花蓮や台東への空路!台湾国内線UNI AIR立榮航空ユニーエアー

2020/02/01

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花蓮や台東方面は新幹線が通っていないため、台鐵(台湾の特急)の切符が取りにくい!そんな時は、国内線のユニー航空を利用してみませんか?

ユニー航空とは?

台湾好きにはおなじみの緑とオレンジのライン、星印。ユニー航空は、台湾の航空会社エバー航空の子会社です。

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台北から、台湾の東海岸(花蓮や台東)離島(金門や澎湖)への移動を楽にしてくれる国内線です。上海や杭州、深圳など中国東海岸の都市にも路線があります。

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花蓮は、世界的に有名な景勝地である太魯閣峡谷の玄関口。台鐵の台北〜花蓮間の切符は、太魯閣峡谷へ行く観光客でいつも満席です。

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新幹線もないため、年間を通してちょうど日帰りできる時刻の競争率が高めです。もし切符が取れない場合、空路を知っておくと便利なんです。

時刻表と料金

今回はまさに、台鐵の切符が取れなかったために花蓮まで空路を利用することに。台北から花蓮までは、往路2便、復路2便の1日4便だけです。

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2019年12月版ユニー航空パンフレット

航空券代は、日本円で4,000円前後です。台鐵の切符の倍くらいになりますが、どうしても花蓮まで行く手段がない場合は、うまく利用するのもいいと思います。

松山空港国内線

発着は松山空港(台北国際空港)。

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黄色い屋根側は国際線、左側の青い建物が国内線です。

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日本から到着した時の出口の隣に、国内線の乗り場があります。

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MRTの最寄りは松山機場(空港)駅。ターミナルが分かれていないので、国内線も国際線も同じでわかりやすいです。

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航空券引き換えと搭乗手続き

ユニー航空のカウンターでは、航空券の予約、購入、引き換えができます。

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WEBサイトから予約できますが、電話番号などで引っかかりうまく進めない場合があります。松山空港は台北市内から遠くないので、もしWEB予約ができない時は前日などにカウンターに来て直接予約するのがおすすめです。

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予約時にもらう予約表

当日は、出発時刻の40分前までに搭乗手続きをします。国内線は特に放送などがないので、チケットをもらったらすぐに保安検査ゲートへ向かいましょう。

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国内線乗り場

保安検査を終えて中に入ると待合室があります。ATMと自動販売機、サンドイッチなどを売っている売店があります。無料のウォータークーラー(お湯あり)もあります。

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ここでも特に放送がないので、入ったら早めに搭乗ゲートへ向かいましょう。国内線は小さいプロペラ機なので、バスで機体まで近づいて歩いて乗り込みます。バスの移動時間もあるので、早めにゲートを通ってください。

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私はそれを知らずに待合室でギリギリまで待ってしまい、バスに乗るのが最後になってしまいました。気をつけましょう!

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日本でもよく国内線に乗る人は慣れているかもしれませんが、こんなに近くで機体を見ることがないので大興奮!荷物を積み込む様子や、

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国際線のジャンボジェットが飛び立つ音を地上で体感できて大感動!

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国内線はMAX乗っても70人ほど。この日の乗客は約半分だったのでサクサク乗っていきます。

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シートピッチ

機内はとっても狭いです。

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156cmの私が立って、荷物入れがこの位置です。みんな席に座る時に頭をぶつけてたので(笑)気をつけましょう。大きさは通常のジャンボジェットと同じく、小トランクが入るくらいです。

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パイロットルームも近い!

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シートピッチは、LCCと同じくらいの印象です。

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私の隣は欧米人男性でしたが、膝が前の座席についていました。男性には少し窮屈かもしれません。

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機内サービス

安全のしおりは日本語表記がありましたが、CAさんに日本語は通じません。英語は、なんでこの人国内線にいるの!?とびっくりするぐらいお上手でした。

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台北〜花蓮間の飛行時間は約40分と発表されていますが、飛んでる時間だけだと20分くらいです。すぐ着きます。離陸してすぐ飲み物が配られますが(3種類から選べます)、

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最後まで何味かわからなかったジュース

後ろまで配り終わると、配ったその足でゴミ袋を持ってパックを回収しに来ます(笑)。飲み終わらない場合は、降りる時に渡してもいいし、残っていれば持って降りても大丈夫です。

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あとで調べたところ大麦のジュースだったみたい

座席は7,8,9、K列がおすすめ!

台北〜花蓮間の路線は、2つの撮影ポイントがあります。予約時の参考にしてくださいね。

●ユニー航空座席図

プロペラを撮りたい人

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8Aから撮ったプロペラ

おすすめは8、9の窓側列(AかK)。朝の便だとA列のほうから太陽が昇るので、よりきれいな写真が撮れます。私は通路側の席でしたが、どうしてもこのショットがほしい!

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そこで、反対側の窓側席でプロペラ撮影を楽しんでいた台湾青年に声をかけてみたところ、快く撮影してくれました(笑)。おかげでこの写真をみなさんにお届けすることができました。

海岸線を撮りたい人

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海が2色の層になって見える

花蓮は、海と山脈が直接ぶつかる珍しい断層海岸があり、海水も透明で青く見えます。上から見ると壮観なので、飛行機からのショットはマニアに大人気。着陸する少し前に断層海岸の上空を旋回するため、海岸線は右手側に見えます。予約はK列がおすすめです!

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台鐵で通る海岸線。この海岸線を上から撮ることができる

あえて加工せずに載せますが、どん曇りの日でも海の青さがわかります。私はK列側に座っていたものの、窓際の方は仕事中で撮影を頼めませんでした。上空からの海岸線をお見せできず残念です!

花蓮空港

あっという間に花蓮空港に到着。タラップを歩いて降りたら、そのままグラウンドを歩いて空港内に入ります。

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冒頭で紹介したとおり、花蓮空港は1日4便しか発着しないためお客さんはほぼいません。がらーん。

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ただし、空港から台鐵花蓮駅まで毎時間バスが出ているため、観光案内センターは早い時間から人がいます。バスの乗り場や乗り方がわからなければ、ここで聞くと教えてくれますよ。

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台北では手に入らない、花蓮の観光案内パンフレットもたくさん置いてあります。

台鐵花蓮駅まではバスが出ています

外へ出ると、観光案内センターのちょうど向かいあたりにバス停があります。この日は寒かったので中で待とうとしたら「外で待ってたほうがいいよ!」と観光案内センターの台湾青年が教えてくれました。

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バスは毎時間ちゃんと来るのですが、遠くから見てここにお客さんが立っていないと、停まらずに次の停留所へ向かってしまうこともあるそうです。5〜10分前くらいにはここにいるようにしましょう。

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「火車站」は台鐵の駅の意味

台鐵花蓮駅までは250NTD、所要時間は20分ほどです。普通の市バスのようにいくつか停留所を通りますが、終点なのでただ乗っていれば大丈夫。ド派手な長距離用観光バスがやってきますが、それもびっくりしなくて大丈夫です。

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交通カードも現金もOKですが、現金はキッカリじゃないと「めんどくせえ!(←雰囲気)」と怒られます(笑)。チャージしておきましょう。台北に比べると地方はいろいろ粗いですが、みんないい人ばかりです。

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時間短縮にもなるので、いざという時に知っておくと便利な台湾の国内線。利用することがあったらぜひ参考にしてくださいね。

旅Pocket 編集部
旅Pocket編集部です。「ポケット」に入れて持ち歩きたくなるような、見るたびにわくわくする国内・海外情報をお届けします!

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