フランスに観光に行くみなさんが気になるのはやはりチップのことではないでしょうか。フランス旅行の際に役立つフランスのチップ事情を解説します!
フランスはチップを払わなくてい!
まず結論からいうと、フランスではチップを出す義務はありません。チップは「感謝の気持ち」 として、気持ちよい応対を受けた時に出せばOKなんです。
レストランやカフェバーなどで食べたり飲んだりした場合、レシートの下の方を見てみると「Service comprisセルヴィス コンプリ」つまり「サービス料込み」と記されていることも多いです。
しかしながら、フランスには昔からチップを出す慣習は存在します!
フランス語でチップはプールボワールpourboireといいます。Pourとboireがくっついた単語。英語に直訳すればfor drinkになります。「仕事の後にこのお金で一杯飲んで下さい」というのが語源です。
チップ用の小さな器を置いてある床屋やヘアサロンなんかもたくさんあります。現金で払うことが多いカフェバーではおつりのサンティーム小銭を残したりもします。
フランスもクレジットカード大国でフランス人は至る所でクレジットカードを使います。昔よりはレス トランでわざわざ現金でチップを残す人は少なくなったかもしれません。
博物館のガイドさんにはチップが必要!
一方、大多数の人がチップを握らせたほうがいいのは美術館や博物館などのガイドさんです。
見学が終わり「さようなら/オ ルヴォワール Au revoir」「ありがとう/メルシー Merci」と言い軽く握手をする時にさりげなく渡します。1時間くらいの見学であれば2ユーロぐらいが相場です。
最近はオーディオガイドのヘッドホーンを貸し出す所が増えてきたので、この慣習もいずれなくなる時がくるかもしれません。
繰り返しますが、フランスではチップは義務ではありません。チップは有意義な時間を過ごしたときの「感謝の気持ち」です。チップを渡せるような良い人に出会えるといいですね!それではみなさんBon Voyage !
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