ローマ観光「行くべき!」定番名所11選【事前に確認!】地図や予約情報も
更新:2024/08/23
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もくじ
街歩きをしているだけでその歴史を体感できるイタリアの都市、ローマ。ユネスコの世界遺産に登録されたスポットが多いのも注目したいところです。こちらの記事では、ローマを訪れたらぜひとも行っておきたい定番の観光スポットを厳選してご紹介!徒歩での散策にぴったりのマップもあるので参考にしてくださいね。
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。ローマ観光で「行っておくべき!」定番名所
かつて古代ローマ帝国の首都として栄えたローマは、街の大部分が「ローマの歴史地区と教皇領、サン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ聖堂」としてユネスコの世界遺産に登録されています。地区内にはコロッセオやフォロ・ロマーノ、カラカラ浴場などの人気観光スポットがたくさん!ローマの歴史を感じられるスポットを巡りましょう。
観光スポット紹介の前に…マップを確認!
ローマ観光の移動手段としておすすめなのが地下鉄と徒歩です。街の中心部には歩いて回れる観光スポットも多いので、事前にマップをチェックしておきましょう。石畳が多いので、スニーカーなどの歩きやすい靴がおすすめです。
以下は徒歩で行けるスポットとおおよその所要時間です。ローマの街並みを眺めながらのんびり散策してみませんか?
コロッセオ⇔フォロ・ロマーノ:徒歩約1分
コロッセオ⇔カラカラ浴場:徒歩約14分
コロッセオ⇔真実の口:徒歩約15分
コロッセオ⇔サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂:徒歩約18分
トレビの泉⇔パンテオン:徒歩約8分
トレビの泉⇔スペイン広場:徒歩約8分
パンテオン⇔ナヴォーナ広場:徒歩約4分
コロッセオ
「コロッセオ」は紀元80年に造られた円形闘技場です。約5万人を収容可能な闘技場は、当時ローマ市民の娯楽となる見世物を行う場所として使用されていました。東京ドームの収容人数とほぼ同じというからその大きさがわかりますね!
ここでは、ライオンなどの猛獣と剣闘士の激しい戦いが繰り広げられました。1980年には「ローマ歴史地区、教皇領とサン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂」の1つとしてユネスコの世界遺産に登録されています。
アクセス地下鉄B線「コロッセオ駅」から徒歩約4分
料金€18(「コロッセオ」・「フォロ・ロマーノ」・「パラティーノの丘」の共通チケット)
営業時間変動があるため、詳細はHPでご確認を 休み:1月1日、12月25日
コンスタンティヌス帝の凱旋門
紀元315年、コンスタンティヌス帝がマクセンティウス帝に勝利したことを記念して建てられた「コンスタンティヌス帝の凱旋門」。遠くから見るとアーチの巨大さに目がいきますが、間近で見ると繊細な彫刻に圧倒されるでしょう。
最上段にはマルクス・アウレリウス帝の生涯、下段にはハドリアヌス帝の生涯やコンスタンティヌス帝の戦闘の様子などが表されています。コロッセオのすぐ隣にある観光スポットなので、セットで見学するのがおすすめです。
アクセス地下鉄B線「コロッセオ駅」から徒歩約6分
営業時間24時間
フォロ・ロマーノ
かつてローマ市民の生活の中心として栄えた世界最古の広場「フォロ・ロマーノ」。「フォロ」とはイタリア語で「広場」を意味します。古代ローマ以前に埋葬地として使用されていた場所に広場が作られ、どんどん拡大してローマ帝国の中心地となりました。
当時の建造物が今でも残っていて、「サトゥルヌスの神殿」や「セプティミウス・セウェルス帝の凱旋門」「元老院議事堂」などが見ものです。
アクセス地下鉄B線「コロッセオ駅」から徒歩約10分
料金€18(「コロッセオ」・「フォロ・ロマーノ」・「パラティーノの丘」の共通チケット)
営業時間変動があるため、詳細はHPでご確認を 休み:1月1日、12月25日
真実の口(サンタ マリア イン コスメディン教会)
「真実の口」は、映画『ローマの休日』に登場し一躍有名になったスポットです。1632年にサンタ マリア イン コスメディン教会の外壁に設置されました。実はこちらの真実の口、元々古代ローマのマンホールの蓋だったともいわれています。
嘘つきが真実の口に手を入れると噛みちぎられるという伝説があり、ドキドキしながら手を差し入れている観光客でいつも賑わっています。勇気がある人はぜひ試してみてくださいね。
アクセス地下鉄B線「チルコ・マッシモ駅」から徒歩約10分
サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂
古代から続く大聖堂の1つである「サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂」。ローマの四大聖堂のうちの1つにも数えられています。この大聖堂の見どころは、ローマでも一二を争う美しさとされる回廊(キオストロ)です。
中では繊細なモザイク画が見られますよ。回廊のある中庭をゆっくりと散策するのがおすすめです。
アクセス地下鉄C線「サン・ジョヴァンニ駅」から徒歩約5分
カラカラ浴場
212〜216年にかけてカラカラ帝が建造したとされる「カラカラ浴場」は、かつてローマ市民の憩いの場として利用されていました。保存状態のよい温泉施設の1つです。施設内には浴場のほか、図書館や劇場などもあり人々が交流する貴重な場所と伝えられています。
大理石の柱やモザイク、壁画、彫像など、浴場の装飾はとても豪華だったよう!地下の浴場にはローマ最大級のミトラス神殿があり、不定期で見学することができます。
アクセス地下鉄B線「チルコ・マッシモ駅」から徒歩約12分
料金€8
営業時間季節により変動があります。休み:月、イースター
パンテオン
2,000年以上もの歴史がある「パンテオン」は、円形屋根が印象的な巨大な建造物です。「パン=すべて」「テオン=神」を表し、古代の神に捧げられた建物でした。7世紀以降にはローマ・カトリック教会となり、たくさんの歴史的人物が埋葬されています。
半球型のドームの中央には直径9mの天窓があり、神々しい光が差し込む光景は昔から変わりません。週末や祝日に見学する場合は前日までの予約が必要です。
アクセス地下鉄A線「バルベリーニ駅」から徒歩約15分
料金€5
営業時間09:00〜19:00(最終入場:18:30)休み:12月25日と1月1日
ナヴォーナ広場
古代ローマ時代には競技場として使用されていた「ナヴォーナ広場」は、休日には露店や似顔絵描きなどで賑わう人気観光スポットです。広場の周りを囲うバロック様式の建物のたたずむ様子は圧巻!まるで古代ローマに迷い込んだような感覚になるでしょう。
広場には3つの噴水があり、中央に位置するのはジャン・ロレンツォ・ベルニーニによる「四大河の噴水」です。クリスマスシーズンにはクリスマスグッズが買える、かわいらしい屋台が立ち並びます。
アクセス地下鉄A線「バルベリーニ駅」から徒歩約20分
トレヴィの泉
「トレヴィの泉」も映画『ローマの休日』に登場した有名な観光スポットです。豪華なバロック彫刻が施された噴水はフォトスポットとしても人気です。
トレヴィの泉はコイン伝説が有名で、後ろ向きにコインを投げ入れると願いが叶うといわれています。コインの枚数によって願い事が変わるのだとか。夜になるとライトアップされロマンチックな雰囲気に一変するので、昼間とは違う幻想的な雰囲気に酔いしれましょう。
アクセス地下鉄A線「バルベリーニ駅」から徒歩約7分
スペイン広場
ローマ観光で外せないスポットといえば「スペイン広場」でしょう。広場の中央には135段あるスペイン階段があり、毎日多くのローマ市民や観光客で賑わっています。階段の上からは美しいローマの街並みを一望できますよ。
広場周辺は有名ブランドや宝石店などが集まるショッピングストリートがあるので、ショッピング後に休憩するのにもぴったり。数々の映画の撮影にも使われたスポットです。
アクセス地下鉄A線「バルベリーニ駅」から徒歩約10分
バチカン美術館
バチカン市国にある世界最大級の美術館「バチカン美術館」。こちらはバチカン宮殿の大部分を占める建物で、博物館や図書館、礼拝堂などから成っています。元々は教皇ユリウス2世が、宮殿内の中庭に自慢の古代彫刻コレクションを並べたことが始まりといわれています。
天井画やミケランジェロの壁画が有名な「システィーナ礼拝堂」や「ラファエロの間」「ニコラウス5世礼拝堂」など見どころが多く、全部を見て回るのには数日かかるそう!お目当ての作品をあらかじめ決めておくのがおすすめです。
アクセス地下鉄A線「オッタヴィアーノ駅」から徒歩約7分
料金€20
営業時間月〜土:09:00〜18:00(最終入場:16:00)、4月22日〜10月29日の金・土:09:00〜22:30(最終入場:20:30)、毎月最終日曜:09:00〜14:00(最終入場:12:30)
ローマ観光を計画する時に知りたい【事前情報】
チケットの予約について
人気の観光スポットを訪れる際に気をつけておきたいのがチケットの確保です。コロッセオなど有名な観光スポットで事前予約が必要となっています。行きたいスポットの予約は事前にしておきましょう。
人気の観光スポットはとにかく当日のチケット売り場が混雑するものです。当日時間を無駄にしないためにも、チケットを事前に購入しておくほうが安心です。英語で書かれたサイトにはなりますが、オンラインで予約できるサイトもあるため、ローマへ出発する前に確認してみてはいかがでしょうか。
観光地間の移動について
記事冒頭でも解説したように、基本的にローマでの移動手段は徒歩と地下鉄が中心となります。ほとんどの観光スポットはアクセスのよい場所にありますが、自分で観光スポットの営業時間を調べておく必要があります。
チケットの個人手配が面倒…、交通機関をうまく使えるか心配…という人はオプショナルツアーに参加するのがおすすめ!滞在先から目的地まで送迎がついているプランも多く、自分の好みに合わせて様々なツアーを選べるのが魅力です。
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