お寺ですか?いいえスタバです!古都チェンマイにあるランナー様式のスタバに潜入!【WiFi情報あり】
更新:2020/12/14
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チェンマイ旧市街から車で30分の郊外に、一見お寺と見まがうような美しいスタバがあります。ランナー様式で建てられているというこのお店でいにしえの北タイ文化に触れてみませんか?
ランナー様式とは?
約720年前、現在のチェンマイを中心としたランナー王国という国がありました。広くは中国雲南地方の南部やミャンマー、ラオスを含んだ広大な王国です。
ランナー王国の時代に生まれたさまざまな文化をランナー文化、その様式をランナー様式と呼びます。このスタバはランナー様式の中でも「ランナーのお寺」の建築様式を用いて建てられた珍しい建物なのです。このスタバもオープン当初には大きな話題になりました。
旧市街から車で20~30分ほど南に下ったKad Fafang Village(ガート・ファラン・ヴィレッジ)というマーケットにあります。
このスタバで見られるランナー様式の特徴って?
パッと見からすでにお寺っぽいこのスタバですが、具体的にはどの辺りがランナー様式なんでしょう?その特徴をいくつか紹介します!
四角く区切られた壁の模様
赤と金色の装飾の部分がありますよね?その部分の装飾が四角く割られた模様になっています。バンコクのお寺でこういった模様はまず見られません。
漆喰塗りの真っ白な外壁
金ピカのイメージのあるタイのお寺ですが、ランナーのお寺はもともと派手な装飾はなく真っ白な漆喰塗りであるのが特徴です。(現在はチェンマイのお寺もだんだんキラキラの装飾が増えて来ましたが…)
建物内から直接見える屋根瓦
建物内から屋根を見上げた時に、そのまま瓦が見える造りになっているのはランナーの古い寺院の大きな特徴です。
店内は高い天井にちょっと暗めの落ち着いた照明で、のんびりコーヒーを飲むのにぴったりの雰囲気です。もちろんWi-Fi完備なのでPCや本を持ち込んでのんびり過ごすのも良いでしょう。
スタバらしい遊び心も♪
またお寺の屋根の両端についている飾りは本来龍なのですが、ここではゾウの顔に(笑)。様式をそのまま真似ただけではない遊びゴコロも垣間見えて建物をゆっくり眺めるだけで楽しくなっちゃいます!
お寺スタバで限定品を飲んでみる
私が訪れた日はちょうど「Buy 1 Get 1 Free」のキャンペーン中でした。1つ買うと(同額またはそれより安い飲み物が)もう1つもらえるとってもお得なキャンペーンです。期間限定メニューの抹茶あずきクリームブロッサムフラペチーノ(トール180バーツ)とあずきクリームブロッサムフラペチーノ(トール170バーツ)を注文してみました!
日本でもあずき抹茶クリームフラペチーノという限定メニューがありましたが、これは桜の花びらのようなピンクのチップが散らされて春らしく華やかです。タイでは桜の花が大人気で日本が春を迎える時期には桜関連のお菓子がたくさん発売されるほどなんですよ。
季節の限定メニューはタイ独自のものも多いのでスタバはぜひ立ち寄っておきたいところです。
お土産にたくさん買いたい!タイ限定グッズ
限定ドリンクメニューのあとは、日本で買えないタイ限定グッズを見ていきましょう。
まずはおなじみのご当地タンブラー!落ち着いた線画の定番シリーズ(420バーツ)は、優しい目をしたゾウや、人に感謝を伝える時などに贈られるジャスミンの花輪が描かれています。タンブラーの上に並んでいる黄色いのはYou are hereシリーズのマグカップ(560バーツ)とボトル(650バーツ)。ビタミンカラで楽しいデザインです♪
また、上写真のシンプルな切り絵シリーズ(タンブラー500バーツ/マグカップ520バーツ)や、下写真の季節限定タンブラー(この時置いてあったのはタイ正月のソンクラン祭り/950 バーツ)も揃っています!
スタバの人気者ベアリスタもチェンマイならではの衣装を着ていました(650バーツ)!2枚の布をつなぎ合わせた形の上着と斜めがけのカバンは山岳民族カレン族のスタイル。
隣にあるコーヒー豆はタイ北部の山岳地方で穫れる豆ムアンジャイ(545バーツ)です。カレン族のベアリスタとセットにして特別な人へのお土産にいかがですか?
お寺スタバへの行き方
市街地から20~30分というと少しハードルが高い気もしますが下記2つの方法がおすすめです。
ソンテウ(乗合タクシー)に乗る
Grab(タクシー配車アプリ)を利用する
ソンテウ乗り場はチェンマイ旧市街のチェンマイ門(南門)の外側。黄色の丸い看板が目印です!
運転手さんには「ガート・ファラン・ヴィレッジまで」と伝えましょう。道のりはほぼまっすぐ南下するだけです。「KAD FARANG VILLAGE」と書かれた看板が左手に見えたら天井のブザーを鳴らして降ろしてもらいましょう(ネットで現在地を確認しながら行くとより安心です)。
帰りは、来た道と反対車線で待っていればチェンマイ門へ戻る黄色ソンテウが頻繁に通りかかります。ただ終了時間が曖昧なのであまり遅い時間にならないようにしましょう。
タイにあまり慣れていない方はバスは若干ハードルが高いかもしれないので、Grabタクシーを利用すればよりスムーズに行けると思います。
出発地と行き先、値段についても全てアプリ内で完結するので、運転手と言葉を交わさずに到着できちゃうくらいです。現地の人たちも普段使いする便利さですよ。
Starbucks Kad farang Village
住所225 Km.13 Moo 13 Chiangmai-Hod Rd., T.Baan Waen, A.Hang Dong, Chiangmai, 50230
電話番号+66-62-601-5140
営業時間7:00〜21:00
URLhttp://www.starbucks.co.th/store/1013304/TH/Kad-Farang/Chiangmai-Hod-Rd-Hang-Dong-Chiangmai-50-50230
- ごご
- タイが大好きで旅行者として訪れること10年。その後好きが高じて移住することに。移住してからもタイ近隣国やタイ国内を旅する日常を送っています。
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