【エミレーツ航空A380】ビジネスクラス搭乗記|ラウンジ・機内食・座席・パジャマを徹底レビュー!
2024/12/23
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エミレーツ航空とは?
エミレーツ航空は、アラブ首長国連邦のドバイを拠点とする航空会社!
その高品質なサービスと充実した機内設備で多くの旅行者から支持を集め、ワンランク上のフライトを体験できることでも有名です。
日本からは、成田、羽田、関西空港からドバイまで直行便が運航しています。
今回はそのエミレーツ航空のビジネスクラスに乗り、ドバイを経由してスペイン・バルセロナまでの旅を楽しんできました!
復路バルセロナから羽田へのレポートも合わせて紹介します!
往路│成田→マドリード
【往路】成田空港でチェックイン
ビジネスクラス専用カウンター
今回は成田空港から出発!
チェックインカウンターは4時間前にオープンします。
全体的に混んでいる印象でしたが、エミレーツ航空のチェックインカウンターは座席クラスにより分かれており、ビジネスクラスの利用者は専用のチェックインカウンターを利用できます。混雑を気にすることなくスムーズに手続きを進めることができました♪
また、チェックイン手続きの際には手荷物の優先タグをつけてもらえるため、荷物が到着地でいち早く出て来るサービスも!
ビジネスクラスの利用者は受託手荷物が40㎏までなのも嬉しいポイントです。
成田空港ビジネスラウンジ
ラウンジ内の設備は?
ビジネスクラス利用者が出発前にくつろげる、エミレーツ航空専用のラウンジ。
成田空港では出国ゲートを出てすぐの、2階にラウンジがあります。
総席数は174席でファーストクラス、ビジネスクラスの利用者以外はステータス上級会員専用のラウンジなので、混雑することはないそうです。
また、シャワー室やWi-Fiなどのサービスもあり、フライト前の時間をリラックスして過ごすことができます。
ラウンジのお食事やドリンク
フードは洋食、中東食、和食があり、日本食には、カレー、お好み焼き、天ぷら、お寿司等、多彩な料理がずらり。
ドリンクはソフトドリンクの他に、ビール、ワイン、シャンパンなどアルコール類も充実しています。
また、リキュールが沢山あるので、自分でカクテルも作れちゃいますよ♪
色々な種類があるので、どれを選ぶか迷う…!ということでたくさん取ってきてしまいました!
もちろんビールも頂きます♪
成田からドバイ、ビジネスクラスの座席は?
シート
エミレーツ航空のビジネスクラスの魅力の一つは、なんといってもフルフラットになるシート!
足元のスペースが十分に確保されているので狭さを感じることなく、ゆったりと脚を伸ばせます。
長時間乗っていても全く疲れないくらいふかふかで、ベッドのように眠れました。
また、フットレストも完備されているので普通に座っている時でも快適。
片道20時間超えのフライトでも不便さは一切なく、快適な時間を過ごせました!
ビジネスクラスには座席前のモニターと個人用のタブレット、2つのモニターが完備されています!
メインの座席前モニターでは映画やドラマ、音楽など豊富なエンターテイメントを楽しむことができます。
座席の肘掛け部分には、タブレットがあり、座席のリクライニング操作やフライト情報の確認ができます。
また、このタブレットで座席前モニターの操作もできるのでフルフラットにした後も起き上がらなくてよくて快適!
ちなみに備え付けのヘッドホンはノイズキャンセリング機能付きです。
ウェルカムドリンクはシャンパン、オレンジジュース、リンゴジュースの中から選べます!
お酒が好きな方はシャンパンをぜひ♪
アメニティ
エミレーツ航空のビジネスクラスでは、対象の路線に乗るとアメニティがもらえます。基本夜発の便が対象のようですが、日本↔ドバイ路線であれば往復ともにもらえます!
なんとローマの高級ブランド「BVLGARI(ブルガリ)」のもの!
男女で内容は異なり、男性用のものには香水、シェービングローション、クリーム、ハンドクリーム、耳栓、歯ブラシなどが入っていました。
ポーチが2種類あるようで、どちらがもらえるかはその時のお楽しみ!
女性用のものは香水、フェイスローション、ボディローション、ブルガリのリップバーム、ハンドミラー、櫛、耳栓、歯ブラシなどが入っています。
日本↔ドバイ間はアメニティでパジャマももらえます!薄いですが着心地がよく、持って帰ってきた後は、家でも着ています。
その他にアイマスク、スリッパもあるためリラックスした状態で眠りにつけました。
機内食と飲み物
1回目の機内食(夕食)
機内食は事前にフードとドリンクのメニューが配られ、その中から好きなものを何回でもオーダーできるスタイル!
食いしん坊な私は鯛のソテーときくらげのあんかけ丼2つも頼んでしまいました(笑)
お食事はまるで高級レストランのようなクオリティで、美味しい料理にワインが進みます。
実は私は前職がフレンチのシェフで味には厳しい自覚があるのですが、そんな私から見てもエミレーツ航空の機内食は機内食とは思えないほどのクオリティ!
とても美味しかったです!
2回目の機内食(朝食)
着陸2時間前に2回目の機内食がいただけます。
メニューは懐石弁当かオムレツかフレンチトーストから好きなものを選択できたので、私はオムレツをオーダー。
オムレツは中が半熟で、寝起きでも食べやすいよう控えめな味付けでした!
ドリンク
食事とともに楽しめるドリンクも、シャンパン、ワイン、カクテルからノンアルコールのモクテルまで、一流の品揃えです。
また、エミレーツの機内で楽しめるワインは、全てエミレーツ航空が所有している工場が作ったエミレーツメイドのものなんだとか!
機内にあるビジネス・ファーストクラス専用機内ラウンジの魅力
バーカウンター設置!機内ラウンジとは?
エミレーツ航空のA380の機体の1番の特徴が、機内にラウンジが設置されていること!
ビジネスクラスとファーストクラス専用で、広々とした空間にシャンパンやカクテルを楽しめるバーカウンターがあり、まるでここは表参道!?と思うようなおしゃれな雰囲気の中でカクテルや食事を楽しめます。
機内ラウンジで楽しめるドリンクや軽食
機内ラウンジでいただけるメニューを少しだけご紹介!
先述したシャンパンやワイン、カクテルはもちろん、バーテンダーとしてサーブしてくださるCAさんオリジナルカクテルなんかも頼めちゃいます!
(宗教上提供いただけない場合もございます。)
ラウンジ内にはローストビーフサンドイッチや、焼きそばなどがっつりメニューからチーズケーキやフィナンシェなどの軽食まで用意されています。
CAさんも疲れた顔を一切見せず、多国籍のお客様と談笑されていました。
ドバイ空港乗り継ぎ
ビジネスクラスだと、10時間超えのフライトでも物足りない!と思ってしまうくらい快適でした。
そのくらい機内で横になって寝れるのって贅沢ですね♪
いよいよ乗継地である、ドバイに到着です。エミレーツ航空の発着は全てターミナル3。
ドバイ空港はとても広いため、ターミナル間は列車で移動します。
空港内は観光客がほとんどで治安がとても良いので、女性のひとり旅も安心です!
今回は時間がなくて使用できませんでしたが、本来ならビジネスクラスに搭乗した方はドバイ空港のラウンジも使用できます。
復路ではラウンジを使用できたので、ラウンジの様子は復路で。
ドバイからマドリードへ!ビジネスクラスの座席は?
シート
ドバイ→マドリードは約8時間のフライトです。
朝7時に搭乗し、ドバイの真っ赤な朝陽と共にテイクオフ♪
この便ももちろんフルフラット可能でCAさんが早速マットレスを引いてくださり、ぐっすり寝ることができました!
朝便だったため機内ラウンジではお酒の提供をしていませんでしたが、コーヒーを飲みながら立ち話してる人たちがたくさんいました。
ちなみに、ドバイからマドリードは朝便なので今回の旅で唯一ポーチ入りのアメニティはありませんでした。スリッパとアイマスクはおかれています。
機内食と飲み物
1回目の機内食(朝食)
7時出発だったので、1回目の機内食は朝食メニューのコンチネンタルブレックファスト。
フルーツ、グラノーラヨーグルト、パンと朝食にぴったりなメニューが出ました!
2回目の機内食(昼食)
お待ちかねのランチタイム!
エミレーツ航空ならではということで、前菜はアラビアン料理をオーダー。
「メゼ」というアラブの色々なおかずをトルティーヤのようなピタパンに挟んで食べます。
特にフムスとタブーリ(パセリ・トマトをオリーブオイルで和えたもの)が絶品で、さすが機内食がおいしいと話題のエミレーツ航空と唸るほどでした。
ちなみに、おいしすぎて復路でもメゼをオーダーしちゃいました♪
メインはチキンです。
旬のポルチーニ茸を使った贅沢な一品で、こちらもおいしい!
おかわりの手が伸びかけていました!
復路│バルセロナ→羽田
【復路】バルセロナ空港でチェックイン
ビジネスクラス専用カウンター
帰りはバルセロナ空港からドバイ経由で羽田空港に帰ります。
バルセロナからは夕方と夜発の1日2便がドバイに向けて飛び立ちます。
私たち20時発の夜便に搭乗。
出発2時間半前にカウンターへ到着しましたが、エコノミークラスでも5分ほどでチェックインができそうでした。
(ここだけの話、夜便は比較的空いているので狙い目なんだとか)
ビジネスクラスは出入国審査でプライオリティレーンの使用が可能です。
そのため、混雑しがちなバルセロナ空港もノンストレスでさくっと抜けることができました!
バルセロナからドバイ、ビジネスクラスの座席は?
シート
機体はドバイからマドリードの便とほぼ同じで、こちらもフルフラットになります。
旅行中は連日早起きで、機内ではほとんど爆睡してしまいました。
機内食と飲み物
機内食
前菜は往路で美味しかったアラビックメゼを再オーダー♪
この旅の機内食で1番のお気に入りです!
メインはラム肉とサフランライス!
こちらは個人的にはそこそこで、これを食べるなら他のものでもいいかも!?
食後にはチーズの盛り合わせをオーダー。
赤ワインによく合う!
本来はこの後2回目のお食事があったのですが、睡魔に負けて食べ逃してしまいました、残念!
ドリンク
旅工房公式キャラクターのタビイちゃんと一緒に♪
今回はベネチア発祥で食前酒としてよく飲まれる「アペロールスプリッツ」というお酒をオーダーしました!
ちなみに、ドリンクは頼み放題です。
ドバイ空港乗り継ぎ
復路も往路も同じくドバイ国際空港で乗り継ぎです。
ドバイ国際空港はとても広いですが、空港内の案内表示がそこかしこにあり、とてもわかりやすいため、初めて利用する人でも迷うことなく目的地にたどり着けます!
ドバイ空港ビジネスラウンジ
ラウンジ内の設備は?
エミレーツ航空のラウンジはドバイ国際空港の3階コンコースA、B、Cそれぞれにあります。
私は今回Bのラウンジに行きましたがとにかく広い!
ラウンジにはシャワーもあり、ドライヤー歯ブラシ、バスタオルも用意されています。
リンスインシャンプーとコンディショナーはアイルランドのブランド「VOYA」のラグジュアリー・スパ製品でした。
早速入ってみましたが、お湯の温度、水圧もホテルと同じくらいでとても快適!
これからの長旅に備えてリフレッシュできました!
ラウンジのお食事やドリンク
ラウンジ内では、世界各国の料理を楽しめるビュッフェスタイルの食事が提供されています。
パスタ、カレーなど豊富な選択肢に加え、高級ワインやシャンパン、カクテルなどのドリンクメニューも充実。
24時間営業なのも嬉しいポイントです。
ドバイから羽田へ!ビジネスクラスの座席は?
シート
ドバイから羽田間に使われているEK313は、2024年9月よりプレミアムエコノミーが搭載された新しい機体!
高級感をより一層際立たせる木目調のデザインが特徴です。
こちらのシートももちろんフルフラットになります!
また、座席は1-2-1の配列なので、カップルや夫婦だと中央の席でパーテーションを下ろして2人で会話することもできます。
機内食と飲み物
1回目の機内食(朝食兼昼食)
搭乗が午前8時頃だったので朝食兼昼食と、到着前に夕食をいただきました。
1回目はオムレツ。
ボリューム盛りだくさんでかなりおなか一杯になりました(笑)フレッシュなフルーツが嬉しい♪
1回目の機内食(夕食)
前菜はサーモンのマリネをチョイス。
マリネしてあるのでそのまま食べても絶品です!
機内で生魚が食べれるのも食に力を入れているエミレーツ航空ならでは♪
ディル風味のサワークリームと、上に乗ってるオレンジのゼストがとてもいいアクセントになっていました。
メインはローストチキン!
ソースはペッパーコーンソースです。
日本ではあまり馴染みがないですが、ヨーロッパではとてもポピュラーなソースです。
黒胡椒のクリームソースで、柔らかいチキンとベストマッチ!まるでレストランで食事してる気分でした!
ドリンク
旅の締めくくりはエミレーツ航空厳選の赤ワイン♪
今回往復ビジネスクラスを体験しましたが、快適さと贅沢さを兼ね備えた素晴らしい空の旅になりました!
機内での上質な時間は、ワンランク上のサービスを提供するエミレーツならではの特別な体験です。
今回のフライトも忘れられない旅の思い出になりました!
現地に到着する前の、移動時間そのものが旅のハイライトになる、そんな贅沢な空間をぜひ一度体感してみてはいかがでしょうか?
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