蔵王温泉

また行きたくなる【東北おすすめ温泉地!】ランキングTOP15(2022)宿もご紹介

更新:2023/01/11

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寒い冬は東北に。一度行っただけでは飽き足らない、東北の数ある温泉地の中からおすすめの温泉地を厳選してランキングにしました。温泉で大切な泉質、周辺の観光スポットも!実際に行った人の口コミも参考に、次に行く温泉の参考にしてください。

【東北】おすすめ温泉ランキングトップ15

旅行会社旅工房の旅pocket編集部が厳選した、東北でおすすめの温泉地をランキング形式でご紹介します!名将も愛したといわれる温泉地や江戸時代から親しまれる温泉地まで必見です。

1位/蔵王温泉【山形県】

蔵王温泉

効能:慢性皮膚病、慢性婦人病、冷え性、疲労回復など
泉質:硫黄泉

日本武尊(やまとたけるのみこと)の家臣が発見し、約1,900年の歴史を持つ蔵王温泉。掘って湧いたのではなく、自然湧出の温泉としても名を馳せています。その泉質は肌や血管の若返りを促し、殺菌と美肌効果もあるといわれる、まさに「美の湯」です。そんな蔵王温泉街には共同浴場や足湯、日帰り温泉施設などがあり、様々な湯巡りができるのも魅力。また、周辺の観光として、冬はスキー、夏はトレッキングなど季節に合わせたアクティビティを楽しめるだけでなく、樹氷や雲海など自然が作り出す絶景を目にすることができます。

おすすめ温泉宿

アクセス《車》東北中央自動車道山形上山ICから約20分《電車》JR「山形駅」から山交バスで約40分、バス停「蔵王温泉」から徒歩約1分

URLhttps://www.zao-spa.or.jp/(蔵王温泉観光協会)

2位/秋保温泉(あきう)【宮城県】

秋保温泉
写真提供:宮城県観光課

効能:関節痛、冷え性、ストレス緩和、神経痛、疲労回復など
泉質:塩化物泉、単純温泉、硫酸塩泉

開湯から約1,500年。人々に愛され続けている秋保温泉は、効能の高さが天皇に認められ「御湯」の称号を授かっています。別所温泉、野沢温泉と並び、日本三御湯1つで、名将・伊達政宗も愛した地としても有名です。秋保温泉周辺には観光スポットも多く、秋保大滝や磊々峡(らいらいきょう)などの景勝地と、伝統工芸を体験できる工房などが点在しています。また、秋保温泉の水を使ったお豆腐やおはぎなど、ここでしか味わえないグルメも豊富です。

おすすめ温泉宿

アクセス《車》東北自動車道仙台南ICから約15分《電車》JR東北新幹線「仙台駅」から宮城交通バス約50分、バス停「秋保温泉」から徒歩約1分

URLhttp://www.akiuonsenkumiai.com/(秋保温泉旅館組合)

3位/鳴子温泉(なるこ)【宮城県】

鳴子温泉
写真提供:宮城県観光課

効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性、疲労回復など
泉質:単純泉、単純炭酸泉、重曹泉、食塩泉、硫黄泉など

「奥州三名湯」の1つで、江戸時代から多くの人に親しまれている鳴子温泉は、5か所の温泉地からなる鳴子温泉郷の中心部。モダンな宿泊施設やお土産店などが軒を連ね、賑やかな温泉街を形成しています。鳴子温泉の特徴は自家源泉を所有している施設が多く、泉質と効能が多種多様。そのため、様々な温泉巡りが楽しめる「湯めぐりチケット」なども人気です。温泉郷の周辺には、天候によって湖の色が変わるカルデラ湖の潟沼(かたぬま)をはじめ、珍しい自然を楽しめるスポットも。

おすすめ温泉宿

アクセス《車》東北自動車道古川ICから約45分《電車》JR陸羽東線「鳴子温泉駅」から徒歩約1分

URLhttps://www.welcome-naruko.jp/(鳴子温泉観光協会)

4位/乳頭温泉郷【秋田県】

乳頭温泉郷

効能:高血圧症、リウマチ、皮膚病、動脈硬化症、胃腸病など
泉質:単純泉、炭酸水素泉、単純硫化水素泉、酸性硫黄泉、重曹炭酸水素泉など

乳頭山麓にある7湯を総称したのが乳頭温泉郷です。茅葺き屋根の長屋が残る「鶴の湯」や原生林の中に露天風呂がある「蟹場温泉」、江戸時代からの歴史を持つ「黒場温泉」など、7湯は個々に特徴があり、多種多様な雰囲気の中で湯を楽しむことができるのも特徴。それぞれ泉質や効能の異なった独自の源泉を持っているので、7つの温泉を巡ることができる「湯めぐり帖」を活用し、温泉を楽しみましょう。

アクセス《車》東北自動車道盛岡ICから約1時間《電車》JR田沢湖線「田沢湖駅」から羽後交通バスで約45分、バス停「乳頭温泉郷」から徒歩約1分

URLhttp://www.nyuto-onsenkyo.com/(乳頭温泉組合)

5位/花巻温泉郷【岩手県】

花巻温泉郷

効能:腰痛症、抹消循環障害、ストレスによる諸症状、疲労回復など
泉質:単純温泉、塩化物泉、硫酸塩泉、硫黄泉、炭酸水素塩泉

12の温泉が湧く「花巻温泉郷」は岩手屈指の温泉地。山間や田園にも温泉が湧いており、台川・豊沢川沿いを中心に湯宿が立ち並びます。歴史のある秘湯から近代的なホテルまでが揃う個性の豊かさや多種多様な泉質も花巻温泉郷の魅力で、その中心は花巻温泉。3つの大型ホテルが連絡通路「バラの小径」でつながっており、湯巡りを楽しめます。そのほか広大な花巻温泉バラ園も花巻温泉の敷地内にあり、東北の観光拠点としても人気です。

おすすめ温泉宿

アクセス《車》東北自動車道花巻ICから約5分《電車》JR「新花巻駅」から車で約20〜30分

URLhttps://www.hanamakionsen.co.jp/(花巻温泉株式会社)

6位/飯坂温泉(いいざか)【福島県】

飯坂温泉

効能:運動麻痺、慢性消化器病、冷え症、疲労回復、健康増進など
泉質:単純温泉

「奥州三名湯」の1つとして数えられている飯坂温泉は、東北を代表する温泉地。日本武尊や松尾芭蕉が訪れた場所としても知られています。そんな飯坂温泉のシンボルは「鯖湖湯(さばこゆ)」。日本最古の木造建築共同浴場で、現在も明治時代の姿を忠実に再現したかたちで復元されています。そのほか、飯坂スイーツとして、巻きせんべいやあげまんなども人気です。

実際に訪れた人の口コミ

おすすめ温泉宿

アクセス《車》東北自動車道福岡飯坂ICから約10分《電車》JR「飯坂温泉駅」から徒歩約1分

URLhttps://iizaka.com/(飯坂温泉オフィシャルサイト)

7位/磐梯熱海温泉(ばんだいあたみ)【福島県】

磐梯熱海温泉

効能:きりきず、やけど、神経痛、筋肉痛、関節痛など
泉質:アルカリ性単純温泉

スケート場や釣りが楽しめるスポット、猪苗代湖、磐梯山など、自然を満喫する観光拠点になっている磐梯熱海温泉。鎌倉時代、美しい姫が不治の病を癒したという伝説が残っており、今もなお「美人の湯」として知られています。肌触りの良いお湯は、外傷だけでなくシミやソバカスにも効く名湯として有名です。福島県の中央に位置し、アクセスも便利な温泉街ですが、五百川に沿って高級感のある旅館や昔ながらの宿などが立ち並び、温泉街特有の情緒も感じられます。

おすすめ温泉宿

アクセス《車》磐越自動車道磐梯熱海ICから約5分《電車》JR磐越西線「磐梯熱海駅」からすぐ

URLhttps://www.bandaiatami.or.jp/(磐梯熱海温泉観光協会)




8位/東山温泉【福島県】

東山温泉

効能:運動器障害、創傷、慢性婦人科疾患、更年期障害など
泉質:硫酸塩泉

東山温泉は、「奥羽三楽郷」に数えられ、1,300年前に行基(ぎょうぎ)によって発見されたといわれる名湯です。温泉街には日帰り入浴ができる施設、自然の中や高台にある露天風呂など様々な種類のお湯を楽しむことができます。また、東山温泉には、現在も東山芸妓が活躍しており、歌や踊りでおもてなしをしてくれるのも魅力。そのほか、温泉街周辺には、鶴ヶ城や白虎隊十九士の墓など、会津の歴史的スポットが点在しています。

おすすめ温泉宿

アクセス《車》磐越自動車道会津若松ICから約20分《電車》JR「会津若松駅」から会津バスで約15分、バス停「東山温泉」から徒歩約1分

URLhttps://www.aizu-higashiyama.com/(会津東山温泉観光協会)

9位/天童温泉(てんどう)【福島県】

天童温泉

効能:動脈硬化症、きりきず、神経痛、関節痛、冷え性など
泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉

明治時代に田んぼから源泉を掘り当てたのがはじまりとされる天童温泉。「温泉総選挙2020」で観光庁長官賞を受賞し、注目を集めています。そんな天童温泉は山形の中心・天童市にあり、宿泊拠点として栄えていますが、フルーツ狩りや酒造見学など観光も盛ん。温泉街に戻れば、足湯なども楽しめ、湯巡り・街巡りを満喫できます。特に街巡りでは将棋駒に好きな文字を入れる「書駒」がおすすめ。全国で90%以上のシェアを誇る将棋駒生産地である天童市ならではの体験が魅力です。

おすすめ温泉宿

アクセス《車》山形自動車道山形北ICから約15分《電車》JR「天童駅」から徒歩約15〜20分

URLhttp://www.tendoonsen.or.jp/(天童温泉協同組合)

10位/遠刈田温泉(とおがった)【宮城県】

遠刈田温泉
写真提供:宮城県観光課

効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺など
泉質:硫酸塩泉

みちのくの秀峰・蔵王連峰の麓、標高330mの高原にある遠刈田温泉。古くから湯治場として人々に愛されてきました。かつての雰囲気を残した温泉街は、現在も温かみのある風情を感じられる場所です。また、遠刈田温泉は「遠刈田こけし」の産地で、温泉街に向かう松川に架かる橋で巨大こけしがお出迎えしてくれます。温泉街の「みやぎ蔵王こけし館」では絵付け体験もできるので、お土産におすすめです。

おすすめ温泉宿

アクセス《車》東北自動車道白石ICから約20分《電車》JR「白石駅」より宮城交通バスで約50分、バス停「遠刈田温泉」からすぐ

URLhttp://togatta.jp/(遠刈田温泉旅館ホテル組合)

11位/つなぎ温泉【岩手県】

つなぎ温泉

効能:疲労回復、五十肩、冷え性、うちみ、痔疾など
泉質:単純硫黄泉

「盛岡の奥座敷」と呼ばれるつなぎ温泉は、御所湖の湖畔に位置し、爽やかな景色を眺められる温泉地。その歴史は約900年前に遡り、源義家が戦で傷ついた愛馬をこの温泉で洗うと傷が癒えたことから、馬を石につなぎ、自身も温泉に入ったという歴史から「つなぎ温泉」と呼ばれるようになりました。この歴史的な石が今も残っているほか、足湯や手湯、温泉卵づくりができるスポットが温泉街には点在しています。

おすすめ温泉宿

アクセス《車》東北自動車道盛岡ICから約10分《電車》JR「盛岡駅」から岩手県交通バスで約30分、バス停「つなぎ温泉」からすぐ

URLhttps://tsunagionsen.com/(つなぎ温泉観光協会)

12位/芦ノ牧温泉【福島県】

芦ノ牧温泉

効能:神経痛、五十肩、運動麻痺、痔病、冷え性など
泉質:弱アルカリ性低張性高温泉

芦ノ牧温泉は、阿賀川の渓流沿いに広がる温泉郷です。山と緑に囲まれる環境から、かつては、行くのが困難であり「幻の温泉郷」と呼ばれていました。今も自然豊かな芦ノ牧温泉は、散策遊歩道やノスタルジックな場所が残り、温泉街をぐるりと見て回るのもおすすめの過ごし方です。また、車で30分以内には大内宿や塔のへつりなどの観光スポットも点在しています。

おすすめ温泉宿

アクセス《車》磐越自動車道会津若松ICから約35分《バス》JR「会津若松駅」から会津バスで約45分、バス停「芦の牧車庫」から徒歩約5分

URLhttps://www.aizu-ashinomaki.jp/(芦ノ牧温泉観光協会・芦ノ牧温泉旅館協同組合)

13位/湯野浜温泉【山形県】

湯野浜温泉

効能:腰痛、冷え性、慢性婦人病、うちみなど
泉質:ナトリウム、カルシウム-塩化物泉

かつては奥州三楽郷の1つとして栄えた湯野浜温泉。目の前に日本海が広がる場所にあり、国内でも珍しくマリンスポーツが楽しめる温泉街として知られています。温泉街には2つの共同浴場と足湯、温泉が飲める飲泉所があり、湯巡りしながらの海沿い散策もおすすめです。また夕刻には、水平線に沈む格別の夕日を望むことができ、その美しい絶景と心地良い湯に、心身が癒されていくのを感じるでしょう。

おすすめ温泉宿

アクセス《車》山形自動車道鶴岡ICから約15分《電車》JR「鶴岡駅」から庄内交通バス約45分、バス停「湯野浜温泉」からすぐ

URLhttp://www.yunohamaonsen.com/(湯野浜温泉観光協会)

14位/温海温泉(あつみ)【山形県】

温海温泉

効能:切傷、火傷、湿疹、皮膚病、諸病回復期など
泉質:ナトリウム、カルシウム-硫酸塩温泉、硫酸塩泉

開湯から1,000年以上の歴史を持つ温海温泉。かつては湯治場として栄え、今もなお地元の人々に愛されている温泉地です。温海温泉では、温泉が飲める「飲泉所」や3つの足湯で気軽に湯巡りを楽しめるほか、街中を流れる温海川河畔で、桜・鮎釣りなど季節を感じる光景も目にできます。人情味にあふれる人々と触れ合え、穏やかな時間が流れる温海温泉の心地良さは、与謝野晶子ら多くの文化人が歌や詩に残しているほどです。

おすすめ温泉宿

アクセス《車》日本海東北自動車道朝日まほろばICから約50分《電車》JR「あつみ温泉駅」からすぐ

URLhttps://atsumi-spa.or.jp/(あつみ観光協会)

15位/赤湯温泉(あかゆ)【山形県】

温海温泉

効能:きりきず、やけど、糖尿病、軽症高血圧、神経痛
泉質:含硫黄ナトリウム、カルシウム塩化物泉

920年ほど前に、源義綱によって発見された赤湯温泉。奥州統一を目指した戦いで義綱が傷ついた身体をお湯につけたところ、湯が真っ赤に染まり、傷が癒えたことから「赤湯温泉」と名付けられそうです。そんな赤湯はブドウ栽培が盛んなことからワイン生産が有名で、温泉街近郊にもワイナリーがあるほか「赤湯系」と呼ばれる味噌系のラーメンなど、食が充実しているのも魅力。また、春には「桜名所100選」にも選ばれた烏帽子山公園にも足を伸ばしたいところです。

おすすめ温泉宿

アクセス《車》東北中央自動車道南陽高畠ICから約5分《電車》JR「赤湯駅」からすぐ

URLhttps://www.akayu-onsen.com/(赤湯温泉旅館協同組合)




旅Pocket 編集部
旅Pocket編集部です。「ポケット」に入れて持ち歩きたくなるような、見るたびにわくわくする国内・海外情報をお届けします!

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