【台湾の通貨】種類・単位は?日本円でいくら?両替はどこで?「旅行初心者」にもわかりやすく徹底解説!
更新:2024/06/10
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目次
台湾通貨には「台湾ドル」や「台湾元」、「NT$」「NTD」など様々な表記があり、台湾旅行初心者は悩んでしまう人も多いようです。今回は、台湾の通貨について紙幣やコインなどの種類や単位、日本円での目安や両替場所まで詳しく解説します。
台湾通貨の種類と単位を解説
【通貨の種類】紙幣とコインを紹介
台湾の通貨単位は「台湾元」で、紙幣には「100元札」、「200元札」、「500元札」、「1,000元札」、「2,000元札」の5種類が、硬貨には「1元」、「5元」、「10元」、「20元」、「50元」の5種類があります。紙幣や硬貨には「圓」の文字が印字されていますが、一般的な略称は「元(ユェン)」です。会話の中では、「塊(クァイ)」と呼ばれることもあります。
【通貨の単位】元と台湾ドル(NTD)は実質一緒
台湾には、「台湾ドル」、「台湾元」、「NT$」、「NTD」など通貨の単位表記が複数あるため、それぞれに金額や計算方法が違うのかと悩む人もいるかもしれません。しかし、表記は違っても、意味合いは全て同じです。つまり、単位が違っても同じ数え方をします。たとえば、「NT$5」や「NTD5」と表記されていれば、どちらも5元のことです。具体的には、以下のとおりです。
・NT$
「ニュータイワンドル」の意味。「NTD」や「NT」と表記されることもある。
・台湾ドル
「NT$」を日本語表記したもの。
・台湾元
台湾ドルを「元」で表記したもの。
【日本円に換算】1元=4.77円(2024年4月18日時点)
2024年4月18日時点の台湾ドルのレートは、1元=4.77円です。ここ数年は、1元=4円台を推移しています。最新レートは、外国為替計算 - Yahoo!ファイナンスで確認することができます。レートの変動差は物価にも影響されるので、台湾の物価を考える際は為替レートにも注目することが大切です。
台湾の物価は東京の約半分で、マレーシアよりも少し高い程度となります。たとえば、「1元=4.77円」で計算した場合、水(500ml)「10元」は日本円で約48円、ビール(350ml) 「33元」は日本円で約157円です。総じて日本よりも安いイメージがありますが、物によっては日本より高い物もあります。なかでも、輸入品は日本よりも高い印象です。
【両替】お金が換金できる場所
空港(日本及び現地)
日本の成田空港や羽田空港はもちろん、台湾の桃園空港や松山空港内でも、日本円を台湾ドルに換金できる両替所があります。海外旅行経験者の中には、「空港内の両替所はレートが悪い」といったイメージをもっている人もいるかもしれません。しかし、台湾の場合は銀行のレートとほとんど変わらないため、空港の両替所を使うのもおすすめです。空港の両替所は飛行機の到着時刻に合わせてオープンしているので、営業時間の心配をせずに利用できるメリットがあります。ただし、空港の両替所は30元の手数料がかかることを覚えておきましょう。
なお、桃園および松山空港の銀行の位置は、空港の公式サイトで確認できます。
・桃園空港公式サイト
・松山空港公式サイト
街中の両替所
空港以外に銀行や郵便局、お茶屋さんなど街中での両替も可能です。
銀行はレートが良く、換金手数料がかからないといったメリットがあります。しかしその一方で、営業時間が短いというデメリットもあります。
一方で、郵便局は銀行よりも営業時間が長いですが、レートが良いとはいえません。
お茶屋さんはレートが良く営業時間も長いのですが、台北の中山エリアにしかお店がないので利便性が悪いデメリットがあります。
それぞれのメリット・デメリットを把握して都合に合うものを選んでくださいね。
ホテル
ホテル内の両替所でも換金は可能ですが、レートはあまりよくありません。ただし、定休日がなく、夜遅くまで営業しているメリットがあるため、両替に困ったときの選択肢の1つにはなるでしょう。
ホテルによっては、宿泊者しか換金できないルールを設けているところもあります。宿泊するホテル以外の両替所を利用する場合は、宿泊者以外でも換金可能かどうか確認しておくと安心です。
結論
レートと利便性の両方を考慮すると、台湾に着いてすぐに両替ができる空港内の両替所を利用するのがおすすめです。少しでもレートの良い街中の銀行で両替したいのであれば、まず、空港で2,000~5,000円分くらいを両替しましょう。そうすることで、空港からホテルや施設に向かうとき、「手元にお金がない」という不安を抱えずに済みます。その後、旅行中に必要な分のお金は、銀行をはじめとするレートの良い両替所で換金するのがよいでしょう。また、両替所が少ない郊外や地方に出かける際は、出発前に換金しておくことをおすすめします。
【クレジットカード】ほとんどのお店で利用ができる
盗難・紛失のリスクを最小限に抑えたり、多額の現金を持ち歩かずに済んだり、海外旅行保険が付帯していたりとメリットの多いクレジットカードは、海外旅行の必須アイテムといえます。台湾旅行の定番、台北エリアや台中エリア、高雄エリアなら、ホテルはもちろん、街中の商店でもクレジットカードの支払いが可能です。
ただし、高速バス・タクシーなどの交通機関や屋台、夜市ではクレジットカードが利用できない心配もあります。地元の味を楽しみたい人や、地方を観光したい人は現金を多めに用意しておくことをおすすめします。また、クレジットカードの限度額は一時的に引き上げることができます。旅行前に、限度額の設定を見直しておくとよいでしょう。
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