ダイヤモンドヘッド登山【初めてガイド】行き方・予約・時間帯・服装と靴・周辺グルメをまとめて紹介
更新:2024/01/09
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初めての方も必見!ハワイのダイヤモンドヘッド登山の「行き方」「おすすめの時間帯」「服装と靴のOK・NG」「周辺グルメや観光スポット」を実際に登ったレポートと合わせてご紹介します。登って損なし!ぜひ行ってみてくださいね。
ダイヤモンドヘッドとは…
ダイヤモンドヘッドは、30万年前に起こった噴火によって形成されたと考えられています。1700年代後期、探検家や商人が訪れ、岩石の中にある方解石をダイヤモンドと勘違いしたことがダイヤモンドヘッドと呼ばれるようになった由来です。1900年代には、軍事施設として大砲や要塞が設置され、今でもその跡が残っています。1968年、国の自然史跡に指定されました。初心者も登山を楽しめることから、老若男女問わず人気の観光スポットです。頂上からはワイキキの街やカハラ地区が見渡せる絶景が楽しめます。
ダイヤモンドヘッドへの行き方4つ
ダイヤモンドヘッドへはバス・トロリー・レンタカー・タクシーで行くことができます。それぞれの行き方を詳しく紹介します。
1.ザ・バス(公営)
ワイキキからダイヤモンドヘッドへ向かう場合は、以下どちらかのバスに乗車しましょう。
【2番】WAIKIKI-DIAMOND HEAD-KCC 行き
降りるのは終点のKapiolaniCommunityCollege(バス停No.4538)です。登山口まで15~20分ほど歩きます。
【23番】SEA LIFE PARK VIA HAWAII KAI 行き
降りるのはDiamond Head Rd+opp 18th Ave(バス停No.241)です。登山口まで10~15分ほど歩きます。2番バスの降り口よりも少しだけ近くなります。
運行状況やバス停の位置などは、ザ・バス専用アプリの「DaBus2」がわかりやすいので出発前にダウンロードしておくことがおすすめです。
【運転間隔】
2番:約10~15分 23番:約1時間
【ザ・バスの乗車方法】
1 バス前方のドアから乗車し最初に料金を支払います。(料金は以下参照)
乗車料金はお釣りが出ないのでぴったりの金額を用意しておきましょう。
2 降りるバス停が近づいたら、席にあるロープを引くかSTOPボタンを押して下車します。
・大人(18歳以上):片道$3.00(どの路線でも共通)
※5歳以下の子どもは無料(運賃を支払った大人が同乗者として付き添い、子どもが1人分の座席を利用しない場合)
・1デイパス:$7.50(購入日の午前12時から次の日の朝2時59分までの27時間)
※バスの乗り換えは1デイパスの購入が必要になります。
2.グリーンライン(ワイキキトロリー)
グリーンラインは、バス停から登山口まで徒歩1分で到着するのが便利!先ほど紹介したザ・バスとは違って、事前に乗車券の購入が必要なので注意しましょう。
※乗車券の購入は公式サイトから可能です。
【バス停】
Tギャラリアハワイ/モアナサーフライダー/デューク・カハナモナク像
【乗車方法】
1 Tギャラリアのチケッㇳカウンターで受け取り(ウェブサイトから予約した場合)
2 乗車チケットを運転手に提示
3 ダイヤモンドヘッドクレーター(内側)で下車
【運転間隔】
約35分
1日グリーンライン+ピンクライン乗り放題チケット
大人:$25
子ども(3-11歳):$15
3.レンタカー
ワイキキの中心からは約15分で到着します。駐車場は数が少ないため、満車になっている場合もあります。レンタカーで向かう際は、早めに出発することがおすすめです。
車1台につき:$5(入場料込み)
4.タクシー
早朝に向かう場合などに活用するのが◎。ハワイは流しタクシーがないので、ホテルで呼んでもらってくださいね!
タクシーに乗車したら行き先とメーターが動いていることを確認すること!目的地に到着したら運賃+チップ(メーター表示額の10~15%分)を支払いましょう。
ハワイではオンライン上からタクシーの配車が出来る「Uber」も主流なので、ぜひ活用してみてください。
初乗り:約$3.00
※タクシー会社によって異なります。
Uber:約$12
(ロイヤル・ハワイアン・センター~ダイヤモンドヘッド登山口)
帰り方
【ザ・バス】
2番 Diamond Head Rd+Makapuu Ave(バス停No.230)からSchool St Kalihi Transit Ctr行きのバスに乗車
23番 Diamond Head Rd+18th Ave(バス停No.229)からAla Moana Ctr行きのバスに乗車
【ワイキキトロリー(グリーンライン)】
ダイヤモンドヘッドクレーター(内側)からTギャラリア行きのバスに乗車
個人で向かうのが不安な場合は、オプショナルツアーに参加するのがおすすめです。
※注意事項※ 「VELTRA」のサイト内で申込むオプショナルツアーは、ベルトラ株式会社が企画・販売している商品です。「VELTRA」サイト内のオプショナルツアーに関するお問い合わせは、直接ベルトラ株式会社へお願いします。 |
事前のオンライン予約を忘れずに
2022年5月より、混雑緩和のためにダイヤモンドヘッドの入場にオンラインによる事前予約システムが導入されました。予約枠には人数制限があります。6:00から1時間ごとに入園予約できる枠があります。
予約は入場希望日の30日前から予約できます。すぐに全時間帯の予約がなくなってしまうということはなさそうですが、朝一の時間は人気なので、早朝登りたい方は早めの予約がおすすめです◎
予約ページはすべて英語ですが、難しくないのでページ翻訳などを使えば簡単に予約が可能です!
予約の手順も紹介します。
予約(ウェブサイト)はここをクリック
オンラインでの事前予約方法
手順としては
①チケットタイプ(チケットだけまたは駐車場代込み)、日付、人数を選択し、その後入場時間帯を選択
②料金を確認し、個人情報を入力(名前、メールアドレス、住所、携帯電話番号)
③クレジットカード情報を入力
④予約完了が表示され、入力したメールアドレスに予約情報メールが届きます。
当日はメールまたは予約画面を受付で見せます。念のため予約完了ページはスクリーンショットで取っておきましょう!
料金
オンライン予約で決済まで完了します。
入場料は徒歩の場合1人5ドル、駐車料金は1台10ドルです。
クレジット利用料金もかかるので、料金は2名だと5ドル×2+1.27ドル=11.27ドルです。
3歳以下は観光客も無料でOKとのこと!
登山におすすめの時間帯
ダイヤモンド・ヘッドに登るなら、早朝か夕方がおすすめ!それぞれメリット、デメリットをご紹介します。
早朝~午前中(9時頃まで)
【メリット】
気温が高くなく登りやすい。
【デメリット】
登山ルートが混雑している。
夕方(16時以降)
【メリット】
1日を通して比較的、人が少ない。
【デメリット】
10月~1月は日の入り時間が早い。登頂時間が遅いと辺りが暗くなる可能性があるため少し危ない。
ダイヤモンドヘッド登山の服装と靴
服装を考える際は、通気性があるものや動きやすい服装を意識しておけば問題ありません
服装・靴のOKとNG
【女性】
ロングスカートは、階段をのぼる際に裾を踏んで転倒の可能性があるので避けましょう。
【男性】
男性は、Tシャツ+ズボン(ハーフパンツやスポーツ用など)で参加がおすすめ!
ジーパンは動きづらいのでおすすめできません。サンダルは、滑って怪我をしてしまうことがあるのでスニーカーが◎
持ち物は、日焼け止め、汗拭きタオル、水を用意しましょう。
晴れているときは、日差しが強いので帽子が必須です。
ダイヤモンドヘッド登山にいざ挑戦!
ダイヤモンドヘッド基本情報
営業時間 | 06:00~18:00(最終入山16:30) |
料金 | 1名あたり$1 |
公式HP | https://diamondheadvisitorcenter.org/ |
まずは、入場チケットを購入。
ダイヤモンドヘッドの登山口にはトイレ、ビジターセンター、ドリンクの自動販売機があります。ビジターセンターでは帽子・日焼け止め・お土産などが販売されているので、もし忘れてしまったらここで!
登山スタート!
ダイヤモンドヘッドの看板がある横の道からスタートします!(登る前にここで記念写真を撮っている方もいました。)
最初はコンクリート舗装された道を約10分歩きます。ここはまだ平坦で登りやすいです!
山道に突入!先程と比べ、道の雰囲気が変わってきたため、少し歩きづらくなってきました。
さらに3分ほど歩くと岩場の道に。下山してくる人とのすれ違いはぎりぎりの道幅です!
さらに歩くと1つ目の展望台に到着!ここは海と山がきれいに見える絶景スポットです。出発地点も見えるので、え!こんなところまで登っていたの!?と、びっくりするはず。
ちょっと休憩をして登山再開です!この薄暗いトンネルを70mほど歩きます。
ここまで来たら頂上まであと少し…!
トンネルを抜けた先に出現するのは、最後の難関。傾斜のきつい階段です。なんと99段あるんだとか!
階段の上り下りが辛い方も、ゆるやかな階段の迂回ルートがあるのでご心配なく!(迂回ルートの詳細は後ほど。実は迂回ルートの方がおすすめです!)
この階段を登り、トンネル・螺旋階段を抜けるとやっと展望台に到着です!ワイキキの街とビーチを望むことができます。この景色を見るために頑張って登った甲斐があります!
登山日はあいにくの曇り空でしたが、晴れていればこんな素晴らしい景色が!
実際に登ってみて、登山口から展望台までの所要時間は約40分でした!(休憩3回)下山もほぼ同じくらいの時間がかかったので、往復1時間半ほど時間を見ておきましょう。子ども連れの方は、2時間見ておけば問題ないと思います。
迂回ルートの詳細
迂回ルートは、急階段の後ろ側にあります。急階段の後ろに回ると、この階段が。階段のあとはなだらかな傾斜が続きます。
傾斜を抜けると、また階段。
階段を登ったら、頂上が見えてきます!
階段・迂回ともに登ってみましたが、迂回ルートのほうが外の景色を見ながら登ることができるので、おすすめです。
ダイヤモンドヘッド周辺のおすすめグルメスポット
ダイヤモンドヘッド登山に備えて、もしくは下山後の頑張った自分へのご褒美に!ダイヤモンドヘッド周辺のグルメスポットをご紹介します♡
【グルメ】ダイヤモンドヘッドマーケット&グリル
リピーターの多いプレートランチが食べられるお店です。人気のプレートは、15種類以上の豊富なメニューから選べますよ。ザ・バスやグリーンラインのバス停がすぐ近くにあるので、ダイヤモンドヘッドへのアクセスも◎
写真はハンバーグステーキプレート($8.50)。ご飯は、白米か玄米のどちらかを選ぶことができます。周辺のお店に比べ、コスパのよい点が魅力。定番商品のロコモコプレート($9.00)もおすすめです。朝食とランチメニューが異なるため、プレートが食べたい方は、11時以降に訪れてくださいね!
ダイヤモンドヘッドマーケット&グリル
住所3158 Monsarrat Ave. ホノルル、HI 96815
電話番号(808) 732-0077
営業時間月~金8:00~20:30 土日8:00~21:00
【グルメ】ボガーズカフェ
モデルや芸能人も訪れるボガーズカフェでは、ハワイで人気グルメのアサイーボウル($12.25)が食べられます。中にはバナナ・イチゴ・ブルーベリー・グラノーラ・はちみつが入っています。甘すぎず、グラノーラがさくさくでとっても美味しい!テイクアウトも可能です!
ボガーズカフェ
住所93045 Monsarrat Ave. ホノルル、HI 96815
電話番号(808)739-0999
営業時間7:00~15:00
【グルメ】パニオニアサルーン
ロコの間でも美味しいと話題のプレートランチのお店です。お肉は、焼き加減を指定することができます!おすすめは、リブアイステーキ($15)。ポン酢・スパイシー・野菜からソースを選べます。他にもライスボウルなどが販売されています。
パニオニアサルーン モンサラット店
住所3046 Monsarrat Ave ホノルル、HI 96815
電話番号(808)732-4001
営業時間11:00~20:00
【観光】KCCファーマーズ・マーケット
毎週土曜日の朝に、ダイヤモンドヘッドの麓にある「カピオラニコミュニティカレッジ」の駐車場で行われているマーケットです。
75店舗以上のお店が軒を並べています。農産物をはじめ、ハワイ産のコーヒーやジャム・はちみつなどのグルメも販売されています。
番外編
登山後はハナウマ湾に行ってみよう!
ダイヤモンドヘッド登山が終わったら、シュノーケリングスポットで有名なハナウマ湾に行ってみるのもおすすめ!ハナウマ湾は2016年にアメリカズ・ベストビーチに選ばれています。
海の透明度が高く、こんなお魚も見ることができます!
ダイヤモンドヘッドからは、ザ・バスを利用して向かいます。
2番バスSchool St Kalihi Transit Ctr行きに乗車
↓
Kapahulu Ave+Kuhio Ave(バス停No.19)で下車
↓
徒歩5分
↓
Kalakaua Ave+opp monsarrat Ave(バス停No.157)で22番バスHabauma Bay-Sea life Park行きに乗車
↓
Hanauma Bay(バス停No.190)で下車
22番バスは平日1時間に1本、休日30分に1本と運行本数が少ないため、時間を事前に確認して余裕をもって行動しましょう!
自分で向かうのが不安な方は、ダイヤモンドヘッドとハナウマ湾どちらも行けるオプショナルツアー(⇒VELTRA)に参加するのもおすすめです!
おすすめ情報
- ねも
- 子どもの頃、家族で海外旅行に出かけたことがきっかけで国内外問わず旅行が大好きに!大学では観光学科に進学するほど。海外でよく行く場所はビーチリゾート!好きな季節は夏!
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