タイ料理「日本人もハマる美味しさ!」定番メニュー15選!本場でも味わってほしい逸品
2022/04/06
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もくじ
タイを訪れたら観光だけでなく、現地の料理を味わうのも楽しみの1つ。ハーブやスパイスをたっぷりと使ったタイ料理は、辛いもの好きな人にはたまりません!日本では巡り合えない美味しい味に出会えるのも旅の醍醐味ですね。
こちらの記事では、タイでぜひ食べてみたい定番料理を紹介します。タイ語表記も記載しているので、メニューを見てわからない時はぜひ参考にしてみてください。
【ご飯もの】カオ・マン・ガイ
鶏スープで炊いたチキンライス
タイ語表記:ข้าวมันไก่
「カオマンガイ」とは、ニンニクや生姜、ハーブ、パクチーなどと一緒に鶏肉を丸ごと茹でたスープで炊いたご飯(チキンライス)のこと。大豆を発酵させた味噌や唐辛子、醤油などで作るパンチのあるソースを添えていただきます。炊き上がったご飯にはスライスした鶏肉をのせ、別皿にスープが添えられるのが一般的です。
タイでは屋台などで食べることが多く、テイクアウトできるお店も多くみられます。中にはルアットガイと呼ばれる鶏の血を固めたものをトッピングするものも。
【炒めもの】パッ・ガパオ・ガイ
鶏ひき肉のバジル炒め
タイ語表記:ผัดกระเพราไก่
日本でもよく耳にする「バイガパオ」とは「ホーリーバジル」のこと。「パッ・ガパオ・ガイ」は鶏ひき肉のバジル炒めです。使う調味料はナンプラーやオイスターソース、砂糖、唐辛子など。日本でよく食べられているのはスイートバジルですが、タイではより香りの高いホーリーバジルを使うのが特徴です。
炒め物単体で注文することもできますが、ご飯の上にのせた「ガパオライス」も人気!目玉焼きをのせたい場合は忘れずにオーダーしましょう。タイでは鶏肉以外に、豚肉や牛肉などを使ったメニューもみられます。
【麺料理】パッタイ
辛くないタイ風焼きそば
タイ語表記:ผัดไทย
「パッタイ」とは、もちもちとした米麺を使用したタイ風焼きそばです。エビやニラ、卵、もやし、干しエビなどを加え、ナンプラーやタマリンド汁、砂糖、ライムなどで味付けします。タイではタマリンドと呼ばれる酸味&甘みのあるフルーツのペーストを使うことが多く、仕上げには食感を楽しめるピーナッツを。
辛くない料理なので、海外からの観光客にも人気。手軽に食べられる屋台料理の1つです。パッタイには主に「センレック」「センミー」「センヤイ」「バミー」と呼ばれる麺が使われますが、お店によっては麺の種類を選べるところもありますよ。
【麺料理】カオ・ソーイ
ココナッツカレースープで味わう麺料理
タイ語表記:ข้าวซอย
「カオソーイ」はタイ北部の名物料理。ココナッツを加えたマイルドなカレースープに、平打ちの卵麺(バミー)、その上にパリパリの揚げ麺をトッピングした料理です。具材には豚や牛、鶏などが使用され、それらの旨味がスープに溶け込んでいます。
タイ料理らしくしっかりとスパイスがきいていますが、ココナッツミルクが入っていることでまろやかな味わいに。日本人の口にも合うと人気の1品です。
【パン】パートンコー
朝食の定番!屋台で人気の揚げパン
タイ語表記:ปาท่องโก๋
「パートンコー」とは中国が起源の揚げパンで、タイでは朝食や軽食に屋台で食べることが多い一品 。小麦粉と砂糖が材料で、ほんのり甘い優しい味が特徴です。豆乳に似たナーム・タウフーなどに浸して食べるのが一般的で、浸すことで油っぽさを気にせず食べられるでしょう。
おやつとして食べる場合は別に売られている練乳をつけるのもおすすめ!食事におやつにと、様々な食べ方があるのも魅力です。
【サラダ】ソムタム
爽やかな青パパイヤのサラダ
タイ語表記:ส้มตำ
日本人にもなじみのある「ソムタム」は、未熟の青パパイヤを使ったサラダのこと。タイ東北部イサーン地方の郷土料理です。「ソム=酸っぱい」「タム=叩く」という意味で、スライスした青パパイヤを干しエビやピーナッツ、ナンプラー、ニンニク、ココナッツシュガー、ライムなどと叩き和えたものです。
タイでは味付けの調整も行ってくれるそうなので、自分好みのソムタムを見つけてみましょう!
【揚げ物】ボーピア・トード
エビや肉、野菜入りの揚げ春巻き
タイ語表記: ปอเปี๊ยะทอด
タイ料理の前菜としてよく食べられるのが、揚げものの「ボーピア・トード」。中にエビやひき肉、野菜などを炒めた具を詰めた揚げ春巻きです。パリパリの皮が香ばしく、タイビールとの相性も抜群!
【スープ】トム・ヤム・クン
辛味・酸味がクセになるエビスープ
タイ語表記:ต้มยำกุ้ง
世界三大スープの1つにも数えられる「トム・ヤム・クン」は、タイ料理を代表する料理です 。「トム=煮る」「ヤム=和える」「クン=エビ」を意味しています。レモングラスやパクチー、バイマックルーと呼ばれる柑橘の葉、ライム、唐辛子などのスパイスを使用した、複雑で味わい深いスープです。
トム・ヤム・クンには大きく分けて、こってりとした「トムヤム・ナムコン」とさっぱり味の「トムヤム・ナムサイ」の2種類があります。また、具材によって名前が変わり、鶏肉を使用したものは「トム・ヤム・ガイ」、豚肉は「トム・ヤム・ムー」、魚は「トム・ヤム・プラー」と呼ばれるのでぜひ覚えておきましょう。
【炒めもの】パッ・パック・ルアンミット
タイ風五目野菜炒め
タイ語表記:ผัดผักรวมมิตร
「パッ・パック・ルアンミット」は数種類の野菜を炒めた五目野菜炒め。カイラン菜やブロッコリー、にんじん、芽キャベツ、ベビーコーンなどを豚肉やエビなどと一緒に炒めるのが一般的です。味付けにはオイスターソースやナンプラー、砂糖、ニンニクなどが使われ、ご飯が進むことまちがいなしです。
辛味はないので、辛いのが苦手な人でも安心して注文できますよ。シャキシャキの野菜が美味しいヘルシー料理です。
【シーフード料理】ホーモック・タレー
バナナの葉で包んだカレー風味の蒸し料理
タイ語表記:ห่อหมกทะเล
バナナの葉を器にし、具材を入れて蒸しあげた料理「ホーモック・タレー」。シーフードをココナッツミルクやハーブ、唐辛子などと合わせたものが主な具材となります。バイマックルーと呼ばれる柑橘の葉やパクチーなどを加えることもあり、香りがいいのが特徴。お祝いの時に作られることも多いようです。
辛さもありますが、全体的には優しい味で日本人の味覚にも合うでしょう。
【肉料理】ガイ・ヤーン
タイ風焼き鳥
タイ語表記: ไก่ย่าง
「ガイヤーン 」はタイ東北部の郷土料理。骨付きの鶏肉を甘辛いタレに漬け込み、串に刺して炭火で焼き上げる料理です。「ガイ=鶏肉」「ヤーン=炙って焼く」を意味しています。炭火で時間をかけてじっくりと焼き上げるため、表面の余分な油が落ち、皮がパリッと香ばしい食感に!
ジューシーで柔らかく、鶏肉本来の美味しさを感じられる1品です。ガイヤーンはもち米と一緒に食べることが多くあります。肉汁やタレが染み込んだもちもちのごはんも最高です。屋台ではぜひセットで注文しましょう。
【シーフード料理】プー・パッ・ポンカリー
カニのカレー炒め卵とじ
タイ語表記:ปูผัดผงกะหรี่
殻付きのまま皿に乗ったカニがインパクト大の「プー・パッ・ポンカリー」。カレー粉で炒めたカニを、ふわふわの卵でとじた豪快な料理です。スパイスの辛さがあるものの、卵が味をマイルドにしてくれます。
【カレー】ゲーン・キヤオ・ワーン
タイ風の辛いグリーンカレー
タイ語表記:แกงเขียวหวาน
「ゲーン・キヤオ・ワーン」は辛い緑の唐辛子プリック・キーヌーとココナッツミルクで作るグリーンカレー。カレーと呼ばれていますが、タイでは「ゲーン=汁物」の1つに数えられています。とても有名なタイ料理なので、屋台やフードコート、レストランなど至る所で注文できますよ。
センミーと呼ばれる細い米麺やライスにかけて食べるのが一般的。食べる時には麺やライスにゲーン・キヤオ・ワーンを一度にかけるのではなく、少しずつ皿に取って混ぜながら食べましょう。具によって「ゲーン・キャオ・ワーン・ムー=豚肉のグリーンカレー」、「ゲーン・キャオ・ワーン・ガイ=鶏肉のグリーンカレー」と呼ばれます。
【鍋料理】タイスキ
寄せ鍋風!タイを代表する鍋料理
タイ語表記:ไทยสุกี้
タイにも鍋料理があり、ポピュラーなのが「タイスキ」。名前の「スキ」は日本のすき焼きに由来すると思われる中華の鍋料理。タレをつけて食べる料理なのでしゃぶしゃぶなどに近いイメージと言えるでしょう。鶏ガラなどからとった旨味たっぷりのスープに、薄切りの肉や魚介類、つみれ、野菜などを加え、煮えたら各自の皿にとって、タレにつけて食べます。
タレはお店によって異なり、辛いものからさっぱりしたものまで様々。具材の美味しさが溶け出したスープにご飯を入れ、最後はオジヤ風にして締めるのもおすすめですよ。
【スイーツ】カオニヤオ・マムアン
甘いもち米とジューシーなマンゴーの組み合わせ!
タイ語表記:ข้าวเหนียวมะม่วง
タイではデザートにお米を使うものが多く、「カオニヤオ・マムアン」もお米とマンゴーを組み合わせた人気の1品。ココナッツミルクで甘く炊いたもち米に、ジューシーなマンゴーを添えた定番のデザートです。
日本人にとっては「甘いもち米」がイメージしにくいかもしれませんが、ねっとりとした食感と優しい甘さがやみつきになるでしょう。タイでは一般的に食べられるマンゴー。果肉はとてもみずみずしく、特に3〜5月にかけて完熟して美味しいものが出回ります。
【豆知識】旅行中、タイ料理の注文方法や気をつけること
タイでは、料理の注文時に辛さや味をリクエストできます。辛いのが苦手な人は「辛くしないように」、パクチーなどの風味が苦手な人は「パクチー抜きで」などと伝えましょう。ローカルな飲食店では英語が伝わりにくいため、宿泊しているホテルの方などに英語で説明して、あらかじめ食堂や屋台などで使うであろう言葉をタイ語で紙に書いてもらって持っておくと安心です。
レストランや食堂のテーブルには「クルアン・プルン」という4種の調味料のセットが置いてあることがほとんど。4つのうちのひとつに砂糖があるので驚くかもしれませんが、ドライ唐辛子と一緒に入れると辛さが引き立ちます。ぜひ自分の好みの味に調整して食べてくださいね。またやりがちですが、麺類はズルズルという音を立てて食べると行儀が悪いとみなされてしまうので、麺はレンゲに乗せて食べるなどしてすすらないように気をつけましょう。
選挙の前日や王室関連行事が開催される日などにはタイ全土で飲酒が禁止されることもあります。また、コンビニなどでは酒類を販売していない時間帯がありますので、気になる場合は、事前にホテルや旅行会社、観光案内所などで確認しておきましょう。
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