シンガポール動物園【見どころ完全ガイド】隣接する「2つの動物園」やアクセスまで情報盛りだくさん!
2022/02/03
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もくじ
シンガポールを訪れたらぜひ足を運びたい観光名所「シンガポール動物園」。アニマルショーやバギーに乗って出発する野生動物ツアーなども開催されていて、大人も子どももみんなで楽しめる人気のスポットです。こちらの記事では、シンガポール動物園の見どころを網羅し、料金、アクセスのほか、隣接する「ナイトサファリ 」「リバーワンダー」まで詳しく解説します!
数々の賞を受賞した「シンガポール動物園」
シンガポールの北西部に位置する「シンガポール動物園」は、世界中の観光客に人気のスポット。1973年のオープン以来、世界でも有数の熱帯雨林動物園として話題を集めています。シンガポールの中心地からは、地下鉄MRTやシャトルバス、タクシーなどで行くことができますよ。
ホワイトタイガーやマレーバクなど300種、2,800匹以上の動物たちに出会えます。また、こちらの動物園は数々の賞を受賞していることでも有名。2017年度版シンガポール・ツーリズムアワード「最優秀アトラクション体験賞」をはじめ、2020年トリップアドバイザー「トラベラーズ・チョイス賞」や、2018年トリップアドバイザー「世界のベスト動物園第3位」に選ばれています。
シンガポール動物園には、「ナイトサファリ 」と「リバーワンダー」が隣接しています。3つのパークは歩いても2~5分程度の距離。マルチチケットを購入して行き来するのもおすすめです。
見どころ:展示方法
シンガポール動物園の最大の魅力は「オープンズー」と呼ばれる展示方法です。園内には大がかりな柵や檻がなく、自然の生育環境に似せて設計されたスペースで、動物たちがのびのびと飼育されているのが特徴。水路や植え込みをうまく利用し、動物と人間のゾーンが分けられています。人工的な境界がないので、動物たちの自然な動きを間近で観察することができますよ。もちろん、写真撮影もOK。自然体の動物たちに目が釘付けになること間違いありません!
見どころ:11のゾーン
園内は以下の11のゾーンに分かれています。ゾーンごとに見られる動物も異なるので、どこから周りたいかを決めておくことをおすすめします。
・オーストラレーシア(Australasia):オオカンガルー・ワラビーなど
・エレファント・オブ・アジア(Elephants of Asia):アジアゾウ
・フラジャイル・フォレスト(Fragile Forest):キツネザル・ナマケモノなど
・グレートリフトバレー・オブ・エチオピア(Great Rift Valley of Ethiopia):ヌビアアイベックス・ヒヒ・ミーアキャットなど
・プライメイト・キングダム(Primate Kingdom):ジャワラングール・キツネザルなど
・レインフォレスト・キッズワールド(Rainforest KidzWorld):ファラベラ・ポニー・ミニブタなど
・レプタイル・ガーデン(Reptile Garden)コモドドラゴン・その他爬虫類
・レプトピア(Rep Topia):爬虫類・両生類など
・タートイズ・シェルター(Tortoise Shell-ter):カメ
・ツリートップ・トレイル(Treetops Trail):マメジカ・ワニなど
・ワイルドアフリカ(Wild Africa):ライオン・シマウマ・キリン・チーターなど
見どころ:餌やり体験
動物への餌やり体験はとても人気のプログラム。ゾウやキリン、ヤギ、シロサイ、ゾウガメなどに餌をやり、距離をぐっと縮めましょう。なかには手から直接餌を食べてくれる動物も!餌やり体験の料金は、すべて野生動物保護活動にあてられるそうです。毎回定員が決まっているので、早めの予約をおすすめします。インターネットでも事前予約が可能ですよ。
見どころ:アニマルショー
シンガポール動物園では以下の4つのアニマルショーが開催されています。
・スプラッシュ・サファリショー(カリフォルニア・アシカ)/約20分
・アニマル・フレンズショー(犬、ネコなど)/約20分
・レインフォレスト・ファイツバックショー(ヘビなど熱帯雨林の生物)/約20分
・エレファント・プレゼンテーション(ゾウ)/約20分
ショーの後には動物たちと写真撮影ができます。動物たちはカメラのフラッシュを嫌うため、ショーの間はフラッシュ撮影をしないようにしましょう。
ショーを観るためには、開始2時間前までに予約をする必要があります。
予約サイト:https://www.mandai.com/en/book-show-seats.html
見どころ:レインフォレスト・キッズワールド
犬やネコなどの動物たちと触れ合える「アニマルフレンズショー」やポニーライドなどが体験できるエリアです。子どもにも大人気の「ワイルドアニマル・カルーセル」では、サイやトラ、恐竜などの動物メリーゴーランドに乗って写真撮影を。動物をテーマにした滑り台やチューブなどで遊べる水遊び場もあり、お天気のいい日にはたくさんの家族連れで賑わっています。(アクティビティは一部有料)
見どころ:野生動物ツアー
専用のバギーに乗って、ガイドと一緒に野生動物のプライベートツアーへと出発しましょう!動物の生態に詳しいガイドが人気の展示を案内してくれます。ツアーの参加者にはショーの指定席や優先入園などのVIP特典もついています。ヘビやフトアゴヒゲトカゲなど爬虫類の生態、飼育方法などについて学べるツアーもあります。餌付けや写真撮影もできますよ。
野生動物ツアー:400シンガポールドル(5名あたり)(所要時間1時間30分)
レプトピア舞台裏ツアー 大人:98シンガポールドル、子ども:65シンガポールドル
シンガポール動物園:園内の施設情報
広い園内の移動でぜひとも利用したいのがトラム。動物についての解説を聞きながら、ゆっくりとしたペースで回ることができます。乗車時間は無制限なので、園内を1周するのもよいでしょう。チケットはオンラインで購入可能です。
料金 大人:5シンガポールドル、子ども :3シンガポールドル
また、園内では食事やショッピングも楽しめますよ。シンガポール名物のカヤ・トーストが注文できる「イヌカ・カフェ」や、ビリヤニ、チキンライスなどがおいしい「アーメン・レストラン」などで休憩もおすすめ。かわいい動物グッズが買えるショップも園内に3か所(エントランス/ショー・ファウンデーション・アンフィシアター/レインフォレスト・キッズワールド)あるので、お土産選びはいかがですか?
夜行性の動物達が観察できる「ナイトサファリ」
世界初の夜行性野生動物公園「ナイトサファリ」では、約130種2,500頭以上の動物たちに出会えます。飼育されている動物たちの約38%は絶滅危惧種。アジアゾウやマレートラ、マレーバクなどの貴重な動物たちが出迎えてくれます。昼間とは異なるスリル満点の冒険に出かけましょう!
見どころ:トラムに乗って出発
解説を聞きながら園内を巡りたい人にはトラム・サファリがおすすめです。ヒマラヤ山脈の丘陵地帯から東南アジアのジャングルまで、世界6つの地域をトラムで巡ります。無料のトラムは英語のオーディオガイドのみですが、有料の多言語トラムは日本語を含む8つの言語に対応しています。
トラムでは徒歩では周れないエリアも通るので、アジアライオンやインドサイ、アジアゾウなどたくさんの動物たちを見学できます。
見どころ:徒歩でジャングル探検
園内には4つのウォーキングトレイルがあり、徒歩でジャングル探検も可能!トラムからよりもたくさんの動物たちを見ることができます。
・レオパードトレイル(ヒョウ、ベンガルヤマネコ、マレーヤマアラシなど)
・イーストロッジトレイル(マレートラ、アジアライオン、インドサイなど)
・ワラビートレイル(ワラビー、フクロモモンガなど)
・フィッシングキャットトレイル(マレージャコウネコ、メガネフクロウ、ジャワオオコウモリなど)
ナイトサファリ:園内の施設情報
「ウルウル・サファリ・レストラン」は300席以上もある広いレストランです。子どもにも大人気のアイスクリームショップにもぜひ立ち寄りましょう。また、プライベートチャータートラム終了後に、雰囲気のあるテントで食事ができる「イブニング・イン・ザ・ワイルド」というプランもあります。非日常の空間で味わうコース仕立ての料理は格別です!
ナイトサファリの入口にあるギフトショップでは、動物のぬいぐるみやTシャツ、クッキー、地元で人気のカヤジャムなどが購入できます。
川に着目したアジア初の動物園「リバーワンダー」
2013年にアジアで初めて川をテーマにオープンしたサファリパーク「リバーワンダー」。12haもの広大な敷地にはナイル・ミシシッピなどの7つの河が再現され、川や川のほとりに生きる水生動物、陸上動物などを見ることができます。特に、中国からやってきたジャイアントパンダはみんなの人気者です。
見どころ:アマゾン・リバー・クエスト
アマゾン川を旅するツアーにいざ出発!五感をフル活用して、鬱蒼とした草木の中に隠れている野生動物たちを見つけましょう。神秘的な大自然の中で忘れられない体験ができるはずです。ゆったりとした動きのブラジルバクや迫力あるジャガー、細長い舌でシロアリを食べるオオアリクイなどの生態を間近で観察できる絶好の機会です。
※案内は英語のみ、身長106cm以下は乗船ができません。
料金 大人:5シンガポールドル、子ども:3シンガポールドル
見どころ:ジャイアントパンダの森
1,500㎡もの面積を誇る、東南アジア最大規模を誇るパンダの飼育舎「パンダの森」。大きな岩や緑豊かな植栽など、パンダの生息環境が再現されている最先端のバイオドームです。ここで出会えるのはかわいいパンダとレッサーパンダ。2021年8月に誕生した赤ちゃんパンダも必見です!
リバーワンダー:園内の施設情報
おいしい中華料理が楽しめる「ママパンダ・キッチン」では、子ども用のお子様セットも注文できます。特に人気なのが、パンダをモチーフにしたパンダ饅頭!食べるのがもったいないほどのかわいさですが、ぜひ熱々を食べてくださいね。エントランスにあるギフトショップでは、パンダグッズをはじめとした動物アイテムが購入できます。
3つの動物園は1度に回れる?
隣接する3つのパークを1日で回るのはとても疲れますが、不可能ではありません。朝早い時間帯が比較的涼しく動物たちも活発なので、動物園は午前中に回るのがおすすめ。リバーワンダーはほぼすべてのエリアに屋根が、また所々にエアコンもついているので、スコールの大雨が降った場合や午後の暑い時間帯にも安心して回れるでしょう。以下のスケジュールを参考にしてみてくださいね。
08:30〜12:00:シンガポール動物園
12:00〜13:30:シンガポール動物園内でランチ
14:00〜18:00:リバーワンダー
18:00〜19:00:ナイトサファリでディナー
19:15〜22:00:ナイトサファリ
3つの動物園の料金と営業時間
シングルチケット
料金 | 営業時間 | |
---|---|---|
シンガポール動物園 | 大人:44シンガポールドル 子ども(3〜12歳):31シンガポールドル |
08:30〜18:00 |
ナイトサファリ | 大人:53シンガポールドル 子ども:36シンガポールドル |
18:30〜24:00 |
リバーワンダー | 大人:38シンガポールドル 子ども:26シンガポールドル |
10:00〜19:00 (アトラクションによって異なる) |
マルチパークチケット
料金 | 含まれるパーク | |
---|---|---|
パークホッパープラス | 大人:90シンガポールドル 子ども(3〜12歳):69シンガポールドル |
シンガポール動物園、ナイトサファリ 、リバーワンダー、ジュロン・バードパーク、トラムやアトラクションなども含む |
4パークチケット | 大人:88シンガポールドル 子ども(3〜12歳):65シンガポールドル |
シンガポール動物園、ナイトサファリ 、リバーワンダー、ジュロン・バードパーク |
2パークチケット | 大人:50シンガポールドル 子ども(3〜12歳):40シンガポールドル |
シンガポール動物園、リバーワンダー |
2パークチケット | 大人:78シンガポールドル 子ども(3〜12歳):55シンガポールドル |
シンガポール動物園、ナイトサファリ 、リバーワンダー、ジュロン・バードパークの中から2つ |
2パークチケット | 大人:68シンガポールドル 子ども(3〜12歳):45シンガポールドル |
シンガポール動物園、リバーワンダー、ジュロン・バードパークの中から2つ |
シンガポール動物園までのアクセス
シンガポール動物園へのアクセスは、地下鉄MRTとバスを利用するのが便利です。動物園直通の連絡バスは以下の地下鉄MRT南北線の各駅から運行しています。
・Khatib駅(NS14)で循環シャトルバスへ乗り換え
・Choa Chu Kang駅(NS4)で路線バス927番へ乗り換え
・Ang Mo Kio駅(NS16)で路線バス138番へ乗り換え
例えば、マリーナベイ・サンズから動物園を目指す場合。地下鉄MRTのサークルライン「Marina Bay」駅から乗車し地下鉄MRT南北線に乗り換えて「Khatib」駅へ。(所要時間約50分、料金大人2.6シンガポールドル)
Khatib駅から動物園まで、バスは20分間隔で運行しています。(所要時間約15分、料金1シンガポールドル/3歳以下の子ども無料)
レンタカーを利用する場合は、シンガポールの中心部から約30分かかります。
個人での移動が心配な場合はオプショナルツアーに参加しよう!
動物園までの移動が不安という人は、オプショナルツアーに参加するのがおすすめです。市内からの送迎付きや日本語対応OKのツアーも多く、特にナイトサファリで夜に移動を考えている人には安心ですね。動物園とナイトサファリがセットになったツアーや、個人では予約が難しいオランウータンと一緒に朝食がとれるツアーなども!午前だけのツアーに参加すれば、午後から観光やショッピングに時間を使うこともできます。
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