ヨーロッパ周遊で立ち寄ることの多いチェコ。2日しかないけどどこに行けばいい?必見スポットを紹介します!

チェスキークロムロフ城

南ボヘミア貴族の住居だったチェスキークロムロフ城。世界遺産です。プラハからは、バスで3時間ほど。

建築、文化、大きさの面で、ヨーロッパでもっとも重要な記念建造物のひとつといえます。敷地内には、修道院や展望台、宮殿などが集まっています。

なんといっても、城内に溢れるこのだまし絵が有名で、世界中から観光客が訪れるんです。

夏場は建物内にも入れます。プラハだけでなくどこか周遊したい!という時に日帰りで行けるおすすめスポットです。

⇒チェスキークロムロフ城の詳細リポート

プラハ城は朝行こう!

プラハ城は、いわゆる普通の「お城」と呼ぶ建物とはちょっと違い、いくつかの建物が集まって成り立つ敷地を指します。城というより、宮殿というほうがイメージしやすいかもしれません。

在住者としておすすめしたい時間帯は、朝。それは、正門右横の小高い丘から眺めるプラハのオレンジ屋根の町並みと朝焼けの景色がとっても美しいから!あまりの美しさにプラハ城に入場する前に身が清められる感じ。澄んだ空気と朝焼けをぜひ楽しんでください。

また、9時入場を狙って衛兵交代式を見るのもおすすめです。正午に訪れる場合、プラハ城の第1の中庭で行われる衛兵交代式を見ることができますよ。ブラスバンドの演奏にあわせて行進する様子は本当にかっこいいです。正午の衛兵交代式の時間は混み合うので、少し前に行って場所を確保しておきましょう。

プラハ城で誰もが見上げる、写真を撮りまくる、聖ヴィート大聖堂も見逃さないで!荘厳なゴシック様式の建物は塔の高さがなんと96mと、とにかく巨大!しかし、とても品のある佇まいなのです。

また、中のステンドグラスにも注目。代表的な作品は、聖堂の入口から3番目にあるアルフォンス・ムハ(ミュシャ)が制作した「聖キリルと聖メトディウス」です。一番人気のステンドグラスなので観光客が常にたくさんいますが、ぜひグループ客がいなくなったタイミングを見計らって素敵な写真を撮ってください!

ステンドグラスの下のほうに、四隅が◎で囲まれた「BANKA SLAVIE」というラベルが見えます。これはステンドグラスのスポンサーの「スラブ銀行」という意味だそうです!ミュシャのステンドグラスにスポンサー名・・・(笑)

でも、言われないと気づかないくらい溶け込んでいますよね。

出口付近の淡いピンクのステンドグラスは、とても柔らかい色で聖堂内を照らします。

聖ヴィート大聖堂への入場受付は閉館20分前までです。 チケットを購入しない方が立ち入ることのできる場所は、西側の合唱隊席下の空間のみです。礼拝中の教会見学者の立ち入りは禁止です。

⇒プラハ城の詳細リポート

プラハ城の隣にあるスタバは立ち寄り必須!

プラハ城の敷地の隣にはスターバックスがあります。

晴れていると景色がサイコーなので、プラハ城散策の後にぜひ立ち寄ってほしい!

黄色を基調にした店内は、昔の古い建物を使っているとは思えないほど明るい雰囲気です。

チェコセンスってこんな感じ?と気づかされるほど、タンブラーはスタイリッシュ。

コールドドリンクの種類が豊富なので、夏場は喉を水分補給にもおすすめです。

⇒プラハ城スタバの詳細リポート

幸せになれる!?カレル橋

カレル橋は、ヴルタヴァ川にかかるプラハ最古の橋です。ヴルタヴァ川と聞いてもピンときませんよね。

でもあの有名なスメタナの曲『モルダウの流れ(交響曲として知られているのは『わが祖国』というタイトル)』のモルダウ川のこと、といわれればピンとくる人は多いのでは?

プラハ城のある西岸から旧市街がある東側まで、橋の欄干には30体の聖人像があります。

まるで美術館のよう!

私が訪れた日は雨が振りそうだったので大道芸人さんがほとんどいませんでしたが、普段は大道芸人がたくさんいて、このぐらい混雑しています。

歩くのもひと苦労!

「幸せになれる」といわれる由縁はこの聖ヤン・ネポムツキー像。

台座の橋から落とされかけている聖ヤン・ネポムツキーを触ると幸せになれるといわれています。触られすぎて黄金色に!触るのに列をなすこともあるのでそんなときは気長に待ってくださいね。

そして、上の写真でネポムツキーさんが落とされそうになったといわれる場所には、装飾格子が建てられていて、そこもこんなふうになってます。

こっち側は触ると幸せになれるかどうか定かではないのですが(笑)、みんなが触っていくので一応触っておきました。

住所Karlův most, 110 00 Praha 1

 

スメタナのお墓があるVysehrad

ヴィシェフラッドは、カレル橋で紹介した『わが祖国』の作曲者スメタナが眠る場所です。

もとは王室のお城だったところが要塞になり、時を経て著名人の墓地となりました。現在では、国立文化記念碑の役割を担っています。

レオポルドゲート

 

敷地内には聖ペテロ&聖パウロ教会があり、これもまた見どころです。

ほかにも、王宮から要塞を経て今に至るまでの歴史資料をおさめた博物館などがあります。

そして、こちらがスメタナさんのお墓です。

丘の上からはヴルタヴァ川が見えます。まさしく、スメタナさんが眠るのにふさわしい場所ですね。

とても静かで景色がいいので、朝や夕方のお散歩におすすめな場所です。

Vyšehrad

住所V Pevnosti 159/5b 128 00 Praha 2- Vyšehrad

電話番号(+420)241-410-348

営業時間建物内部以外は24時間開放

URLhttp://www.praha-vysehrad.cz/

 

ミュシャの絵画を堪能できる!市民会館

チェコ人のアイデンティティといわれる市民会館。紛争の悲しみや平和への希望、チェコ独立の喜びが詰まった場所です。

年間100もコンサートが開かれるというホールは、先ほど紹介したチェコ出身の作曲家スメタナにちなみ、スメタナホールと名づけられています。

市民会館の最大の見どころは、市長ホール。先ほどヴィート教会のところで紹介したミュシャが、チェコの歴史とチェコに暮らす人々の姿の象徴として描いた天井画と壁画があります。

カーテンなど、インテリアの装飾までミュシャが手がけているという、とても価値あるホールです。

⇒市民会館の詳細リポート

ストラホフ修道院

小さなホールに28万冊もの本が所蔵されているストラホフ修道院。

所蔵されている本のジャンルによって、哲学の間と神学の間に分かれて保管されていて、そのホールがすごいんです!

まるで教会や博物館にあるような天井画が一面に広がっていて、それを見るために世界から観光客が訪れます。1時間ほどあれば見て回れるので、ぜひ立ち寄ってみてくだい。

⇒ストラホフ修道院の詳細リポート

キュビズム建築

チェコにしかない建築様式、キュビズム。世界にファンが多いレアな建築です。

代表的なブラック・マドンナをはじめ、プラハにはこのキュビズム建築を至る所で目にすることができます。

また、キュビズムは家具や食器にも影響を与えています。

ティーカップなど、現地ではキュビズムの雑貨もよく売られています。

お土産も買えますので、キュビズム建築散策のついでにショッピングも楽しんでくださいね。

⇒キュビズムの詳細リポート

プラハの天文時計

カレル橋のすぐ近くにある旧市街広場。

その広場にとても有名な天文時計があります。その名も「プラハの天文時計」。

カレンダーや天文台の役割もあるという、中世につくられたとはとても思えない精巧さ!

実はこの天文時計には呪いの伝説があるのですが、リアルなプラハの歴史と微妙にリンクしている(書くには怖すぎる)ので、興味のある方はご自身で調べてみてくださいね。

これは仕掛け時計で、時間になると上の青い小窓から12使徒が行進するのが見えます。上のほうの文字盤右側にいる骸骨が最後に鐘を鳴らす姿は必見!場所取りはお早めに。

住所Staroměstskénáměstí1/3, 110 00 Praha 1-StaréMěsto

電話番号+420-775-400-052, +420-236-002-629

営業時間9:00〜23:00毎時間ごと

URLhttps://bit.ly/2SLJvJc

 

冬だけの楽しみ!クリスマスマーケット

旧市街広場はいつも大道芸人や観光客でにぎわっていますが、特に盛り上がりを見せるのはクリスマス!

旧市庁舎や聖母ティーン教会など、美しい歴史的建造物が立ち並ぶ町にクリスマスマーケットはとても映えます。まさに中世にタイムスリップした気分になります!

デコレーションされた屋台ではチキンの串焼きや焼き栗など食べ物のほか、雑貨やアクセサリーなどちょっとしたお土産も買えます。

クリスマスマーケットでは大きなバーベキューソーセージを挟んだパンがおすすめです。チェコはソーセージがおいしいので間違いなし!この大きさで95コルナ(約480円)。

ソーセージにも種類がいくつかあって赤いソーセージは辛いので苦手な方は白いソーセージをおすすめ!マスタードとケチャップはセルフです。

クリスマスマーケットならではのグリューワイン(ホットワイン)もお忘れなく。

プラハのクリスマスマーケットが他の都市と違うのは、クリスマスイヴや当日、元旦も開催されるところです。

1月6日まで開催されるのでクリスマスが過ぎても楽しめますよ!

旧市街広場クリスマスマーケット

住所9Staroměstské náměstí 110 00 Praha 1- Staré Město

営業時間2020年11月28日(土)〜2021年1月6日(水)予定

URLhttps://bit.ly/2tYroYm

 

プラハの伝統グルメ!トルデニークとビール

プラハで楽しみたいグルメをご紹介します!

トルデニークTrdenik

トルデニークとは、棒に生地を巻き付けて焼き上げる、チェコ伝統のパンのようなお菓子。食感はサクっとしていて大きくボリュームがあります。

焼いて、シナモンや砂糖の上でたっぷりと転がして味付けしているのでシナモンロールのような味です。街の至るところにあるのでいつでも食べられます。またトッピングもいろいろあるので試してみてください。

ビール

チェコは国民一人当たりのビール消費量が世界第1位といわれます。チェコ西部のピルゼン地方で誕生したピルスナー・ウルケルは格別。爽快感がたまらないのでぜひお試しを。

ビールのお供におすすめなのは、にんにくがきいたじゃがいものパンケーキ、それからやっぱりお肉料理です!鴨肉やバーベキューソーセージの盛り合わせを一緒にどうぞ。

⇒プラハグルメの詳細リポート

プラハはとてもコンパクトに歴史に触れることもでき、おいしいグルメにビールがいっぱいで楽しめます。観光に食事も存分に楽しめるので女子旅におすすめです!

旅工房ヨーロッパセクション
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