タイバンコクのワットパクナムの緑の塔

バンコク旅行「行くべき!」観光20選~定番から穴場、グルメスポットまで~

更新:2022/09/08

299,541views

 

タイの首都バンコクは、日本からのアクセスもよく、多くの人が訪れる観光地です。東南アジア特有の混沌とした雰囲気と活気の中で、寺院やナイトマーケットなどが人気を集めていますが、高級ブランドが入るショッピングモールや繁華街なども発展しています。そこで、バンコクを遊び尽くすための定番から穴場スポットまでを紹介します。

※新型コロナウイルス感染症の感染拡大、感染予防の観点から、出入国の制限があります。外務省のホームページなどで最新情報をご確認のうえ、ルールを守っての行動をお願いします。また、外出の際はしっかりとマスクを着用し、手指消毒などで感染予防対策を心がけましょう。

※1バーツ=3.54円(2021年3月4日時点)

定番の観光スポット

(1) ワット・アルン

存在感のある仏塔が人々の目を惹きつける、タイを代表する寺院。アルンとは「暁」という意味を持ち、小説家・三島由紀夫の『暁の寺』で描かれていることでも知られています。寺院ながらフォトジェニックなスポットであり、仏塔のカラフルなタイル画や彫刻像は美しく、日が暮れたあとのライトアップが神秘的な風景となります。

ワット・アルン

アクセス《電車》MRTイサラパープ駅から徒歩12分《船》エクスプレスボートに乗船しワット・アルン船着き場から徒歩1分。

拝観料200バーツ

拝観時間09:00〜16:30

URLhttps://www.watarun1.com/en

(2) ワット・プラ・ケオ

通称エメラルド寺院と呼ばれる、金の装飾が華やかなワット・プラ・ケオ。バンコク観光の定番スポットでもあります。黄金の仏舎利塔やヒスイでできた仏像があり、豪華さは一目瞭然。仏舎利塔には、仏様の骨が収められており、タイを守護するシンボルなのです。敷地内には、劇画調に描かれた回路の壁画や、仏教経典を納めるプラ・モンドップなどがあり、見応えもあります。

ワット・プラ・ケオ
ワット・プラ・ケオ

アクセス《電車》MRTサナームチャイ駅から徒歩15分《船》エクスプレスボートに乗船しターチャン船着き場から徒歩2分。

拝観料500バーツ

拝観時間09:00〜15:30

URLhttps://www.royalgrandpalace.th/en/home

(3) ワット・ポー

タイで最も古い歴史を持ち、最高位の寺院。「ねはん寺」とも呼ばれ、全長46m、高さ15mの金の涅槃仏(ねはんぶつ)が安置されています。涅槃像の足の裏には、螺鈿細工で描かれた仏様の世界観を108の画で表しており、足元にも108のツボが置かれています。また、ワット・ポーは、タイ伝統医療の中心地とされタイマッサージの総本山としても知られており、本格的なタイ古式マッサージも有名です。

ワット・ポー

アクセス《電車》MRTサナームチャイ駅から徒歩5分《船》エクスプレスボートに乗船しターティアン船着き場から徒歩1分。

拝観料大人:200バーツ、子ども(身長120cm以下):無料

拝観時間08:00〜18:30

(4) カオサン通り

バックパッカーの聖地として知られる「カオサン通り」。世界中からバックパッカーが集まるだけあり、訪れる人も多国籍で活気のある場所です。約300mある通りには、おしゃれなブティックやカフェ、屋台などが所狭しと屋台などが所狭しと建ち並んでおり、ショッピングも楽しめるスポット。夜になるとパブやバーに訪れる若者が多く集まり、いっそう華やかな雰囲気になります。

カオサン通り

アクセスMRTサムヨード駅から車で約10分。

料金店舗によって異なる

営業時間店舗によって異なる

(5) ラチャダー鉄道市場(タラート・ロット・ファイ・ラチャダー)

バンコクの新名所として人気のナイトマーケット。敷地内に雑貨やアパレル、アンティークなどのショップをはじめ、パブやバーなどのフード系屋台が約1,000軒、建ち並びます。夕闇と相まってレトロでおしゃれな雰囲気を醸し出しますが、カラフルな屋台がインスタ映えするスポットとしても有名です。市場内の広場では、音楽ライブも開催されており、バンコクの夜を限りなく楽しめます。

ラチャダー鉄道市場

アクセスMRTタイカルチャーセンター駅から徒歩約3分。

料金店舗によって異なる

営業時間木~日:16:00~21:00

Facebookhttps://www.facebook.com/taradrodfi.Ratchada

タイをもっと知る

(6) ワット・パクナム

アユタヤ時代につくられた歴史ある寺院で世界的にも有名なワット・パクナム。多くの観光客を魅了しているのが、最上階にある仏塔と天井画です。寺院内にあるエメラルドグリーンに輝く仏塔が天井まで伸び、仏塔の頂上から広がるように仏陀の生涯図が描かれています。その鮮やかな色彩が幻想的なため、訪れる人の心をつかんで離さないのです。

ワット・パクナム

アクセスMRTバーンパイ駅より徒歩約12分。

拝観時間08:00~18:00

Facebookhttps://www.facebook.com/WATPAKNAM.BKK

(7) チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット

約10万m2の広大な敷地面積で開かれるバンコク最大のマーケット。お手頃価格のプチプラグッズが購入できるため、連日多くの観光客が訪れる注目のショッピングスポットです。約8,000軒のお店は、衣料品やインテリア雑貨、骨董品、飲食店など8つのゾーンに分かれており、バンコクの雰囲気を味わえる逸品に出会えるでしょう。お土産探しにもおすすめです。

チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット

アクセスMRTカンぺンペット駅、BTSモーチット駅から徒歩約5分。

料金店舗によって異なる

営業時間毎週土・日:08:00〜18:00

URLhttp://www.chatuchakmarket.org/

(8) アジアティーク・ザ・リバー・フロント

アジアティークは交易の始まりの地。その歴史的背景を尊重するため、復元・修復されたのがアジアティーク・ザ・リバー・フロントです。当時の活気を現代に取り戻そうと建てられた大きな商業施設で、東京ドーム約2.5個分の広い敷地内には、総数約1,500の店舗と約40店舗のレストランが集まり、現在も賑わいをみせています。

アジアティーク・ザ・リバー・フロント

アクセスサトーン船着き場から無料シャトルボートで約10分。

料金店舗によって異なる

営業時間17:00〜24:00

URLhttp://www.asiatiquethailand.com/

(9) アイコンサイアム

日本の高島屋も出店していることで知られている「アイコンサイアム」は、初進出のブランドが多く入っているタイ最大級の商業施設です。夜にはエントランスでネオンと音楽が融合した噴水ショーが15分開催され、ロマンチックな雰囲気も味わえます。その中で注目はSOOK SIAM(スックサイアム)。全土から集められたローカルフードや工芸品、ファッションなどが手頃な価格で揃っている水上マーケットです。

アイコンサイアム

アクセス《バス》BTSクルントンブリー駅から無料ミニバスで約5分、バス停「アイコンサイアム」から徒歩約1分《船》サトーン船着き場から無料シャトルボート約5分。

料金店舗により異なる

営業時間10:00~22:00

URLhttps://www.iconsiam.com/en



(10) ジムトンプソン・ハウス

タイシルクで財を成したジム・トンプソンの住居跡。現在は、博物館として一般公開されています。タイの伝統的なチーク材建築と、古美術コレクションの数々や南国の花々が咲き誇る庭園も美しく見応え抜群です。敷地内には、本格的なタイ料理が味わえるレストランや、タイシルクを扱うブティックも併設され、ショッピングも楽しめます。

ジムトンプソン・ハウス

アクセスBTSナショナルスタジアム駅から徒歩5分。

料金大人:200バーツ、22歳以下:100バーツ、子ども(10歳以下):無料

営業時間09:00〜18:00

URLhttp://www.jimthompsonhouse.com/

(11) チャオプラヤー川ディナークルーズ

バンコクの中心を流れるチャオプラヤー川。川沿いには観光名所が点在し、クルーズツアーでは寺院や王宮をはじめサンタ・クルス教会やアジアティークの観覧車など、趣のある雰囲気から近代的な風景まで見られます。昼間のクルーズもいいですが、おすすめは夜。観光名所がライトアップされロマンチックな雰囲気に。バンコクの美しい風景を眺めながら楽しむディナークルーズは観光客にも人気です。

チャオプラヤー川

チャオプラヤー川ディナークルーズ

チャオプラヤー川ディナークルーズのオプショナルツアー

チャオプラヤー川ディナークルーズのオプショナルツアー

(12) オープンエア・レストラン「シロッコ」

高層タワー「The Dome at State Tower」の63階、空に近づく場所とされるレストランが「シロッコ」です。屋根がないオープン空間となっており、レストランの最端には宙に浮いたようなバーカウンターも。バンコクを一望でき、美しい街並みが眼下に広がります。ロケーションだけでなく、タイの一流シェフの作る絶品料理も満悦できるでしょう。ただし、厳重なドレスコードがあるため注意が必要です。

シロッコ写真提供:タイ国政府観光庁
シロッコ写真提供:タイ国政府観光庁

アクセスBTSサパンタクシン駅から車で10分。

料金ソフトドリンク:400バーツ〜、グラスワイン:700バーツ〜

営業時間18:00~23:30

URLhttps://lebua.com/restaurants/sirocco/

(13) MANGO TANGO

バンコクといえば南国フルーツの宝庫ですが、中でもイチオシはマンゴーです。タイの上質な完熟マンゴーは、観光客からも人気。そんなマンゴーのスイーツが食べられるお店として人気を集めているのが「MANGO TANGO」です。完熟マンゴーをはじめ、マンゴーアイスクリームやマンゴーブリンなどのオリジナルスイーツが堪能できます。おしゃれで可愛い店内と食べごろの絶品マンゴーを食べられるとあって、連日多くの人たちで賑わっていますよ。

MANGO TANGO
MANGO TANGO
MANGO TANGO

MANGO TANGO サイアムスクエア店

アクセスBTSサイアム駅から徒歩2分。

料金マンゴタンゴ:190バーツ〜

営業時間11:00〜22:00

Facebookhttps://www.facebook.com/MangoTangoThailand/

カフェ

関連情報|【タイ・バンコク】おすすめ♡女子に人気のフォトジェニックカフェ5選♪

SNS映え間違いなしのドリンクやスイーツが楽しめるカフェをご紹介!

(14) ニューハーフショー

タイ旅行で行ってみたいと注目を集めているのが、ニューハーフショー。踊り子が綺麗に着飾り、本格的なパフォーマンスやレベルの高い歌、ダンスを披露しており、エンターテイメントショーとして人気です。日本語ガイド付きのオプショナルツアーなどが多く組まれているので、夜の街に不安を感じていている人はツアーで参加するのもおすすめ。

ニューハーフショー写真提供:タイ国政府観光庁
ニューハーフショー写真提供:タイ国政府観光庁

(15) ムエタイ

ムエタイは、両手、両肘、両脚、両膝を使って戦う実践格闘技で、タイの国技です。見どころは、選手が繰り出す綺麗な技の数々。勝敗はKOや技のポイントなどで決まりますが、実際に生で観戦するとその迫力に圧倒されるでしょう。さらに、試合中に流れるタイ民族の音楽や熱気が試合会場を盛り上げるので、自然とテンションも高まります。

ムエタイ

ムエタイ

ムエタイ関連のオプショナルツアー

ムエタイ関連のオプショナルツアー



穴場の観光スポット

(16) タリンチャン水上マーケット

観光地ではなく、活気ある市場に足を運びたい人におすすめの水上マーケット。観光客が滅多に訪れない穴場スポットで、ほとんどが地元民です。料理を調理しているボート、お菓子や民芸品を販売している露店などが運河沿いに建ち並んでいます。ボートツアーでは水上の高床式住居エリアにも訪れることができ、地元民の水上生活を垣間見るのも面白いです。

タリンチャン水上マーケット

アクセスバス停「タラートナーム・タリンチャン」から徒歩3分。

料金店舗によって異なる

営業時間土・日:08:00〜17:00

(17) マハナコーン・スカイウォーク

キングパワー・マハナコーンビルの最上階にあるマハナコーン・スカイウォーク。地上314mの上空から360度のパノラマビューで、バンコク市内を一望できます。さらに、床がガラス張りになっていて、その高さを感じられるスポットも。ルーフトップバーも併設されており、最先端をテーマにした近代的な空間で、おしゃれなカクテルと多国籍料理を楽しめます。

スカイウォーク-

アクセスBTSチョンノンシー駅から徒歩1分。

料金大人:1,050バーツ、シニア:450バーツ、子ども:450バーツ、0〜2才:無料

営業時間10:00~24:00(最終入場:23:00)

URLhttps://kingpowermahanakhon.co.th/

バンコク近郊にある観光スポット

(18) ダムヌンサドゥアック水上マーケット

文化保存を目的に開発された水上マーケット。ここには新鮮なフルーツや魚介類などを積んだ商船が多く、運河上で人々が売買している光景も見ることができます。タイの水上マーケットの雰囲気を味わいたい人におすすめのスポットで、市場らしい景気の良い声と活気を感じられるでしょう。商品バリエーションが多く、菓子や衣料品などを販売しているお店もありますよ。

ダムヌンサドゥアック水上マーケット

アクセス南バスターミナル(サーイ・ターイ)から約2時間。

料金店舗によって異なる

電話番号07:00~17:00

(19) ワット・サマーン・ラッタナーラーム(ピンクガネーシャ)

インスタ映えするスポットとして人気のピンクガネーシャが顔を見せる寺院。バンコクから車で1時間30分ほどの郊外にあり、ポップな雰囲気のある明るい寺院で、カラフルさが目を引きます。高さ16mのビンクのガネーシャは、高速で祈願成就のご利益があるとされており、最強のパワースポットとしても知られています。ガネーシャのそばにいる14匹のネズミのうち2匹が金運上昇のご利益があるそうです。

ピンクガネーシャ

アクセスバンコク市内から車で1時間30分。

料金無料

営業時間08:00〜20:00

Facebookhttps://www.facebook.com/WatSaman2556/

ガネーシャ

関連情報|検証!タイのピンクのガネーシャは本当に願い事が叶うのか?

旅好きフォトライターが実体験。ラストには驚きの結果が…!

(20) メークローン市場(タラード・ロムフッブ)

線路の両脇に数々のお店がひしめくメークローン市場。電車が市場の中央を通り過ぎる光景は、ここでしか見られません。タラード・ロムフッブ(傘をたたむ市場)と呼ばれているのは、列車の通過に合わせテントや傘をたたみながら、商売していることに由来しているとか。ここでは、メークローン名物のプラートゥ(魚)、果物、スパイス、日用品が手に入ります。

メークロン鉄道市場

アクセス《車》バンコクから車で約1時間20分《バス》バス停「メークローン」から徒歩すぐ。

料金店舗によって異なる

営業時間06:00〜16:00

メークローン市場

メークロン線路市場のオプショナルツアー

メークロン線路市場のオプショナルツアー

バンコクの観光マップ

バンコクは、急速な発展を遂げている大都市エリア、ネオン輝く繁華街エリアやチャイナタウン。寺院が集まる旧市街地エリアなど、エリアによって異なる一面を見せることが最大の魅力です。そんなバンコクを網羅するためには、観光マップを活用して効率的に観光するようにしましょう。

バンコク市内マップ

バンコク市内にあるスポット間の移動手段

【ワット・プラ・ケオ⇔ラチャダー鉄道市場】
ワット・プラ・ケオ→MRTブルーライン・サナムチャイ駅→電車25分→MRTブルーライン・タイ文化センター駅→ラチャダー鉄道市場

【ワット・ポー⇔ワット・アルン】
ワット・ポー→サトーン船着場→水上バス2分→ワット・アルン船着場→ワット・アルン

【ワット・パクナム⇔チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット】
ワット・パクナム→MRTブルーライン・バーンパイ駅→電車45分→MRTブルーライン・ガムペンペット駅→チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット

【ワット・ポー⇔アジアティーク・ザ・リバー・フロント】
ワット・ポー→ワット・アルン船着場→チャオプラヤエクスプレス20分→サトーン船着場→無料シャトルボート10分→アジアティーク・ザ・リバー・フロント

交通手段

関連情報|バンコクの交通事情、9つの手段と乗り方・料金・注意点を解説!

9つの交通手段とそれぞれの乗り方・注意点までご紹介します。

バンコク近郊マップ

おすすめオプショナルツアー~短時間で王道スポットを巡る~

滞在日数が少なくてもバンコクを余す所なく満喫したい人には、オプショナルツアーがおすすめ。短時間で効率的に王道スポットを巡ることができ、目的別にツアーも組まれているので、ギュッとコンパクトにやりたいことをおさえられます。

バンコク3大寺院巡り半日観光ツアー(早朝空港発プラン有)

バンコクの3大寺院を半日で巡るオプショナルツアー。日本語ガイド付きで効率よく回れるので、時間が短くてもバンコクの主要寺院を充分満喫できます。プランは午前と午後が選択でき、午前中には空港までお迎え付きの空港発プランも。午後出発プランは、当日の朝9時まで予約ができるので、スケジュールも立てやすいでしょう。

ツアーの詳細はこちらからご確認ください。

バンコクフォトジェニック観光ツアー(1日・午前プラン)

「ピンクガネーシャ」「ワット・パクナム」などのフォトジェニックスポットを巡る観光ツアー。1日プランと半日プランが選べ、1日プランでは定番から穴場までのインスタ映えスポットを6か所、巡ります。さらに、話題の専門店「バーンパッタイ」のパッタイランチ付きプランもチョイスでき、バンコク旅行を存分に堪能できます。

ツアーの詳細はこちらからご確認ください。

※「VELTRA」のサイト内でお申込みいただけるオプショナルツアーは、ベルトラ株式会社が企画・販売している商品です。「VELTRA」サイト内のオプショナルツアーに関するお問い合わせは、直接ベルトラ株式会社へお願いします。また、お申込み後の変更や、万が一の現地でのトラブル(送迎が来ないなど)につきましても、 ベルトラ株式会社へご連絡いただきますようお願いいたします。



旅Pocket 編集部
旅Pocket編集部です。「ポケット」に入れて持ち歩きたくなるような、見るたびにわくわくする国内・海外情報をお届けします!

このライターの記事一覧

AREA

地域


閉じる