トロムソでオーロラ鑑賞!ツアーの流れをリポートします!
更新:2022/10/14
5,267views
オーロラツアー、当日の動きが知りたい!Tromso Villmarkssenterのオーロラツアーの時間ごとの流れを紹介します!
どんな内容?
Tromso Villmarkssenterは、ヨーロッパを代表する犬ぞり専門の会社。トロムソ市内から約30分のところに大きな敷地を有し、カヤックや犬ぞりなどアクティビティを提供しています。
広い敷地を生かして冬の間に提供されているのが、オーロラ鑑賞とハスキーたちとのふれあいをセットにしたツアー。食事もついていて、オーロラだけでなくプラスアルファの体験もできちゃうお得なツアーです。
<料金>※このツアーに犬ぞり体験は含まれていません。
18歳~:1040 NOK
13~17歳※学生含む:936 NOK
4~12歳:520 NOK
18:30 ラディソンブルホテル前集合
当日はまず、トロムソの中心部にあるラディソンブルホテル前に集合します。集合時の外気温は-2℃(全然寒くないじゃん余裕)。
バスの中でツアーガイドさんからの挨拶があります。「オーロラもいいけど、たくさんのハスキーがいてとっても楽しいからお楽しみにね(ハスキー推し)!」
19:00 ベースキャンプ
オーロラよりハスキー推しなのが引っかかりながらも、走ること30分。ベースキャンプに到着します。
ベースキャンプ周辺の外気温は-10℃!スキーウェアのような防寒着がないとかなり寒く感じます。
到着後、すぐにクロークで防寒着とブーツを借りて着替えます。
ここでは、ハスキーのぬいぐるみなどちょっとしたお土産も買えます。
19:30 ハスキー祭り
オーロラの出現を待つ間、グループに分かれてハスキーと触れ合いタイムです。300頭のハスキー小屋が並ぶ様子は圧巻です!
この時、眠っている子は無理に起こしたりしないように注意がありますが、起きてる子とはどんどん遊んでOKです。遊びたい子は、もうお家の外に出て待っています。
ハスキーはとても人に慣れていて、犬好きな人にはどんどん寄ってきます。
犬が苦手な人にはまったくといっていいほど寄ってこないので(笑)少し寂しさもあるものの、1時間ほど遊べるので、犬好きにはたまらないはず!
ところでこのお家、「寒くないのかな?」と気になった人もいるかもしれませんが、中を覗いてみると半地下のようになっていました。熊の冬眠のように少し暖かい造りになっているので大丈夫ですよ。
20:30 お食事タイム
外でたっぷり遊んだあとは、北極圏地域の先住民族サーミのテント風小屋でお待ちかねのディナータイム!
冷えた体をキャンプファイヤーと温かい飲み物で暖めます(飲み物はコーヒーか紅茶を選べます)。
サーミ族の伝統工芸「ククサ」の木のカップで乾杯。
このカップを贈られた人は幸せになるという言い伝えがあり、フィンランドでは大切な人に必ずプレゼントするものなんだそう。
一口飲んだだけでほっこり幸せ気分。暖かい飲み物に続いて、バカラオのスープ(干し鱈のトマト煮)がサーブされます。チリが入っていてピリ辛でやみつきになるおいしさ!あまりにおいしくてちゃっかりおかわりしました。
ご飯の最中にも、ガイドさんは常に外を見張って、オーロラがいつ出てもいいようにサポートしてくれます。ゆっくり食事を楽しむことができますよ。
ちなみに、ちょっと高いほうのツアーでは、寝そべることのできるお部屋を使えます。同行者の年齢などに合わせて、プランを探してみてくださいね。
オーロラ現わる
食事も終わり、世界各地から集まったツーリストと談笑していると・・・「オーロラ出たよ!急いで外に来て!」とついにガイドさんからお呼びが!
急いで外に出て空を見上げると、そこにはモヤッとした緑色の一筋の雲のようなものが。「はっきり光っていないけど確かにオーロラ・・・だな・・・」
一生に一度は見たかったオーロラ。ひと目見られれば、と謙虚な気持ちでいたはずが、少し見えるともっともっと見たくなります。
オーロラ爆発がみたい!!初心を忘れ強欲に祈りながら一筋のオーロラを見つめ続けること約10分。
薄い光の筋がどんどん大きくなり、クネクネと夜空を動き始めました!まるで光が踊っているようです。ついにきたー!
テレビで見たオーロラにやっと出逢うことができました。ガイドさんもツアー参加者も拍手で大喜び。
「今日はオーロラを見るのに絶好の日だとわかっていたよ!」とガイドさん。あんなにハスキー押しだったのに・・・。
夜空を彩るオーロラを十分に堪能すると、みんなあちこちで立派な一眼レフを取り出して撮影準備に入るではないですか!
「これはなんとしても写真に収めたい」。
オーロラを撮影するには、カメラのシャッター速度を遅くする必要があります。スマートフォンのカメラは速度が速いので、シャッター速度を調節できるアプリを事前にダウンロードしておきました。
肉眼と同じように色濃く写せませんでしたが、SNSに使うには十分な写真が撮れました。
その後30分ほど出たり消えたりを繰り返すオーロラ。バスの出発時間ギリギリまでずーっとオーロラを眺めることができ、最高の体験がでした。
3時間半ほどベースキャンプに滞在して、22:30ごろキャンプを出発します。集合した場所と同じラディソンブルホテルで23:00頃解散となります。
Villmarkssenterツアーのいいところ
ほぼ街中で見られる!
オーロラといえば、3時間も4時間も車に揺られて街から離れないと見られないイメージがありますよね。でもトロムソなら、街中から30分移動するだけでオーロラが見られます。移動時間が少ないのは高ポイントです。
防寒具の貸し出しがある!
ツアー会社によっては、防寒具持参のところもあります。ただでさえ長旅になるのに、防寒着の準備までは大変!現地でレンタルできることは大きなメリットです。
もしもの時は・・・ハスキーと思い出づくり!
オーロラが見られるかどうかは運次第。もちろん見られない日もあります。そんな時のガッカリ感をなくしてくれるのが元気なハスキーたち。もともと犬ぞりのために運営されている会社なので、プラスアルファの体験を提供できるのはかなり強み!
街の500m圏域に教会やお店などが密集していて、街歩きも楽しめるトロムソ。オーロラは見たい!でも楽したい!という人におすすめなので、どこで見るか迷ったらぜひ参考にしてくださいね。
関連記事
オーロラ観光におすすめ!トロムソ中心地のクラリオンホテル®︎・ジ・エッジ
2020年04月13日
2,962view
関連記事
2020年02月28日
4,214view
関連記事
フィンランドでオーロラ鑑賞!1人旅でも楽しめる服装&撮影方法ガイド
2020年02月07日
11,886view
関連記事
イエローナイフでオーロラを見るベスト条件!周辺のオススメ観光情報も紹介します!
2020年02月05日
7,792view
関連記事
フィンランド「見逃せない」観光地16選!名物料理、夏・冬の楽しみ方も教えます!
2022年10月20日
152,342view
Tromso Villmarkssenter
住所(予約オフィス)Roald Amundsens Plass 1A 9008 Tromsø
電話番号+47-77-69-60-02
営業時間9:00~17:30(10月31日〜3月22日)※シーズンによって変更あり
- 旅Pocket 編集部
- 旅Pocket編集部です。「ポケット」に入れて持ち歩きたくなるような、見るたびにわくわくする国内・海外情報をお届けします!
AREA
地域
-
世界共通
-
国内
-
アジア
-
インド洋
-
ハワイ
-
ミクロネシア
-
ヨーロッパ
-
中南米
-
中近東
-
北アメリカ
-
南太平洋・オセアニア
-
カリブ海
-
クルーズ