海外マラソン初心者にもおすすめ!メドックマラソンのツアー体験リポート
更新:2020/02/15
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メドックマラソンは、フランスワインの名産地ボルドーで、仮装をしてワインを飲みながら美しい田園の中を走るフルマラソン。世界中で行われているマラソン大会の中でも特に陽気で、マラソンとお祭りを一緒にしたような楽しい大会です。
2016年9月7日~13日、旅工房で開催したメドックマラソンツアーにスタッフ&参加者として同行したコンシェルジュがリポートします!
出国前には交流会や合同練習など事前イベントがあります
今回は総勢51名様にご参加いただきました。初めてスタッフがツアーに同行したため、メドックマラソンツアーの魅力をたっぷりとお伝えします!
2016年のメドックマラソンツアーでは、出発前イベント(決起集会と合同練習)を計4回ご用意しました。決起集会ではワインを飲みながら参加者みなさんで自由に交流。
合同練習は、1周は約5kmの皇居周辺で行いました。日曜日の朝10時に集合して皇居の周りを1~2周走ります。
走り終わったあとはみなさんでランチへ!頑張った後の美味しいお酒は最高ですね♪
このような出発前のイベントがあるので、お1人様の参加でも大丈夫です!メドックを選ぶほどですから、みなさんラン好き、ワイン好き、旅好きと共通点があるので、あっという間に仲も深まります!
ボルドーに到着したらみんなで朝ラン!
さて、出発前イベントで仲良くなった皆みなさんといよいよフランスへ旅立ちます。
フランスのボルドーに到着した次の日は、朝ランから1日が始まります。
早朝6:30にホテルのロビーへ集合して、いざスタート!
まだあたりは暗いですが、みんな一緒なら安心ですね。
ヨーロッパらしい建物が立ち並ぶ街並みを見ると、ボルドーに来たんだという実感がわいてきます。走る前には少し冷たく感じた風も、除々に心地のよいものに変わります。
こちらのゴシック様式の建物は、ボルドーの中心にあるサンタンドレ教会!
観光客がいない薄暗い時間帯なので、いつもとはちょっと違った表情を見られました。
『水の鏡』といわれるブルス広場は、建物が水に映る様子が美しく、ボルドーの名所として知られています。
走り終わったあとはみなさんで記念写真。ここらへんから空が白んできました。
ちなみに、明るい時間のブルス広場もまた美しかったです。
旅先で朝ランをするのは初めてでしたが、とても気持ちの良い1日のスタートを迎えることができるのでおすすめです!
ツアーのメインイベントで、メドックマラソンの本番
マラソン当日は、朝6:30にホテルを出発して会場へ向かいます。まずは素敵なおもしろ衣装を身にまとったみなさんと集合写真。
ハチマキにはっぴ、富士山や浴衣など日本を意識した仮装をした方が多くてとっても賑やか!
ラベルを目立たせたワインのプリントがお洒落~♪
初フルマラソン挑戦の台湾人ランナーさんなど、外国からの参加者とも写真を撮りました!って、足元キュートなケンタウロス。ちゃんと走れるのかな!?笑
メドックマラソンは毎年仮装のテーマが設定されますが、2016年のテーマは「物語と伝説」でした。
スタート地点に移動すると、カラフルな衣装のランナーたちで賑わっていました。
ここでタイムキーパーを発見!制限時間の6時間30分で走るこのキーパーに追いかけられると精神的に追い詰められるのでなるべく出会わないようにしたいです。笑
もちろんキーパーもみんな仮装してます。「レースの終わり」と日本語の文字が見えます。日本人参加者の多さがうかがえます。
さて、そろそろスタート時間が近づいてきました・・・!会場の盛り上がりを肌で感じて気持ちが高まります!
9時30分、ついにメドックマラソンスタート!
9時30分、いよいよレースがスタートしました。
レースのスタート写真がこんなに陽気な大会はほかにないはず!
街中を抜けると、豊かな田園風景が広がります。賑やかな仮装をしたランナーたちと一緒に走るので楽しいし、気合が入ります。
走りながら思わず吹き出してしまいそうになるランナーがたくさん。笑
後ろ側に広がるブドウ畑は、走りながらも見とれてしまうほど綺麗です!沿道からは子どもたちの応援「Allez(アレー)/頑張れ~!」という声が聞こえてきます。
マイクで歌う人、歌いながら踊る人、本格的な演奏をする音楽隊、ひとりでバイオリンを弾く人など、マラソン中は常に音楽と笑顔で溢れています。
メドックマラソンの目玉!素敵なシャトーやワインの給水スポット
メドックマラソンに参加するメリットは、なんといってもこの景色。こんな素敵なシャトーもコースに含まれているため、
みんなレースを中断して写真を撮ったり。笑
給水ポイントではワイン、オレンジ、バナナ、スナック、ワッフル、シュトーレンなどが振る舞われ、ゴール近くになると生ガキ、牛ステーキ(食べられるの!?)、アイスバーなども出てきます!
すべてのシャトーのワインを制覇する人や、コースマップ上で絶対に飲みたいワインのシャトーに印を付けているツワモノもいます。
20kmの折り返し地点
20kmの折返し地点で参加者のみなさんをパチリ。まだ半分という不安感と半分過ぎたという少しの達成感が出てきます。
この時点ではみなさん笑顔でポーズを決める余裕があります!
給水所にインスタフレームを持つお姫様がいました~!
25kmを過ぎたあたりから一気に身体が重くなります。涙を堪えながら、歩いたり、走ったりを繰り返して「1kmがこんなに長いのにあと10km以上も走れるだろうか」と心のなかで弱音を吐いたとき、
ふと周りを見渡すとどこまでも続くブドウ畑が。その美しさに励まされたような気がして、また走り始めます。30kmまで来たらあとは10km!もうここまできたら何が何でもゴールしたい!
すれ違うスタッフや参加者のみなさまと励まし合いパワーチャージをしました。通り過ぎる外国人ランナーたちも肩を叩いて応援してくれます。するとついに、ランナーを迎える門が・・・!あとちょっとだ…。
ついにGOAL!
最後の最後に感動と安堵、嬉しさで涙がポロリ。初フルマラソン、6時間55分と時間はたっぷりかかってしまいましたが、なんとかゴールすることができました。
制限時間が延長されたおかげで、完走賞のメダル、ワイン、オリジナルリュック、コップ、お花をもらうことができました!
途中めげそうになりましたが、ボルドーの美しいブドウ畑と大勢の人たちの声援、何より参加者全員で作り出す楽しい雰囲気に走り抜けることができました。
こんなに楽しく美しいマラソン大会は一生ものの思い出です!!参加してみたい!という方はぜひ、コンシェルジュにご相談くださいね。
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