こんにちは!旅Pocket編集部の細田です。
先日、Instagramのストーリーで「クルーズで旅行をしたことがあるか」質問をしたところ、なんと87%もの方が未経験…!かくいうわたしも行ったことがないので、いざクルーズ旅行に行くとなると
「服装ってどうしたらいいの…?」
「クルーズなんて高貴な場所に行って浮かないかな…」
などなど不安が残ります。。
そこで初めてのクルーズ旅行には何が必要なのか?知っておいた方がいいことは?など気になることを、クルーズのプロに聞いてきました!
クルーズ船のランク
その前に!クルーズ船には大きく3つのランクがあるので先にご紹介♪
①カジュアル船
10万トンを超える大型の船が多く、船内にはウォータースライダーやアイススケートリンク等、魅力ある施設が充実。ドレスコードも厳しくないので、初めてクルーズに乗船される方にもおすすめ。
②プレミアム船
中型~大型船の船内は、カジュアルに比べ「エレガント」「重厚」「モダン」な落ち着いた雰囲気です。ワンランク上のサービスやお食事をお楽しみいただけ、カップルにおすすめです。
③ラグジュアリー船
船は数万トンの小型~中型船で、全室スイートやオールインクルーシブなどが特徴です。上質なお食事はもちろんのこと、バトラーサービス(執事)やコンシェルジュサービスにより、優雅にそして快適にゆったりと船旅を堪能いただけます。
クルーズ準備①持ち物
旅Pocket編集長
細田
クルーズって何を持っていけばいいんですか…?足りないものとかありそうで不安です。
クルーズ担当
長谷川
基本的には普通の海外旅行と同じで大丈夫ですよ!クルーズだから、と言って特別必要なものはありません。
ただし歯ブラシはマストで持ってきてください!
なんと!意外なことに(?)クルーズに特別必要なものはないとのこと。
パスポート、クレジットカード、寄港地がある場合は少しの現地通貨、いつも使っている化粧品や常備薬などなど、海外旅行に必要なものを用意していけばいいんです。なんだかちょっと安心…!
ちなみに、バスアメニティは持っていく方が安心。船によっても違いますが、歯ブラシは基本的に用意がないのと、クルーズは外国船なのでシャンプーは日本人の髪質に合わないことも...(リンスインシャンプーも多いです)
ちなみに、ひとえにクルーズ船と言っても、おおまかに分けて3つのランクがあります。どのランク、どの部屋に泊まるかによってもアメニティやドレスコードが変わります。
マストではないけど持っていくと便利なもの5つ
絶対に持っていかなくてはいけないわけではないですが、あると便利!なものを聞いてきました。
①パスポートのコピー
寄港地のバーに入るとき、お買い物をするときなど身分証明に役立ちます。パスポート本体はお部屋のセキュリティボックスに預けっぱなしでOK♡
②クレジットカード2枚
これも寄港地で使用する際、磁気が弱って使えない!なんてトラブルを回避するために2枚あると安心です。VISAかMASTERだと使える場所が多いのでなお◎
③常備薬、生理用品
クルーズ船内で売っていないこともないのですが、数が少ないのと海外製品なので日本の使い慣れているものが安心です。
④大きめのエコバッグ
クルーズ船では、下船がスムーズに行くように前日の夜にスーツケースをポーターが持っていってくれます。つまり次の日の朝に必要なものは手元に残しておかないといけないのです!着替えやスキンケア、化粧品などが入る大きさのエコバッグが便利ですよ♪
⑤ジップロック
プールに入ったあとの水着など濡れたものを入れたり、寄港地でワインやジャムなど漏れが心配なものを入れたりするのに便利。また、船内のビュッフェにあるものはお部屋へ持って帰って食べても問題ないので、お気に入りのクッキーを入れたり…。笑
クルーズ準備②服装
旅Pocket編集長
細田
ドレスは持ってないんですが、クルーズには何を着ていけばいいのでしょう。。スニーカーはNGですか?
クルーズ担当
長谷川
昼間は何を着ていてもOK!スニーカーでもビーサンでも大丈夫です。
ディナーが始まる夕方5時以降はちょっとおしゃれを。
なんと、昼間は特にドレスコードはないとのこと!デニムでも、タンクトップでも、スニーカーでも、好きな服装で大丈夫なんだそう。これはかなり気が楽になります…!
気になる夜のドレスコードは、女性はワンピースや華やかな服装、男性はジャケットを羽織れば大丈夫◎船のランクによっても、ドレスコードはそこまで大きく変わらないです!ただし、例外として男性はタキシード着用が多いラグジュアリー船の「キュナードライン」などもあるので予約窓口の方に聞いてみてくださいね♪
地味で無難な服装よりは、海外らしく華やかな服装が好まれます。明るい色のワンピースやキラキラのアクセサリーなどちょっとしたおしゃれを楽しみましょう!
ちなみに船の中にはたくさんのショップが入っているので、アクセサリーなど万が一忘れてもその場で購入できるそうです!
ちょっと気合入れておしゃれしたい!そんなときには…
とはいえ、せっかくのクルーズ船。気合入れておしゃれしたい!
でもその一回のためにおしゃれなドレスを買うのはちょっと気が引けますよね。そんなときはドレスをレンタルできるサービスを利用するのがおすすめ♡
旅Pocketでも何度か記事を書いていただいているファッションコーディネーター・佐藤匠さんの「TRAVEL DRESS CODE」では、普段手の届かないハイブランドのドレスをレンタルできます。
最高の元値はなんと50万円なんだそう…!ひええ(小声)
クルーズ準備③船内でのもろもろ
そのほか、船内生活において重要なもろもろ、聞いてみました!
Wi-Fi
クルーズって電波つながらないんじゃないですか?なんて意見もちらほら聞きますが、船内には船内専用のWi-Fiがあり、だいたいの場所で快適に使えるとのこと!ただし航路の場所的につながりにくいところもあるようです。
使用は有料で、大体1日2,000円が料金の目安。船内同士でのみ使用できるメッセージアプリを出しているクルーズ会社もあるので、家族や友人と行く場合はそっちを利用するのが賢いかも。。
電圧
大体の船は110V/220Vに対応。日本は110Vなので、電化製品も使える場合が多いです。ただし熱を発するものは持ち込みがNGなので、ヘアアイロンやコテが持っていけない場合も…。(船の入り口で預かられ、下船時に返してもらえます)
コンセントも日本のもののままさせる場合が多いです。が、コンセントの数が少ない場合もあるので複数タップのものを持っていくと便利ですよ♡
ルームクリーニング
ルームクリーニングは午前中と夕方の2回!タオルもちゃんと変えてくれます。
荷物を広げておいても大丈夫ですが、貴重品はセキュリティボックスに入れておくほうが安心。また夕方のクリーニングがいらない場合は、ホテルと同じように「do not disturb」の札を下げておけばOK!
チップ
旅Pocket編集長
細田
そういえば、船にはチップがあると聞いたのですが…渡し方や金額って?
クルーズ担当
長谷川
結論:船により異なります!
ラグジュアリークラスなどのオールインクルーシブプランでは、チップはクルーズ料金に含まれていることも。
チップは現金で渡すのではなく、クルーズ船内で精算やお部屋の鍵、身分証明書として使用される「クルーズカード」に計上されます。つまり後々カードから引き落とされるのです。クルーズ料金と一緒に事前徴収される船もあるので、船上で改めてチップ用の小銭を用意する必要はないということですね♡
ちなみにチップの金額も船によって違いますが、目安は一人あたり1日12.5~15.5ドルくらいだそう。チップも込みで旅行の予算を考えたほうが良さそうですね。
クルーズのお部屋って?
どんなにクルーズ船内にアクティビティがあるとはいえ、お部屋は大事ですよね。広さや水回り事情についてもご紹介します!
ランクによっては1泊1万円~!?
クルーズのお部屋には、広さや景観によって様々なランクがあります。例えば窓のない内側キャビン、窓あり・ベランダなしの窓側キャビン、ベランダ付き、スイートルーム…などなど!
もちろん窓側が一番お安く、クルーズ船にもよりますが1泊1万円で泊まれるものも…!!意外や意外、手の届く価格です。
また船の構造上、どうしても景観が悪くなってしまうお部屋は同じランクでも少しだけお安く泊まれます。
ちなみにいいお部屋はもはや素敵な一軒家…!一人数百万するそうです…。いつか泊まってみたいですね…。
水回り事情は?
お風呂はシャワーが基本。ただスイートクラスになるとバスタブがついているお部屋も。
トイレはもちろん各お部屋にありますし、公共エリアにあるトイレも高級ホテルのようにとってもきれい♡水回りが気になる女性にもクルーズは大満足いただけると思います!
クルーズの不安Q&A
船って揺れるの?船酔いしたら?
大型の船なので、予想以上に揺れません!屋形船やスピードボートとはかなり印象が違うはず。
ときどき、「あ、なんか動いてる?」と感じるときがあるくらい。気流が安定しているときの飛行機のような感じです。
また、もし船酔いしてしまったら船の中の医務室で酔い止めを無料でもらえますのでご安心を。もちろん、怪我や病気のときにも医務室へ行けば診てもらえますよ♡
旅行代金以外にかかるお金は?
食事代は基本的には無料。もちろん宿泊・移動費も込なので、クルーズは実はお得な旅のスタイルなんです♡また基本的なアクティビティやショーの観覧も無料。
お金がかかるのは、Wi-Fi、アルコール、レストランでのソフトドリンク、船内のチップなど。あとはレストラン・カフェも一部有料なのでご注意を。
有料・無料の見分け方は金額が書いてあるかどうか!これに限ります。
ちなみにジムは無料で使用できますが、インストラクターに教わるヨガやストレッチの個人レッスンなどは有料プログラムです。
いかがでしたか?初めての旅行はだれでもドキドキするもの。
ご質問等があれば、クルーズ担当のトラベル・コンシェルジュにお問い合わせください♡
- 旅Pocket 編集部
- 旅Pocket編集部です。「ポケット」に入れて持ち歩きたくなるような、見るたびにわくわくする国内・海外情報をお届けします!
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