でも数少ない製造法となりました。
機械では出せない雑味のない味わいが特徴で、華やかな香りと甘みが楽しめる辛口に仕上がっています。アルコール度数が14度と、飲みやすさにも定評があります。
長崎市内の名店マップ
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