コロナ禍でハワイに行ってみた!2022年4月22日時点の入国や帰国時の状況はどうなっている?【体験レポ】
更新:2023/05/08
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もくじ
ハワイは条件を満たせばハワイ到着後の隔離なし!かつ、ワクチンを3回接種していれば日本に帰国時も隔離はなし!とのことで、思い切ってハワイに行ってきました。入国や帰国時の手続きや所要時間はどうなのか、現在ハワイはどんな様子なのか体験談をご紹介します。
記事での掲載情報は、2022年4月22日時点の情報です。2023年4月29日の帰国分から入国に関する制限が撤廃されています。
新型コロナウイルス感染症の流行状況により、今後変更となる可能性があります。最新情報は外務省HPや各国の大使館・観光局のサイトをご確認ください。
日本出国・ハワイ入国に必要なものは?
ハワイ州観光局のサイトを参考に実際に準備しました。
持ち物としてパスポートが必要なのはもちろん、それ以外に今だから必要なものを紹介します。
①公的機関発行のワクチン接種証明書
住んでいる市区町村発行の英語で記載された「海外渡航用」のワクチン接種証明書が必要です。
市区町村で発行する場合、10日間かかることもあります。ハワイの場合は、デジタル接種証明でもOKなので、そちらがおすすめです!
マイナンバーカードがあれば、デジタル接種証明のアプリをダウンロード、その後マイナンバーカードを読み込むだけで即接種証明を発行することができます!
②フライト出発1日以内に受検した新型コロナウイルス検査陰性証明書
24時間以内ではなく、フライト前日以降に取得したものであればOKです!
私は夜出発の便だったので、前日の午前中にPCR検査とPCR検査陰性証明書(アメリカ・ハワイ渡航専用)を申し込みました。
陰性証明書(アメリカ・ハワイ渡航専用)をご希望の場合は、検査後24時間以内に検査結果と陰性証明書PDFファイルをメールにてお送りするとあったので、当日結果オプションは付けませんでした。
11時に検査して、18時頃にメールが届きました。
③ESTA
意外と忘れがちなのがESTA!有効期限は2年なので、コロナ禍前にアメリカに行った方は期限が切れているのでESTA申請サイトから必ず取得してください。
模倣ウェブサイトもあるので、注意してください。正しいサイトからであれば申請料金は14ドルです。
※2022年5月26日からESTAの申請料金が21ドルへ値上げされました。
④誓約書
PCR検査の陰性結果とワクチン接種が完了していることに間違いはありませんという誓約書です。
準備している時は、これは何だろう?と疑問だったのですが、各航空会社が準備しているもので、記入せずに向かっても空港のカウンターで用意してくれています。
私は事前に印刷していきましたが、全部英語で記載されていて間違って記入してしまわないか心配だったので、航空会社のカウンターで説明を聞きながら記入しました。
6ページくらいありましたが、2か所にチェックを入れ、名前と日付を入れるだけで終了です。
プラスα:海外旅行保険
海外旅行保険がないと出国できない訳ではありませんが、 もし帰国前のPCR検査で陽性が出たら…などリスクを考えた場合、しっかり海外旅行保険に入っておくことをおすすめします。
アメリカの医療費は日本とは比べ物にならないくらい高いので…
出発当日~ハワイ到着まで!
20時40分出発の便でしたが、早めに空港に来ました!成田空港はガラガラ…。
飛行機のチェックインで必要な、JALの新型コロナウイルス感染症関連デジタル証明書アプリで、陰性証明書などをアップすることもできますが、 私はアプリを使わずにチェックインカウンターで書類チェックをしました。列の割には進みが遅いかもしれませんが、そんなには混んでいませんでした。荷物を預けるまでは少し並びましたが、その後の出国の手続きはノンストップで、コロナ前と手続きの流れが違うことはなかったです。
出発の空港で必要なもの
・ワクチン接種証明書※デジタル可能
・誓約書
・フライト出発1日以内に受検した新型コロナウイルス検査陰性証明書
入国のために用意したものを使うのはほぼ出発時の空港のみ。その後は使いませんでした。誓約書は航空会社が回収します。
出国エリアの今は?
成田空港はお店の開いている時間が限られていました。 21時30分まで営業しているお店もありましたが、 ブランドの免税店は特定の日しか開いていないようで、土曜日は営業していませんでした。開いているカフェなども限られるので、あまり早く行き過ぎても時間を潰すのが難しいかも…。
機内レポ
久しぶりの国際線にワクワク♪
ビジネスクラスや前方の席はかなり埋まっていましたが、私が座った後方の席はかなり空いていました。私の列は誰もいない…。
私と2日後の飛行機に乗った友人によると、空席はあるものの、ほどほどに埋まっていたそうなので、徐々に予約が入りつつあるのかもしれません。
久しぶりの機内食を楽しみました!
1回目の機内食
美味しい!!!
2回目の機内食
行きは寝ていたいので、2食目を事前に配って好きな時間に食べられるようにしてくれている気配りが良かったです!
ダニエル・K・イノウエ空港到着!いざハワイ入国!
ちょうどパスポートを新しくしたところだったので、新品のパスポートが怪しまれないか!?と思っていましたが、 入国審査はお決まりの「何日滞在?」「目的は?」「タバコ持っていない?」などの質問でした。
特にワクチン接種証明書などの提示を求められることはありませんでした。航空会社でのチェックが済んでいればOKということなのかも。
搭乗者数が少ないからか、30分もかからず入国できました。
唯一若干引っかかったところとしては、荷物を受け取るところで、「パスポートを見せて」と言われたこと。女性の一人旅は婚活しにきているのではないか?こっちに長く居座ろうとしていないかなどと思われてチェックされることがあるらしいです。パスポート見せてと言われ素直に見せ、目的は「sightseeing(観光)!」と答えると、それ以上特にチェックはなく終わりました。
今は全員団体用出口を利用!
荷物を受け取った後は、個人用出口は締め切られていたため、団体用出口から出ました。最近はずっと団体用出口のみが開いているらしいです!
タクシーなど手配している人は団体用出口から出た後、ぐるっと回って元々の個人出口のあった場所まで移動が必要です。
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今のハワイはどうなっている!?最新ハワイ情報
屋外やレストランでのマスクは不要に!
移動手段(バス/タクシー/Uber/Liftなど)ではマスクの着用が必要ですが、 屋外だけでなくホテル、レストラン、スーパーそして空港などでもマスクが不要になりました。
暖かいハワイでマスクしなくていいのは嬉しい!
一部お店ではマスクをつけるよう書いてあるお店もあります。また、ローカルのご年配の方は付けていることが多いので、ローカルの方が集うスーパー(ドン・キホーテなど)では着用できるように常に持ち歩いておいた方が良いと思います!
屋外でマスクを着けて歩いていたとしても、特に変な目でみられるということはありませんでした。
モアナサーフライダーにあるThe Verandaのエッグベネディクト
アルコール消毒はいたるところに!感染対策は意識されています。
マスクをしなくていいからと言って新型コロナウイルス対策が一切されていない訳ではありません。
ホテルではチェックインの際のアメニティにもアルコールジェルやマスク、除菌シートがもらえたり、入り口だけでなくエレベーターにもアルコールスプレーを用意していたりとコロナ対策が意識されています。ホテルの方はほぼマスクをされています。
アストンワイキキビーチタワーでもらったアメニティ
エレベーターにもアルコールスプレーが!
また、ローカルの方が多く集うドン・キホーテやスーパーではマスクをつけて買い物をされている人が多くいました。義務ではないですが、そうした方が多いところでは配慮してマスクをつけた方が良さそうです。
マスクをつけないと入店できないお店もあるので、マスクは常に持ち歩きましょう!
ビーチやお店はアメリカ本土からの方で大賑わい!
11時にはこの混雑!
日本人と思われる人はほとんど見かけませんでした。アジア圏と思われる人もわずか…2年前と比べると圧倒的にアメリカの方が多くいらしています。ビーチもこの賑わい!
朝8時であればまばらですが、11時になると場所取りできないくらい混雑していました。アジア人が少ないだけ…。
夏までホテル予約がかなり埋まっている!
どこもアメリカ本土からの方でかなり賑わっているようで、ホテルの方に聞いたら既に7月までの予約はかなり入っているとのこと。夏にハワイ旅行を考えている方は希望のホテルがあるなら早めに抑えた方がいいかも。6月発券分からサーチャージも上がりますし…汗
帰国のための準備について
事前に絶対準備が必要なものは1つだけ!出国前72時間以内の検査証明書
日本所定のフォーマットに合った検査証明書が必要です。PCR検査だけでなく、抗原定量検査も対象ですが、抗原定性検査ではないのでご注意を!
ハワイ出国前日にPCR検査による陰性証明書を取得しました。陰性の検査証明書だけあれば、とりあえず日本に帰れます!
手続きを前もって進められる!ファストトラック(WEB事前手続き)
日本に帰国する際、検疫に時間がかかります。成田空港・羽田空港・中部国際空港・関西国際空港・福岡空港では 事前に検疫手続きを進められる「ファストトラック」が利用できます。
帰国時の手続きが長くなり、電車が終わって空港周辺に泊まることになった、なんてことにならないよう、少しでも早めに手続きを終えたい方におすすめです。
ですが先に結論を言っておくと、ファストトラックをしても、国内線の乗り継ぎまでに2時間しかない場合は間に合わないものだと思っていた方が良いかと思います。
ファストトラックの方法
厚生労働省のファストトラックページに詳しく書いてあります。
ざっくり説明すると、
・MySOSアプリをダウンロード
・アプリを立ち上げ、検疫手続以前登録を押し、①~④に必要事項を入力(アップロード)
①質問票WEB入力
②誓約書入力
③ワクチン接種証明書アップロード(QRコードも可)※任意
④出国前72時間以内の検査証明書アップロード
・①②④が登録完了になり、赤い画面が緑色になれば準備OK!
※③と④は登録されるまで時間がかかります。
③のワクチン接種証明書のアップロードでQRコードをアップしたところ、友人はOKでしたが、私は「QRコードが読み込めませんでしたので、下記項目が明記された画像をご登録ください。・人定事項(氏名/生年月日)・ワクチン名/メーカー・接種日・接種回数」というような表示が出ました。 なので、デジタルワクチン接種証明書の該当する箇所をスクショして再度アップロードしました。スクショは5枚でもアップロードできました。
私のように再度やり直しが求められる可能性があるので、MySOSアプリから通知があったら確認してください。
アプリから再登録について通知が来ました。
搭乗便到着予定日時の16時間前までに申請していれば、入国までに審査完了しますが、私は申請が遅れたので、全部登録される前に帰国の飛行機に乗りました。日本に着いた時には緑に変わっていたので運よくファストトラックが使えました。
日本に帰るまでに緑になっていればOKなのですが、再度アップロードが必要になる可能性も考慮し、帰国の16時間前までにMySOSアプリに登録しておくことをおすすめします。
※2022年5月6日時点で、ファストトラックの申請締切が日本到着予定時刻の6時間前に短縮されました。帰国便に乗る直前でも間に合うようになりましたが、再アップロードが必要になる場合に備えて少し早めに申請するのがオススメです。
緑色になれば登録完了です
ファストトラックを使わない場合
紙の誓約書と質問書を記入します。誓約書と質問書は着陸前に税関の書類と一緒にCAさんが配っています。
ファストトラックの申請が遅くなり、日本帰国前に緑になっていなかった場合に備えて私も一応記入しておきましたが、MySOSで緑になっている人は記入不要です!
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帰国当日~機内の様子まで!
ダニエル・K・イノウエ空港(ホノルル)でのチェックイン
現在は機械によるチェックインはしていませんでした。陰性証明書の確認などが必要なため、全員カウンターに並びます。 チェックインには約35分かかりました。その後出国手続きは約15分。今はまだ便が少なくて空いているようです。
ダニエル・K・イノウエ空港(ホノルル)はオープンしているお店が多い!
一部お寿司屋さんなどは閉まっていましたが、フードコートや免税店などは開いていました。
ハワイ土産を最後に買い足せます!
機内レポ
最後にダイヤモンドヘッドにまた来ます!と伝えて帰路につきました。
帰りの機内食にはHaagen-Dazsが!
1食目の機内食はカレー!
2食目の機内食はハワイ土産の定番!ビッグアイランドキャンデーズのショートブレッドが!
着陸前に税関用の携帯品・別送品申請書と、ファストトラックが済んでいない人には誓約書と質問票が配られました。
実際に成田空港着陸から税関を出るまでにかかった時間は!?(ファストトラック利用)
実際に私がかかった時間を事細かに記録しておきます。
16:14 成田空港着陸。
16:30 日本入国の人は機内から出てOKとアナウンス(エコノミー)
※乗り継ぎの人は機内に一旦残っていました。
16:34 後ろの方に座っていたので機内から出たのは4分後。
16:39 到着した人が集められる場所で椅子に座り一時待機。PCR検査の受付が混んでいるとのこと。まだファストトラックは関係なし。
17:14 場所を移動。ファストトラックの人はこちらと振り分けられるが、その先でまた並ぶ。
17:30 ワクチンを3回接種したかどうかや14日以内の滞在地域について聞かれ、入国後隔離がないことを説明される。健康カードを受け取る。
MySOSのスクショを撮るように言われる。パスポートのカバーは外して待機。
17:41 PCR検査 唾液を指定の量出せれば終了。
※30分以内の飲食はNG
PCR検査の番号が記載されたシールをパスポートの裏に貼られる 7日間はそのシールは剥がさないよう記載されている。
17:45 長い距離を移動した先で、先ほどスクショしたMySOSの画面とパスポート、健康カードを確認して次の場所へ移動。
17:52 パスポートとMySOS、搭乗券、健康カードをもう一度確認
17:55 チェック終了。結果が出るまで指定された番号の椅子で待機。
19:10 検査番号が呼ばれ、結果が伝えられる 陰性!
19:15 顔認証ゲートを出て、荷物を受け取りに。荷物は既にターンテーブルから降ろされている。
19:25 税関を出る。
成田着陸から税関を出るまで3時間11分!
ちなみに前方の方に座った友人は私よりは40分早めに出ていました。PCR検査が混むと時間がかかるようなので、少しでも前方に座った方が早く終わるかもしれません。混雑状況次第では3時間以上かかることも考えられるため、国内線の乗り継ぎは5時間以上空けたほうが無難だと思います。
ファストトラックをしていなかったらどれだけ時間がかかったのかは不明です…。
帰国時に準備しておいた方がよいこと
・ファストトラック(WEB事前検疫手続き)の登録
・スマホの充電。検疫では何度もMySOSの画面を見せてと言われるので充電が切れたら終わりです…
・トイレは機内を出る前にいっておく。PCR検査を受けるまでは、一人だと荷物を持って列を離れたら順番が抜かされます。 PCR検査を受けるまでは列を離脱しない方が早く帰れます。
・PCR検査前に飲食をしない。30分以内に飲食をしていないことが検査を受けられる条件です。
ワクチン3回接種で入国後の自宅待機不要!
今回ハワイに行こうと思えたのは、ワクチン接種が3回済んでいれば現地での隔離だけでなく日本へ帰国後の隔離もなくなったからです!行きと帰りPCR検査を受けるだけであれば準備もそこまで大変ではないと思い、決断しました。
※帰国時に陽性者、濃厚接触者となった場合は待機期間の短縮や隔離不要の措置の対象外です。
もちろんリスクも…
飛行機に乗る前に陽性が発覚した場合は飛行機に乗れません。それは行きだけでなく帰りも同じです。ハワイで陽性となった場合、5日間飛行機に乗れずホテル待機になります。万一そうなった場合はホテルの延泊料金が発生します。飛行機についても購入した券種によっては買い直しになります。海外旅行保険でカバーできるものもあるので、海外旅行保険に加入するときはそこもチェックしておくことをおすすめします!
滞在中気を付けたとしても100%感染のリスクを防げるわけではないので、しばらくはそうしたこともあり得ることを認識してハワイ旅行を計画する必要がありますね。
- ERICA
- 美味しいもの&かわいいものを求め、2か月に1回ペースで海外の街中をフラフラ♪ 旅先でどんな服を着よう?何を食べよう?とワクワクすることが日々の動力源。旅に行くために働いています! https://www.instagram.com/erica_tabi_memory/
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