ホーチミン観光【定番17選】おすすめ街歩き ＆ モデルコース（観光マップ付き）

ベトナム南部の商業都市【ホーチミン】。フランス統治時代の面影を残す「建造物」や地元の人々で賑わう昔ながらの「市場」、日本でも人気の「ベトナム料理」など、観光も食も楽しめる場所です。そんなホーチミンでおすすめの観光名所をご紹介します。また、ベトナム旅行でおすすめな、ホーチミン近郊にあるおすすめスポットやモデルコースもご旅行前にお役立てください！

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ホーチミン観光の基本情報

〇 特徴
ベトナムの南部に位置するホーチミンは、経済の中心地であり、自由で国際的な活気に溢れる都市として栄えています。かつてフランスの統治下であったことから、街にはコロニアル建築を代表とする西洋文化に影響を受けた建物が多く立ち並びます。

〇 物価
ホーチミンの物価はおよそ日本の1/3程度です。目安として水500mlで約5,000VND、タクシー 初乗りは5,000～10,000VNDです。（1,000VND＝6.00円。2024年10月11日時点）

〇 気温・服装
ホーチミンの気候は、年間を通して温暖で、年中夏服で過ごせます。雨が少なくなる乾季は12月から4月、蒸し暑く激しいスコールが降る雨季は5月から11月まで。日差しがかなり強いので、帽子やサングラス、日焼け止めなどの日焼け防止グッズは忘れずに持っていきましょう。

〇 観光日数
ホーチミン市内の観光名所をまわるだけなら目安は2泊3日、余裕を持っても3泊4日もあれば十分です。市内はそれほど広くなく、1区に観光名所が密集しているため、徒歩でも比較的観光しやすくなっています。市内観光の予定に1日追加すれば、日帰りでメコン川クルーズやクチトンネルへ行くことも可能です。

〇 移動手段
市内の移動手段は、基本は徒歩かタクシーとなります。タクシーを手配するなら、おすすめはGrabというUberの東南アジア版の配車サービスです。アプリをダウンロードすれば、誰でも簡単に配車することができます。支払い方法もオンライン決済が選べるので、金銭の面倒なやりとりも無くなります。利用にはインターネットが必要なので、Wi-Fiレンタルもお忘れなく。
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おすすめの観光スポット17選

1.ドンコイ通り／ショッピング

観光の定番とも言えるドンコイ通りは、別名「ベトナムの銀座、プチパリ」などと呼ばれ、ホーチミンで抑えておきたいナイトスポットです。日本人が多く滞在するホテルも近く、周辺は歩いて回ることができます。高級感溢れるバーをはじめ華やかな道沿いには、お洒落なカフェ、レストラン、雑貨店、スパ、マッサージ店が数多く立ち並びます。夜のライトアップされた街並みは、一層煌びやかな印象を与えます。

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2.ホーチミン人民委員会庁舎／コロニアル建築

ドンコイ通りから徒歩3分ほどの距離にある、ひときわ豪華なコロニアル建築の建物がホーチミン人民委員会庁舎です。1908年に駐在フランス人のためのパブリックホールとして誕生しました。現在も官舎として使用されているため内部見学はできませんが、優雅な外観をひと目見たいと多くの観光客に人気のスポットです。夜は、官舎と大きな蓮の花が咲く噴水が美しくライトアップされ、幻想的な雰囲気を楽しめます。

3.統一会堂／歴史

統一会堂は、南ベトナム政権時代に使われていた旧大統領官邸です。ベトナムはもともと南北分断国家でしたが、ベトナム戦争終了後に南北が統一され、現在は統一会堂という名前で一般公開されています。施設内には、司令官室や通信室などベトナム戦争で実際に使用されていた場所などがあり、当時の状態を垣間見ることができます。

4.水上人形劇／伝統芸能

水上人形劇は、ベトナムの首都ハノイが発祥の伝統芸能です。伝統楽器の美しい生演奏によって奏でられる穏やかな音色にのせて、人形達がリアルかつコミカルな動きで水の上を縦横無尽に動き回ります。ストーリーは1つ3～5分ほどと短い構成で、ベトナム伝統楽器の生演奏や水中で操られる人形のコミカルな動きが観客を魅了し、言葉の壁を忘れさせてくれます。

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5.サイゴン中央郵便局／コロニアル建築

ベトナム建築文化財に登録されているサイゴン中央郵便局は、ヨーロピアンな雰囲気の外観と内装が特徴的な建物です。かの有名な「エッフェル塔」などを設計した建築家、ギュスターヴ・エッフェルによって設計されました。現在は、郵便局として利用されながら、観光客にも一般公開しています。建物の内部に入ると駅舎を思わせるアーチ状の天井が目に入ります。正面奥にはベトナム建国の父、「ホー・チ・ミン」の肖像画が飾られています。お土産屋さんでは、郵便局らしく小切手などが売られています。

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6.サイゴン大教会／コロニアル建築

サイゴン大教会は、1800年代後期に建てられた赤レンガ造りのホーチミンを代表するゴシック様式の大教会です。天高くそびえる双塔がシンボルで入り口前には聖母マリア像があり、常に撮影スポットとして多くの観光客で賑わっています。庭園には花が咲き乱れ、住民や観光客の憩いの場所にもなっています。

7.サイゴンスカイデッキ／絶景

サイゴンスカイデッキは、ホーチミン中心部にある地上68階建ての「ビテクスコ・フィナンシャルタワー」の49階に位置する展望台です。ホーチミンの市街地を360度のパノラマで見渡せる人気の観光スポットです。さらに上の階に行くとレストランやバーがあり、夜景を見ながら料理やお酒を楽しむことができます。

8.ベトナム戦争証跡博物館／歴史

ベトナム戦争証跡博物館は、ベトナム戦争の「負の遺産」である、残酷さ悲惨さを未来へ語り継いでいる歴史スポットで世界中の観光客が訪れています。ベトナム国内だけで200万人近い人々が犠牲になったベトナム南北戦争の悲惨な過ちを二度と繰り返してほしくないと願いを込め、屋外には戦闘機類や戦車の実物、屋内には銃器類の実物展示をはじめ、大砲や爆弾などの遺物、当時の報道写真など、戦争の足跡をたどる各種記録が多数展示されています。

9.ベンタイン市場／ショッピング

ホーチミンの観光名所として、真っ先に名前が挙がるのがベンタイン市場です。市場内にはたくさんの屋台が所狭しと立ち並び、観光として市場内全体を見て回るだけでも十分に楽しめます。市場内はグルメはもちろん、地元の手工芸品や雑貨をはじめ、漆器、竹製品などのお土産を買うのにはもってこいの場所です。夜になると市場の周辺の屋台が次々とオープンし、ナイトマーケットがはじまります。昼と夜でまた違った屋台巡りをしてみるのもいいかもしれません。

ベンタイン市場へ行くモデルコースをみる

10.市民劇場／ショー

市民劇場は、フランス統治時代に美しいバロック様式のオペラハウスとして建築されました。2000年に改築され、ピンク色の外観が特徴的な建物へと変わりました。週末の夜は、オーケストラのコンサートやバレエなどの公演が行われています。夜にライトアップされた市民劇場はとても神々しく、息をのむような美しさです。

11.タンディン教会／インスタ映えスポット

SNSで人気の「ピンクの教会」として有名なのが、1876年のフランス領時代に建てられたタンディン教会です。四方をピンク色に塗られたとてもかわいらしい色合いの教会ですが、ホーチミンではサイゴン大教会に次ぐ2番目の大きさです。撮影したら思わずSNSにアップしたくなること間違いなしです！

タンディン教会へ行くモデルコースをみる

12.サイゴン・セントラルモスク／インスタ映えスポット

サイゴン・セントラルモスクは、白とエメラルドグリーンを基調にしたイスラム教徒のための礼拝場所です。現在では観光客にも開放されており、清潔感ある礼拝堂は特徴的で周囲の目を引きます。見学、カメラ撮影は自由ですが、短パンやスカートなど肌を露出している格好での入場は禁止されています。

レストラン

13.ルナム・カフェ／グルメ

「ルナム・カフェ」は、マックティブオイ通り沿いにあるお洒落なカフェで豆の栽培から焙煎にいたるまでこだわった本格的なコーヒーと食事を楽しむことができます。市内中心部にあることから市内散策のブレイクタイムにおすすめです。1階はスターバックスのような少し賑わいを持つ空間になっており、2階は全席ソファ席、テラス席になっていてゆっくりとくつろげる空間です。ベトナムの物価にしては少し高めの値段設定ですが、質の良いサービスと雰囲気を味わうことができます。

14.MAISON MAROU SAIGON／グルメ

MAROUは、ベンタイン市場から徒歩約5分ほどの距離ある、ひときわ洗練されたビーントゥーバーのチョコレートを扱うカフェです。店外の喧騒を忘れさせるお洒落で落ち着いた店内には、いつも多くの外国人客で賑わっています。お値段は、東京のカフェと同等かそれ以上とかなり強気な値段設定ですが、確かな技術と期待を裏切らない繊細な味から職人のこだわりや本気度が伝わってきます。ショーケースには、フランス人のチョコレート職人がプロデュースした高級感溢れる美しいチョコレート菓子の数々がずらりと展示されており、その精巧さと美しさには目でも圧倒されます。また綺麗にパッケージングされたチョレートはお土産にも大人気です。ちょっと変わった「フォー味」なども取り扱っており、チョコレート好きの方には必見のスポットです！

15.Phong Cua Restaurant／グルメ

ホーチミンで新鮮かつ美味しいカニを食べるなら、Phong Cua Restaurantはいかがでしょうか。ここは、カニを中心とした豊富な海鮮メニューを取り揃えている超大型海鮮レストランとして有名です。中心部からやや距離がありますが、カニを食べるなら行く価値があるお店です。ぜひサイゴン川を眺めながら、新鮮なカニを味わってみてください。

街スパ

16.SEN SPA／スパ

東南アジアに来たら、マッサージは外せないところ。ドンコイ通りから歩いてすぐの場所にある「SEN SPA」はマッサージ初心者の方にもおすすめです。9階建てのビルの中に、男女別マッサージフロア、男女別展望スパ、フェイシャルルーム、フットマッサージルーム、個室VIPルームなど、複数の部屋を用意。ベトナム語が分からなくても、日本語スタッフが常駐しているので安心してスパを楽しむことができます。

SEN SPAの予約はこちら

17.AN's spa／スパ

日頃の疲れや旅の疲れを癒やしたい方には、「AN's spa」がおすすめです。観光スポットの多いホーチミン1区にある隠れ家的な一軒家で、東洋医学にもとづいた施術を体験できます。人気のヘッドマッサージは、フライト疲れにも最適。凝り固まった肩や首まわりを癒やしてくれるだけでなく、100％オーガニックオイルを使った施術で心身ともにリフレッシュできます。

AN's spaの予約はこちら

ホーチミン観光マップ

ホーチミン近郊の観光スポット3選

1.メコン川／クルーズ

メコン川とは、チベット高原からミャンマーやタイなどを抜けてベトナムに到達する全長4,000kmの東南アジアで最も長い川です。メコン川クルーズの拠点であるミトーは、ホーチミンから車で約2時間の距離にあり、ホーチミンの滞在が短い方も日帰りで行ける近郊コースとしておすすめです。ツアーでは、手漕ぎボートでジャングルをめぐるなどの体験を通して、川と共に生活している地元の人達の様子や文化を見たりと熱帯の雰囲気を楽しめます。ミトーは年中暑く、薄手で動きやすい服装がおすすめです。蚊も多いため虫除けスプレーもあるとなお安心です。

メコン川クルーズのオプショナルツアーはこちら(ベルトラ)

2.史跡クチトンネル／歴史

ホーチミンから北西へ約70kmの場所にあるクチは、ベトナム戦争中に南ベトナム解放民族戦線のゲリラ戦の根拠地として作られ、カンボジアとの国境付近まで「クチトンネル」と呼ばれるトンネルが張り巡らされていました。ツアーでは、現在も一部残されたトンネル内部や、当時の生活が再現された場所を見学することができ、ベトナム戦争の歴史を体感することができます。

クチトンネルへ行くモデルコースをみる

3.スイティエン・テーマパーク／遊園地

奇妙な遊園地として有名なスイティエン・テーマパークは、「世界有名テーマパーク12選」に選ばれたこともある、ホーチミン市内9区にあるベトナム最大級の遊園地です。アトラクションやプール、ワニ釣り体験のほか、園内には巨大な仏像や奇妙なオブジェが多数あり写真撮影をするには、もってこいのスポットです。迫力満点の世界観をぜひ、友人や家族と楽しんでみてください！

「効率の良い！」おすすめモデルコース

【定番】ホーチミン半日市内観光

08:00　ホテル出発

　↓

08:40　戦争証跡博物館

　↓　車で約4分（徒歩で約7分）

09:40　統一会堂

　↓　車で約2分

10:40　サイゴン大教会・中央郵便局

　↓　車で約6分

11:00　ベンタイン市場

　↓　車で約13分

12:00　タンディン教会

　↓

12:45　ベトナム名物フォーなどでランチ

　↓

13:40　ホテルで休憩したり、郊外へ行くツアーに参加したり自由にアレンジ♪

このモデルコースが入ったツアー>>

【人気】午後はクチトンネル観光へ

13:00　ホーチミン市内出発

　↓　車で約1時間半

14:30　クチ到着・ビデオ鑑賞

　↓

14:45　地下トンネル体験

　↓

16:00　クチ出発

　↓　車で約1時間半

17:30　ホテル到着

【専用車チャーターへ変更無料！】便利な観光付きツアー

上記で紹介したような「ホーチミン半日市内観光」付きのツアーがあります！

✓便利なホテル間送迎
✓日本語ガイドが各スポットを効率良く案内
✓ベトナム料理のランチ付き

もしくは、自由に好きな場所を観光したい方は
「日本語ガイド付き！半日専用車チャーター」への変更もOK！

更に、個人で行くと大変な「クチトンネル」のツアーも追加できます。
観光付きのツアーだと、迷う時間も短縮されて嬉しいですよね。
詳しいツアー内容は、下記リンクから詳細ページへ！

観光付きツアーを見てみる

【アドバイス】移動手段を変えて、効率良く観光

ホーチミン観光では、徒歩＆タクシーを利用して自分たちで回るのと、オプショナルツアーへの参加を上手く組み合わせると効率よく観光することができます。ではどこを観光するときに、この2つをそれぞれ使ったら良いのか？解説していきます。

①ホーチミン中心部の観光は【徒歩＆タクシー】
市内は、メジャーな観光スポットが1区周辺の比較的近隣に密集しているため、空港や滞在先のホテルから市内までのアクセスはタクシーを使い、主にドンコイ通りを中心とした市内中心部に到着したら、徒歩で周辺の観光スポットを回るのがおすすめです。

②ホーチミン郊外の観光は【オプショナルツアー】
メコン川クルーズの拠点である、ミトーをはじめクチトンネルは車でしか行くことができない場所にあります。現地の言葉が分からないまま全てを自分で手配して行くのはかなり大変なので、オプショナルツアーの予約がおすすめです。ツアーであれば、交通費はもちろん食事もついているなどお得なパックもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね！

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