1人旅でも諦めない♡B級グルメ天国KLの絶品ローカルごはんスポットBEST4!
更新:2021/01/29
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後回しになりがちな一人旅のグルメも、予習しておけば問題なし。一人だからこそワガママに食を楽しもう!KLの人気ローカルグルメ4店をご紹介します。
難易度低め!マレーシア中のグルメが集まるフードコートMalaysia Bolehマレーシアボレ!
海外の一人旅、特に食事はドキドキしますよね。初めての海外ひとりごはんは心配だけどローカルフードにはチャレンジしたい!という探究心を満たしてくれる、滞在最初のご飯にぴったりなのがマレーシアボレ!
2018年7月にオープンしたばかりのフォーシーズンズホテルKLから直結のFour Seasons Place内にあるフードコート。
店名の『Malaysia Boleh!』とはマレー語で「マレーシアはできる!」という意味。マレーシアに住んでいるとよく聞く言葉なのですが国をさらに発展させようとするマレーシア人を奮起させる合言葉のようなものです。
マレーシアは、同じ国でも島が違ったり民族や文化が違ったりすることから、食文化もその土地の特徴が色濃く出ています。同じ料理でも味付けが大きく違いますが発祥の地の味が王道とされています。たとえばバクテーは「クランバクテー」と料理名の前に土地の名前が付いている所を多く見かけます!
こちらのフードコートは各地発祥のご当地グルメが集まっているので王道の味付けを楽しめるのもおすすめポイントです♪
フードコートとは思えないほど凝った内装でフォトジェニック!壁に描かれたたくさんの人が楽しそうに話す様子は、マレーシアの多民族国家を表しているのでしょうか?
この時はチャイニーズニューイヤーシーズン真っ只中だったので縁起物とされるパイナップルの飾り付けが至る所に飾られていました。店内は広々としていて、1~2人用の席から10人ほどが座れる大きな席までいろんなタイプがあります。お一人様でも大丈夫♪
写真は平日の12時頃。周辺オフィスで働くローカル客で賑わっていました。
イポー名物!Ipoh buntong Bean Sprout Chickenの柔らかチキンライス
常に行列が絶えないお店です。チキンライスといえばKLから電車で3時間の町イポー。マレーシアの代表料理と言えるくらい大人気のメニューです。
マレーシアのチキンライス(9RM)は、お米と一緒にふっくらと炊かれた柔らかいチキンを、出汁が染み込んだご飯に乗せていただきます。生姜やニンニクなどの薬味がたっぷり入ったパンチのあるソースがとっても美味しい!
ペナン名物Penang Hokkenmeeのシーフードたっぷりアッサムラクサ
せっかくフードコートに来たら、一品だけじゃ物足りないですよね!日本人のリゾート旅にも人気のペナン島のご当地料理であるアッサムラクサ(10RM)はいかがでしょうか?個人的には、これほど奥が深く虜にさせられるマレー料理はないのではと思っています。
アッサムラクサを簡単に説明すると、旨すっぱ辛い麺料理です。魚や小エビからたっぷり出汁をとり、そのあと崩した身も投入したスープにはチリの辛さと柑橘の酸味がしっかり効いています。このスープに刻んだハーブと米粉の太麺を絡ませていただくともう最高においしい!
文面からも想像できる通り、少々(いやかなり?!)癖のあるお味と香りなことには間違いないのですが、その複雑に入り組んだ味は中毒性が高く根強い人気があります。
こちらのアッサムラクサは比較的癖が少なく食べやすいように感じます。初めてトライされる方はまずお店の近くに行き、漂う匂いを確認してから注文されることをおすすめします(笑)!一度食べたら忘れられない強烈な食体験になること間違いなしです!
中華系ローカルフードの定番パンミー!これを食べなきゃ日本には帰れない!Jojo Little Kitchen
ローカルグルメを食べ尽くすマレーシア在住日本人の中でも特筆して人気なのが中華系客家麺料理であるパンミーです。
パンミーは大きく分けて2種類スープとドライがあります。名前の通り、小麦粉のもちもち麺と一緒にいただくスープあり麺、肉味噌や卵と混ぜていただくスープなし麺です。このスープありorなしをベースにトッピングや辛さ、風味(カレーなど)味付けを選ぶことができます。
私もパンミーが大好きで名店といわれるお店はほとんど回ったのですが、ダントツでこちらのJojo Little Kitchenのドライチリパンミー(Lat Jiu Pan Mee/8.30RM)がお気に入りです♡
平べったい太麺に、ピリ辛肉味噌と温泉卵、チリをオイルで和えたもの、イワシを軽く揚げて煎餅のようにしたトッピングが乗っています。これをよ~く混ぜて食べるのがよりおいしく食べるコツです!見た目は気にせず思いっきり混ぜてください。辛いのがお好きな方は卓上にある別盛りのチリをお好みで追加するのがオススメです。
Jojoのパンミーの他のお店と違う点は、ほかとはひと味違うこの特徴的な麺です!メニューの左下にあるように麺の太さをお好みで選ぶことができるんです!
今回私が選んだチリパンミーはCの「Thick Noodle」を選んでいますが、ドライにはこの麺がよく絡んで美味しくけると思います。お店の方も一番人気と言っていました。
Jojoの麺は他のお店よりも少し固めに茹であげられており、絶妙な弾力と喉越しが本当に癖になります!
Jojo little kitchen はKL市内にいくつか店舗がありますが、ご紹介したデサスリハタマス店は日本人が多く住む町に近いことからか、店員さんが少しだけ日本語を話せたりとかなりアットホームな雰囲気です♪
メニューもわかりやすく、肩肘張らなくても一人で挑戦しやすいローカルフードなのでぜひトライしてみてください!
マレーシアの国民食ナシレマの名店!Village Park Restaurant
マレーシアの旅行雑誌やテレビでよく見聞きするナシレマはマレーシアの国民食。特に朝ごはんとして食べるローカルが多い料理です。
シンプルで一般的なものはココナツミルクで炊き上げたお米にピーナツとイワシのフライ、ゆで卵に辛味の強いサンバルソースがそれぞれ別に盛り付けられているナシレマです。
これにフライドチキンを添えて一緒にいただくのがローカル流。「ナシレマアヤム」「ナシレマアヤムゴレン」と呼ばれています。
そんなマレーシア料理代表と言っても良いナシレマを食べるなら絶対に行って欲しいのがVillage Park Restaurantです!
正直なところ、ここのナシレマ(10.50RM)を食べるまで「ナシレマってそんなに美味しいかな・・?」という感想だったのですがそんな考えが180度変わりました!
ココナツミルクで炊き上げたライスは風味が強くなくほんのり香る程度なのですが、スパイスの効いたサンバルソースを絡めていただくと一気に風味が増して、ピーナツやその他すべての食材がマッチするんです!
ナシレマにはフライドチキンはなくてはならないものですが、このフライドチキンがとにかく絶品。
朝でも夜でも常に混んでいるこちらのお店では、お客さんに合わせてチキンが揚げられるのでいつでも熱々の揚げたてチキンをいただくことができます。
外はカリカリで中はジューシー。噛むと肉汁が溢れだします!食べやすいように包丁が入っているのも女子には嬉しいです♡店内を見てみると99%のお客さんがこのナシレマを食べています(笑)
いつ行っても混んでいるので、お店についたらまずは席の確保!冷房の効いている店内は人気が高いです。テラス席も扇風機はついているので、居心地の良い席を選んで座ってから、店員さんを呼びましょう。
一応メニューも用意されていますが、ほぼ全員がナシレマを選ぶので言わないと貰えません(笑)ドリンクを選ぶのにもメニューがあったほうが楽なので、一声をかけてぜひメニューをもらいましょう!
マレーシアで大人気の首相マハティール氏も訪れたことがあり、店頭には掲載された新聞や雑誌の記事が一面に貼られていますよ。
南インドの伝統食事スタイル!バナナリーフカレーを楽しめるNirwana Maju Bangsar
マレーシアにはインド系マレーシア人が約10%程住んでいるといわれており、その多くが南インドにルーツを持っているそうです。バターチキンカレーなど日本人に馴染み深いインド料理は北インド料理が多く、南インド料理とはカレーひとつとっても全く違います。
北インドのカレーはココナツをたっぷり使ったとろみのあるものが多いですが、南インドのカレーはとろみがなくサラサラとしています。バナナの葉に載せて食べるのも南インド伝統のもので、マレーシアでは民族のルーツである南インド料理が身近にあることからこの食事スタイルが楽しめます。
バナナの葉を用いるようになったきっかけは諸説ありますが、バナナの葉が持つ抗菌作用と、使い捨てで使える衛生面と手間のなさが生活に普及したようです。
お店に入って席に座ると、店員さんが「バナナリーフカレー?」と聞いてきてくれます。「YES!」 と答えるとテーブルに大きなバナナリーフ(9.50RM)が登場!ボウルを持った店員さんがお好みの量までライスを盛り付けてくれます。
お次はサイドディッシュが並べられます(下写真)。右からきゅうりのヨーグルト和え、瓜系をカレー風味で和えたもの、瓜系のフライ(見た目は赤いですがまったく辛さはないです)。
キュウリのヨーグルト和えは辛さを中和するのにも丁度いいので辛いのが苦手な方は多めに貰っておくと◎。
カレーはいつも3種類が準備されていますが、日替わりです。この日はチキン、ベジタブル、フィッシュでした。3種類のカレーはSTOPを言うまでエンドレスです!カレーの量も選べるので好きな量を盛ってもらいましょう♪
私は辛いのが好きなので辛いチキンカレーを多めに、辛いのが苦手ならチキンカレー抜きの2種類を盛り合わせ、なんてことも可能です。
辛いのがお好みの方は、追加で青唐辛子のスパイシーソース(段落最初の写真右下)ももらえます!
サイドメニューも豊富で、揚げた魚やイカ、プラウンサンバル(エビの辛いソース炒め)を頼んでいる人を多く見かけました。私たちは人気のフライドチキンをチョイス!部位も選べるのでドラム(脚の部分)にしました。
辛いカレーのお供にはやっぱりラッシー(6.30RM)♪定番のプレーン・マンゴーラッシーだけでなく、バナナやパイナップル、アップルなど珍しいラッシーもあるのでこれは要チェックですよ!
カレーは食べ終わったら奥から手前に葉の茎に沿って半分に折り曲げるのがごちそうさまでしたの合図!これができれば正真正銘ローカルの仲間入りです♪一見難易度が高そうですがこちらのお店なら簡単に注文が可能!
平日のお昼時は隣のお店まで行列が続いていることも多い人気店なので、少し早めか遅めの時間帯がおすすめですよ。
好きなものだけを好きな時間に、好きなだけ食べられるのはひとり旅の醍醐味。グルメスポットを回ってお気に入りのマレーシアローカルグルメを見つけましょう♡
首都クアラルンプール、世界遺産のマラッカなど都市別で紹介
Malaysia boleh!
住所 B1-01B, Shoppes at Four Seasons Place, 145 Jalan Ampang 50450 Kuala Lumpur, Malaysia
電話番号+60-3-2856-8566
営業時間10:00~22:00
Jojo Little Kitchen
住所4, Jalan 27/70a, Desa Sri Hartamas, 50480 Kuala Lumpur
電話番号+60-3-6211-3011
営業時間10:00~22:00火曜日のみ10:00~18:00
URLhttps://www.facebook.com/Jojo-Little-Kitchen-184829882908/
Village Park Restaurant
住所No. 5, Jalan SS21/37, Damansara Utama 47400, Petaling Jaya
電話番号+60-3-7710-7860
営業時間月~金7:00~19:30土日祝7:00~18:00
URLhttps://www.facebook.com/Village-Park-Restaurant-1639483826264341/
Sri Nirwana Maju Restaurant Bangsar
住所43, Jalan Telawi 3, Bangsar, 59100 Kuala Lumpur
電話番号+60-3-2287-8445
営業時間11:00-23:00
URLhttps://www.facebook.com/pages/Nirwana-Banana-Leaf-Bangsar/260142737479106
- june
- 東南アジア在住。日本在住時代は旅行関連の仕事に従事。大好物はお酒とアジアのluxeなビーチリゾート。
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