冬の台北は意外と寒い!街歩きで立ち寄りたいあったかスイーツ10選
更新:2020/03/11
4,773views
台北の冬はフツーに寒い!太陽が出て暑い日があっても、曇りや雨の日はグッと気温が下がります。街歩きで体が冷えたら、あったかスイーツのお店でカフェタイムを。
【豆花】本願豆花店
若者の聖地西門町にある豆花店。建物がかわいらしく、インスタでもよく見かける人気店です。
メニューは、豆花と仙草の2種類。冬はHotがおすすめですが、お好みでColdも選べます。日本語案内があるので注文は簡単!Hotの場合、さらにスタンダードスープか生姜スープにするか聞かれます。
トッピングは2種類選択可能。このトッピングまでがセットになって49NTDです。入れたいトッピングのお箸を選んで、スタッフに渡します。今回はHotの豆花に生姜スープをセレクトしました。
隠れた団子を撮るために底からかき出したので豆花が崩れていますが、サーブされる時はもっときれいです!豆花のスープは基本的に甘く、ここの生姜の風味はほんのりで辛味は感じません。
お店の前に、7〜8名ほどが座れるベンチがあり、座って食べられます。
店前のベンチに座っていると、小窓が開いて主が顔を出しました(オーナーさんの飼い犬)。月火金は定休です。お会いしたらご挨拶するのを忘れずに。
龍山寺や剥皮寮歴史街區からも歩いてすぐです。
【豆花】庄頭豆花担
ショッピングスポット東區からも近い人気店。周辺地域からの出前の注文で、開店直後から電話が鳴りっぱなし。
レトロな情緒を残しながらも、旅行者が入りやすい店内です。椅子とテーブルは持ち帰りたくなるかわいさ!
ここの豆花は、白豆花と黒豆花の2種類あるのが特徴です。黒豆花は黒豆を使っています。どちらかひとつでもいいし、両方食べたい場合ハーフハーフも選択可能。
トッピングは全部で15種類。この中から4種類を選びます。この豆花+4種類トッピングがベーシックなスタイルで50NTDです。
もし全部食べたい人は、全部乗せも選べます。その場合、5NTD上がって55NTD。4種類の時よりも分量がちょっとずつになるので、最終的なボリュームはほとんど変わりません。
スープは、生姜かベーシックか選べます。ここのは生姜がかなり効いてピリッとします。お店によって味が違い、生姜スープはおいしさのバロメータになります。食べ比べるとおもしろいですよ。
1人飯しやすいお粥のチェーン店滿粥穂が近いので、一緒に立ち寄るのもおすすめです。
【湯圓】双連◯仔湯(雙連圓仔湯)
「湯」は(あたたかい)スープ、「圓」はモチっとした玉状のもの=白玉や団子などを指します。「湯圓」は「白玉スープ」のような意味で、スイーツ店の看板やメニュー表で多く見かける表記です。
双連◯仔湯は、台北観光の中心地中山エリアにあるので、初めてでも行きやすいです。
ガイドブックでもよく紹介されていますが、日本人が行き慣れた雰囲気で店内もきれい。
入り口で注文表を渡されるので、好きな席に着いてメニューを選びます。日本語表記、具材の表記、写真がもれなく載っています。さすがガイドブック常連店!
注文表は「冰品=かき氷」「湯品=スープ」と分かれています。トッピングが似ているので、書き間違えないように気をつけてください。さらに湯品は、HotとIceが選べます。印をつけるのを忘れずに。
ガラス窓からトッピングがのぞけます。もし書いてある食材が何だかわからない時や、ガラス窓から見えるものをのせてほしい時は、食材やメニュー表を指さして「コレはどれ(何)?」とジェスチャーで聞いてみるといいですよ。
乾燥ロンガン、白キクラゲ、白玉、蓮の実のスープをチョイス。初めて蓮の実を食べたのですが、栗みたいでおいしいです!選ぶなら蓮の実が入ったメニューをおすすめします♪
最寄り駅はMRT雙連駅ですが、赤峰街(ツーフォンジエ)からも歩いて来られますよ。
【湯圓】東區粉圓冰品®︎
東區に本店があるガイドブックの常連店。こちらはMRT信義安和駅近くにある支店です。本店よりも新しいので店内もきれいです。
本店からも近く、バスで停留所3つ分くらいの場所です。周辺がオフィス街なので、時間帯によってはこちらのほうが空いていることも多いです。
注文は、ベース(赤四角)を選ぶだけ。トッピングの数(緑字)は決まっています。左は「冰的=かき氷」右は「熱的=あたたかいスープ」。どれを選んでも60NTDです。
トッピングは24種類。白玉やサツマイモ団子など、餅系はお腹にたまります。もし豆花や仙草がいらない時は、ベースなしの紅豆湯(おしるこの汁)か熱糖水(シロップだけ)を選ぶといいですよ。
日本語案内はありませんが、見れば何かだいたいわかります。トッピングを注文する時は「ジェイガ(これ/这个)」と指でさし示しましょう。
ほんのり甘いアツアツのシロップは、体を芯からあたためてくれます。カップが大きめでボリューミーなので、量が食べられない時はゼリー系や豆系を選ぶのがおすすめです。
話題のカフェスタイルレストランkiki麺や、ローカルに人気の小籠包店上海邵師傅湯包が近いです。台北101にも歩いて行ける距離ですよ。
【おしるこ】來特冰淇淋Right ice cream
松山文創園区の裏手側、来特通りにあるスイーツ屋さんです。「冰淇淋到了(アイス屋さんに着いた)」と書かれた看板と、赤提灯が目印。
外には小学校の机みたいなテラス席があります。
店内はこじんまりとして懐かしい雰囲気。学校のそばにあった駄菓子屋さんを思い出しました。
ここはアイスクリーム(1スクープ60NTD)とかき氷(50NTD〜)が有名なのですが、
冬は、限定の湯(スープ)メニューがあるんです。おすすめは「燒蒟蒻」というおしるこ。
「蒟蒻」と名前がついてますが入っているのは白玉です。乾燥ロンガンなども入っています。
スープにはほとんど甘みがなく、小豆本来の味。注文するとすぐに、おじさんが鍋からアツアツを注いでくれます。
白玉がとってもカラフル。全部天然なんだそうです!黄色は山梔子(クチナシ)、ピンクは紅麴、青はバタフライピーの色です。
そして、お椀の底に沈んでいるこの紫米(ズミ)をぜひ食べてほしいです。紫米は、粒の小さな赤いもち米です。
甘く煮てあり、モッチリ食感がたまらなくおいしいです♪甘さ控えめの小豆スープとも相性ピッタリ。
ナッツが添えられてくるので、お好みでお椀に入れたり合間にかじったりして食感を楽しんでくださいね。
【湯圓】御品元手作元宵
数ある台北夜市のなかでも、ディープ度1、2位を争う通化街夜市にあるスイーツ店。
通化街夜市は、臨江街夜市ともいいます。
通化街と臨江街、2つの通りに出店が出ているのでそう呼ばれています。
御品元は、1番賑わっているゾーンから1本入った裏通りのほうにあります。
お店の看板が雨よけの庇に隠れてしまっているので、店前に出ている提灯を目印にしてくださいね。
夜市のお店なので開店は18時ですが、開店と同時にお客さんがひっきりなしに入ってきます。1人だと相席になる場合もありますが、地元の人はみんなやさしいしササッと食べて出ていくので大丈夫。
メニューは全部で9種類です。「桂花」はキンモクセイシロップ、「酒釀」は甘酒のようなもの、「綜合」はミックス、「加蛋」は卵入りです。
メニュー表のすぐ横に日本語表記もあります。注文する時は数字に「~號(ハオ)」をつけて「1番」のように伝えるといいですよ。この言い方、簡単でほかのお店でも伝わりやすいです!
一 イー
二 アール
三 サン
四 スー
五 ウー
六 リゥ
七 チー
八 バー
九 ジゥ
この日は特に寒かったので卵入り甘酒シリーズを頼んでみましたが、体がすぐにポカポカに。酒感も香りもガツンとくるので、甘酒が苦手な人ならキンモクセイシロップのほうがおすすめです。
団子は(数えた限りで)6つか7つ入っていて、ひとつがかなり巨大です。お腹がいっぱいになるので、少食の人はミックスにしないほうがいいかもしれません(笑)。
このお店、実はモリモリのかき氷の上に団子がのっかった冰火湯圓というメニューが1番人気です。
冷たいかき氷の上にあったかい団子がのっかっているので「冰火」。それがこちらです。
ローカルは、肌寒かろうとお構いなしにこれを食べてました(笑)。気温の高い日はぜひこちらも試してみてください。
【おしるこ】Meet Fresh鮮芋仙
香港や日本にもあるので知っている人が多いかもしれませんが、かき氷や湯圓の人気店です。
店内は広く、遅くまでやってるのでディナーの後にも立ち寄れます。
日本にもあるせいか日本語説明は完璧。中身は全部決まっているので、入っているものを見て、ひとつのメニューを選ぶだけでOKです。
トッピングは、プラス料金で追加できます。
冬メニューの胡麻あん入り白玉おしるこを頼んでみました。甘味はわずかで、小豆の風味がしっかり感じられます。大きな白玉からはアツアツの胡麻あんが飛び出すので、食べる時は要注意です!
このお店は、オリジナルの手作りポップコーンも販売しています。おしること一緒にイートインしてもいいし、お土産に持ち帰ることもできますよ。
東區エリアにあり、冒頭で紹介した庄頭豆花担ともハシゴできる距離です。
【おしるこ】阿猜嬤
西門町エリアのディープなスポット臺北華西街夜市の入り口にある甘味処です。初めて行く人は、周辺がローカルすぎてびっくりするかも(笑)。
夜市なので、日中は多くの店が閉まっていますが、ここは夕方前に開くので観光客も行きやすいです。
値段が手頃で、おやつタイムにさっと立ち寄るのにピッタリ。
手前の白い鍋は花生(ピーナッツ)、奥の黒い鍋がおしるこです。
ツヤツヤしたおいしそうな小豆。目の前に置いてあると、食欲もおいしさも増すから不思議です。
目の前のグラグラ煮立った鍋から、白玉にサブサブおしるこを注いでくれます。
甘味はほんのりのシンプルなおしるこです。やわらかいのに、小豆の形が崩れていないのがすごい!白玉の大きさもお椀の大きさもちょうどいいです。
冒頭で紹介した本願豆花店から近く、龍山寺や剥皮寮歴史街區も歩いてすぐです。
【温フルーツ】佳佳甜品
香港で人気のデザートショップKai Kai Dessertです。オープンして以来、台北でも一躍人気店に!
ここまで紹介したデザートと違うのは、胡麻のペーストスープ、パパイヤのシチューなど、ひとつかふたつの食材だけをメインに煮込んだスープデザートであること。すごくシンプルです。
台湾限定の川貝と中国梨の煮込みスープを頼んでみました。川貝(センバイ)は、漢方薬として使われる植物なんだそう。
真ん中の丸い実が川貝、オレンジはにんじんです。コレ、なぜ日本にはないのか?と思うほどオイシイです。簡単だし体があたたまるし、温スイーツは日本に来たら流行りそうな予感。
台北101も近い新光三越新天地店、A11館の2Fにあります。服売り場のある屋内ではなく外のバルコニーにお店があるので、探す時は気をつけてくださいね。
【エッグタルト】ケンタッキー
台湾好きの間で知られている「台湾ケンタッキーのエッグタルトがおいしい」という噂。聞いたことありますか?
エッグタルトといえば香港ですが、台湾ケンタッキーのエッグタルトは、外の皮はしっとり、卵感が強くてプリンのような食感です。お店で受け取る時はあたたかいので、イートインがおすすめですよ。
台湾スイーツは甘さ控えめ。甘いものが苦手な人でも、無理なく食べられるものは多いと思います。冬に台湾を訪れたらぜひ立ち寄ってみてくださいね。
西門町
本願豆花店
住所台北市西寧南路265號
電話番号+886-988-576-776
営業時間14:00〜21:00(完売次第閉店)月曜定休※看板犬は月火金定休
東區
中山
信義
信義
來特冰淇淋Right ice cream
住所台北市松山區八德路四段36巷54號
電話番号 02-2762-2008
営業時間13:00〜22:00火曜定休
通化街夜市
御品元手作元宵
住所106 台北市大安區台北市通化街39巷50弄31號
電話番号09-5586-1816
営業時間18:00〜24:00
東區
Meet Fresh鮮芋仙台北忠孝店
住所台北市大安區忠孝東路四段280號
電話番号02-2731-2355
営業時間10:30〜23:30(金土〜24:00)
西門町
信義
佳佳甜品Kai Kai Dessert台北新光A11店
住所台北市信義區松壽路11號新光三越新天地A11館2F(行人天橋)
電話番号02-2345-7995
営業時間11:00〜21:30(祝休日の前日〜22:00)
- 旅Pocket 編集部
- 旅Pocket編集部です。「ポケット」に入れて持ち歩きたくなるような、見るたびにわくわくする国内・海外情報をお届けします!
AREA
地域
-
世界共通
-
国内
-
アジア
-
インド洋
-
ハワイ
-
ミクロネシア
-
ヨーロッパ
-
中南米
-
中近東
-
北アメリカ
-
南太平洋・オセアニア
-
カリブ海
-
クルーズ