大人女子が楽しめる!西門町のおすすめ街歩きスポット
更新:2020/02/27
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世界のトレンドやメッセージをいち早くキャッチして発信する街、西門町。今いくべきおすすめスポット紹介します!
西門町ってどんな街?
西門町(シーメンディン)は、台北屈指のトレンド発信スポット。原宿と秋葉原をミックスさせたような活気に包まれ、最新の流行や思考を生み出すパワーがみなぎる街です。
それを象徴するのがレインボープライドへの関心。街の至るところで、レインボープライドを支持する意思表示をよく見かけます。さまざまな部族が暮らす台湾では近年、LGBTQだけでないマイノリティへの関心や理解も高まっているそう。
西門町は台北のなかでもその傾向が強く、発信のしかたがお洒落!もともと明るい気質の台湾らしさがよく現れていて、たちまちフォトジェニックスポットになってしまいます。
【フォトスポット】レインボーロード
そんな西門の発信力を象徴するレインボーロードは必見です。SNSでよく話題にされる人気フォトスポットで、西門駅6番出口の前にあります。
もともと、休日はスタスタ歩けないくらい人が多い西門町。朝10時にはもうたくさんの人が撮影の順番待ちをしていました。みんな行儀よく待って、うまい具合に順番に撮っていきます。
朝昼夜3回通ってみた結果、1番いいのは朝でした。ただし、日が昇りきっていると逆光になってしまい、「TAIPEI」が読める向きではうまく撮れません。
通勤時間前だと人が少なく、明るさを担保しながらいい写真が撮れそうです。インスタ用の写真を撮りたい場合は、午前中のできるだけ早い時間に来るのがおすすめです。
【老街歩き】剥皮寮歴史街區
九份や淡水、迪化街など、台北近郊には古い建物がそのまま残る歴史地区がたくさんあります。剥皮寮もそのひとつ。
商業用地として発展していた清代の洋館や商店が残っており、日本統治時代も含め、軍事基地や教育用地として変遷してきた歴史があるのも特徴です。(台北市郷土教育センター発行の無料パンフレット『台北市郷土教育センター』より)
臺北市郷土教育中心
台湾の文化がどのように発展してきたかを、展示で知ることができる郷土教育センターです。建物が隣り合って密集しているのが剥皮寮の特徴ですが、
建物ごとに「教育」「医療」などテーマを分けて展示が行われ、それらをまとめて「教育センター」としています。(台北市郷土教育センター発行の無料パンフレット『剥皮寮の物語』より)
当時の建物を再利用しているため、昔の梁やレンガの使い方を間近で見られるのも見どころです。
こちらは「暮らし」に関する展示の建物。家具やインテリア装飾などが見られます。
むしろ今ほしい!と思わせるようなものばかり並んでいて、思わず長居してしまいます。
統治時代に入ってきた日本の建築技術なども説明されています。
これは屋根瓦の装飾部分に使われていた型だそうです。
これは、台湾の伝統品として有名なマジョリカタイル。鶴や植物などが描かれていますが、縁起物としてインテリアの装飾に使われていたそうです。
最近お土産ショップでもレプリカが売られていたり、ノートの柄になっていたりするのをよく見かけます。いろんな柄があって本当にかわいいんです。
今では量産されていないため、お土産屋さんのレプリカでも1枚1,000円以上します!こうして一度にいろんな柄を見られるのは、たとえイラストでも大変貴重です。ぜひいろいろ見比べてみてください。
火木金の10:00と14:00に無料日本語ガイドサービスを開催しています(2日前まで要予約)。興味のある方は利用してみてくださいね。
老街(康定路173巷)
剥皮寮の1番の見どころは、この小さな通り。
たとえば、この雨よけの歩道があるのは剥皮寮エリアの大きな特徴。
はじめに「商業用地だった」と紹介しましたが、歩行者が歩きやすいように、店舗を引っ込めて空間をつくったのが始まりなんだそう。(台北市郷土教育センター発行の無料パンフレット『台北市郷土教育センター』より)
この空間、昔は「亭仔脚」と呼ばれていましたが、今では「騎楼」というそうです。(台北市郷土教育センター発行の無料パンフレット『台北市郷土教育センター』より)
通りは100mもないくらいなのですが、人がひっきりなしに通ります。昔の映画ポスターのレプリカが貼られている場所など、いい感じの場所の撮影は多少待ち時間があるかも。
このレンガのウォールアートは、有名なショッピングモールの広告にも使われているほど人気!夕方になると通りに日光が入らなくなるので、撮るなら15時くらいまでに行くのがおすすめですよ。
【ローカルおやつ】本願豆花店
西門町は、おいしいローカルおやつのお店が多いです。街歩きの途中にぜひ立ち寄りましょう。
豆花やおしるこ、かき氷は、お腹が膨れすぎず、疲れた時の糖分補給にもちょうどいいですよ。
【ショッピング】西門紅楼など
西門町は、駅前のランドマーク西門紅楼をはじめ、ショッピングスポットがたくさんあります。コスメブランドの陳爸、靴屋さんの富発牌など台湾メイドのアイテムをたくさん見つけることができます。
どこ、と指定するのが難しいほど本当にたくさんのショッピングビルやお店があるので、気になる店があれば片っ端から入ってみるのがおすすめです。
【カフェ】中山堂堡壘餐廳
お買い物にあまり興味がないなら、カフェ巡りがおすすめ。中山堂は日本統治時代に建てられた建物で、今では茶館なども入っているコミュニティ会館のような感じで使われています。
堡壘餐廳は2階にあります。カフェというより由緒あるレストランのような雰囲気で、お客さんもちょっとハイソな印象。ワイワイ賑わうカフェではないので、1人でも入りやすいです。
店内は、アラベスク模様の壁紙や北欧っぽい家具が使われていてとってもレトロ。
インテリアとして置かれたピアノも素敵です。
数席ですが、テラス席もあります。
こちらのカフェは、スイーツメニューに中華点心(デザート)があるのが魅力です。
食べてみると・・・意外とコーヒーに合う!特にタロイモのほうは、栗のような風味がして日本人好みだと思います。中華スイーツ×コーヒーの組み合わせは、台湾カフェならではの体験です。
お料理の値段+サービス料が10%かかります。
住所台北市中正區延平南路98號2F
電話番号(02)2331-1186
営業時間10:00〜21:00(アフタヌンティセットは14:00〜17:00)
【カフェ】JAi宅
西門町に行くならぜひ立ち寄ってほしい、最近インスタを賑わせている人気のカフェ。中心部の屋台街にあります。マツキヨそばの、緑の看板が目印です。
入り口が怪しくてちょっとひるみますが、
お店の前に来ると、陽気なジャングルが現れてビックリ!
店内に入ると、かわいい南国リゾートが広がっていてさらにビックリ!
ピザやパスタなど、イタリアンをメインにしたお店です。こういうカフェって料理はそこそこ、というケースが多いですが、JAiは味もいいことで評判です。
訪問したのは土曜の20時。インスタでよく見るタピオカシフォンケーキを頼みたかったのですが、なんと売り切れ!というより、スイーツが全滅でした。いつならあるか聞いてみたところ、平日なら確実に大丈夫だそうです。デザート好きは早めの時間に行くのがおすすめです。
お目当てのものがなくて何を頼もうか困っていると、台湾青年が自分のスマホを持ってきておすすめメニューの写真を見せてくれました。店員さんは、みんな愛想がよくてやさしいです♪
おすすめその1は、お店の目玉でもあるアイスクリームティー。アイス?と疑い半分で注文しましたが、あたたかいお茶をジョッキに注ぐと、みるみるおいしいミルクティーに!コレは確かにおすすめです。
おすすめその2は、フライドポテト。仕方なく選んだ・・・はずが「どこで習ったの!?」と聞きたくなるほど激ウマ!カリッカリのポテトにチーズとガーリック、でも上にかけられたバルサミコ酢でさっぱりしてるので、いくらでも食べられる!味の評判がいいのがうなずけました。
お水やカトラリーはセルフサービスです。店内の端のほうにあるので、注文が終わってから取りに行きましょう。カフェだけでなく、ランチやディナー利用にもおすすめなお店ですよ。
【ドリンクスタンド】幸福堂
繁華街の中心部でひときわ目立っている幸福堂。黒糖タピオカミルクティーで有名なドリンクスタンドです。
どこにでもあるお店ですが、ここはつくっているところが見られるので特に人気の店舗。いつも大行列ができています。
タピオカが巨大で中身の量も多いお店なので、もしお腹がいっぱいで飲めない時は、このつくる過程を見るだけでも楽しいのでぜひ立ち寄ってみてください。
また、こんなに並ぶ時間がない!という人は、ほかの店舗に立ち寄ってください。西門町以外ならまったく並ばずに買えます。
ドリンクを買ったあとは、幸福堂のおみくじを引くのを忘れずに。
調べてみたところ、上は『論語』の一説、下はその解釈からイマジネーションされた幸福堂オリジナルのメッセージのようです。
特に恋愛がどうとかではないので(笑)、ただの楽しみとして遊んでくださいね。
夜になるほど人が増えて活気が増す西門町。夜遊びも楽しめる街ですよ。
- 旅Pocket 編集部
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