大自然を堪能!ナットシェル利用でノルウェーのフィヨルド周遊体験レポート!
更新:2019/11/28
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こんにちは!お客様から「ノルウェーのフィヨルド周遊がしたいけど、ナットシェルってどうやって使うの?」というご質問をいただいたので、トラベル・コンシェルジュが体験してきました!
「ナットシェル」とは?
ナットシェルとは、ノルウェーのフィヨルド観光のための、鉄道・船・バスのチケットがセットになったものです。利用する区間に対し、それぞれのQRコードがついたバウチャー(予約券)が発行されます。
私が手配した会社では、PDFファイルがメールで届きましたので、メールに記載にある通りに印刷して持っていきました。手配会社によってこの形式が少しずつ違うようで、鉄道の区間だけ長細い鉄道のチケットになっているところもあるようです。
予約方法は公式サイトやオプショナルツアーサイト、旅行会社からなどなど。公式サイトは英語かノルウェー語、ドイツ語の3つのみ。日本語で予約をとる場合は、オプショナルツアーサイトか旅行会社を通すのがおすすめです。
今回は、このチケットを持って早速出発です!
フィヨルド周遊へ、いざ出発!
今回の私の行程は、オスロからベルゲンを鉄道、船、列車を乗り継ぎ、1日かけて周ります。
ベルゲン鉄道で出発 オスロからミュールダール
まず1区間目は、オスロからミュールダールです。こちら、オスロの中央駅です。8:25に出発!
オスロからミュールダールはこのフィヨルド周遊の中で一番長い区間。約4時間半かけて移動します。
中央駅に入ると、大きな電光掲示板があるのでここでプラットフォームを確認します。
今回乗る鉄道はベルゲン行きのベルゲン鉄道です。プラットフォーム3からの乗車でした。
まず、荷物は列車最後尾にある荷物棚か、頭上の荷物置き場に収納します。
乗る前は、車窓観光に4時間半・・・?と思っていましたがまったく苦になることなく、ずーっと外の景色を見られました!この区間、実は山を登って降りるというルートになっているのでどんどん真冬になって、乗り継ぎのころにはまた秋に戻るという不思議な体験をしました。
実はナットシェル周遊に使われている列車は、オスロからベルゲンまでを通して運行している電車を使っています。今回は途中で乗り継いで、フィヨルドを回りますが、ベルゲンにそのまま行きたい人も同じ電車に乗っています。
電車の中は、日本の新幹線と同じような感覚で、座席ごとにテーブルがありフットレストもありました。座席の間隔も、新幹線を思い浮かべていただければと思います!ゆったりとした4時間半の旅でした。
ホームは吹きさらしです。朝焼けがとってもきれいでした!
今回は10月初旬に行きましたが、日本の11月下旬くらいの服装でちょうどいいくらいでした。風がとても冷たいので、着ている枚数は日本にいるときと変わらなくてもウインドブレーカーで風を防ぎつつ、手袋やニット帽、マフラーなどで外気にあたっているところを少なくするのがおすすめです。
冬場はもっともっと冷え込みます。防寒対策はきっちりおこなってくださいね。
フロム鉄道で観光列車体験 ミュールダールからフロム
2区間目のミュールダールからフロムでは、フロム鉄道という観光列車に乗り換えます。乗り換えは簡単で向かい側のホーム。次は全席自由席なので、窓際確保のため皆が並んで待ちます。
日本でいう、トロッコ列車のような感じですね!この区間は、1区間目とは違い、ゆっくりめのスピードで車窓からの景色を楽しめて、滝など見どころが来るときには英語の解説が流れました。この区間の一番の写真スポットは、大きな滝です!
滝の前が広場のようになっていて、鉄道が停車してくれるのでここでは鉄道から降りて約5分ほど、写真撮影ができました。
約1時間ほどの車窓観光でしたが、ここは本当にあっという間に到着してしまいました。列車の右側も左側も写真を撮りたい景色が出てくるので、隣のBOX席の人と、お互い入れ替わりながら写真撮影をしていると、自然に仲良くなれるとても楽しい列車でした♪
一番のおすすめ!フィヨルドクルーズ フロムからグドヴァンゲン
3区間目の船は、実は出発前から私が一番楽しみにしていた区間。フィヨルドクルーズです!
フィヨルド周遊の乗り継ぎ地の中でも、お土産屋さんやカフェがある都会的な街フロム。
到着から出発まで、乗り継ぎに約30分ほど時間があったので、ここにあるパン屋さんで、チョコデニッシュとコーヒーを買って船に乗り込みます。
今までの2区間は乗車後に車掌さんがやってきてチケットチェックでしたが、船は乗る前に乗船員さんがチケットチェックします。早めに乗船して、奥の全面窓ガラスの真ん前の席をゲット!この席が一番おすすめです♪
実は出国前の天気予報では雨・曇りだったので、どうなることかと思っていた中、この快晴!!きれいな写真がたくさん撮れました!!!
小学生のころ、社会の教科書で見てからずっと憧れていたフィヨルド。画面や本を通してしか見たことなかった壮大な景色が目の前に広がっていて本当に感動しました!!
このあと、グドヴァンゲンからヴォスまでバス、ヴォスからベルゲンまで鉄道が続きます。ここでも車窓観光が楽しめるのですが、10月なので、バスの区間から徐々に薄暗くなり始めて、鉄道に乗車後は真っ暗でした。
夏場なら、もう少し長く車窓観光を楽しめたかも。
ベルゲンに到着!お疲れ様でしたー!
いかがでしたでしょうか!
何回も乗り継ぎがあるので、体力は使いますが、日本では見ることのできない壮大な景色が目の前に広がります。そして、まるでオアシスのような大自然。日々の喧騒から離れて、ノルウェーで癒されませんか?
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