ソウルっ子が通う本当においしいキンパの店6選！

具だくさんで安くて美味しいキンパは韓国滞在中1度は食べておきたい！でも本当に美味しいお店は住宅街にひっそり隠れていることも多いので、在住者としては旅行客は行きにくいかな？と感じることも。

そこで今日は、地元の人が通う人気のキンパ店の中でも駅チカで日本人観光客にも行きやすいお店をピックアップしてみましたよ♪

【狎鴎亭】リキンパ本店／리김밥 분점（リキンパ ポンジョム）

地下鉄3号線狎鴎亭(アックジョン)駅2番出口から徒歩2分の場所にあるリキンパは、プレミアムキンパを生み出した元祖店です。

それまで「時間のない時に簡単に安く食べれるもの」というイメージが強かったキンパを、ただ単にお腹を満たすものではなく、キチンと栄養バランスが整った「ごちそう」にしようと考えたのがこのお店。だから、野菜がたっぷり！食感もとてもいいいんです♪

生のパプリカが入ってるキンパや、プルコギとエリンギのキンパなど、体に良さそうな食材をたくさん使ったキンパが目を惹きます。

そして外国人にとって嬉しいのがこのショーケースシステム！これなら韓国語が話せなくても自分が食べたいキンパをじっくり選んで買うことができますね！しかも2種類の味が入っているハーフ&ハーフもあるから、お一人様にもとっても便利♪

ピリ辛ナッツキンパ(매콤견과류김밥／メッコムギョングヮリュキンパ) 4,500 ウォン

リキンパの代名詞ともいえるのがこのピリ辛ナッツキンパ。キンパの中にはミョルチポックム(じゃことナッツを炒めて味付けしたもの)と、青唐辛子、玉子焼き、キュウリ、たくあんが入っています。

「え、ご飯にナッツ？！」と思うかも知れませんが、これがじゃこと一緒だとビックリするくらい合うんです！実は個人的にじゃこが苦手で、これまで食べるのを避けて来たのですが、このキンパだけは何の抵抗もなく食べることができます。生臭さもまったくありません！

健康にも良さそうだし、ダマされたと思って1度食べてみてください。超オススメです！

ツナチーズキンパ(참치치즈김밥／チャムチチジュキンパ) 5,000ウォン

たっぷりのマヨネーズで合えたツナキンパは、とってもふわふわの食感♪お口の中で溶けていくような感覚です。ここにあえてチェダーチーズを使用しているのがリキンパのセンスなんですよ～！

ツナとの相性バッチリで、さらにクリーミーな風味が加わります。

ちなみにピリ辛ナッツキンパとツナチーズキンパのハーフ&ハーフでは1パック4,800ウォンです。

【弘大入口】済州金万福 弘大延南洞店／제주김만복 홍대연남동점(チェジュキムマンボク ホンデヨンナムドンジョム)

済州島の大人気レストラン『金万福』がついにソウルへ進出！わざわざ済州島に行かなくても気軽に食べれるようになりました♪

お店は、弘大入口(ホンデイック)駅4、5番出口からすぐにある『AK&弘大』の1階に位置していて店内にはイートインスペースもあります。

マンボギネキンパ(만복이네김밥)6,500ウォン

金万福といえばアワビの料理をお手頃価格で食べれることで有名ですが、その中でも人気なのがこのマンボギネキンパです。アワビの内臓で炒めた米を炊いて作っているというだけあって、素朴ながらもとっても深い味。

真ん中にはプルンプルンのほんのり甘い厚焼き玉子がサンドされていて、油分が多めのご飯の味を中和する役割を果たしています。海臭さは全く感じられず、魚介が苦手な私でも抵抗なく食べることができました！

途中からお醤油を付けて食べても味に変化があって美味しいですよ！量が多めなので、2人でシェアして食べるのがいいかもしれません。別売りのオジンオムッチム(イカのピリ辛和え)と一緒にいただくのもオススメです。

【高速ターミナル】パルダキム先生／바르다 김선생(パルダキムソンセン)

地下鉄3、７、9号線が乗り入れる高速ターミナル駅に直結しているグルメストリート『パミエステーション』の中に位置しています。ここにはすごく素敵なスターバックスリザーブのお店もあるのでぜひチェックを♪

キンパのチェーン店は住宅街やオフィス街に集中している傾向がありますが、ここのほかにソウル駅ロッテマートや新世界デパート本店、光化門などにもお店があり、外国人観光客にとってもっとも行きやすいお店だと思います。

どこのキンパ屋さんもそれぞれ材料にこだわりがありますが、こちらのチェーン店で特に注目したいのがゴマ油！伝統方式で絞ったというゴマ油はほかのお店とは明らかに香りが違います。だからなのか、ここのキンパは何を食べてもハズレがありません！

エビフライキンパ(새우튀김김밥／セウティギムキンパ)4,800ウォン

揚げたてのエビフライが2本並んで入っている太っ腹なキンパ。ゴマ油とエビフライの香ばしい香りが口いっぱいに広がります。

どうやったらこんなにご飯を薄くできるんだ？！というぐらい、キンパのほとんどが具で占められていてビックリ！

よく見るとたくあん(親指の上)が白いですね。「これは添加物を最小限に安心して食べられるキンパを」というお店のこだわりでつくられているからなんですよ。

【落星垈ナクソンデ】ソップンカヌンナル／소풍가는날

日本人観光客にはあまり馴染みのない地下鉄2号線落星垈(ナクソンデ)駅ですが、実はココ、変わり種キンパの名店が軒を連ねる穴場スポットなんです！

今話題のシャロスキルからも歩いて10分ほどの距離なので、散策の後にキンパを買ってホテルに戻るというコースというのもアリですよね！

パプトドゥクキンパ／밥도둑김밥」3,500ウォン

落星垈駅から徒歩1分のソップンカヌンナルで大人気のキンパはこのパプトドゥクキンパ。

直訳すると「ご飯泥棒」というユニークな名前のキンパはなんと面積の90％以上が錦糸卵で占められているという衝撃のビジュアル！

想像できるようでできないそのお味はというと・・・食べ始めたら止まらない、まさに「ご飯泥棒」という名前がピッタリの美味しさです！

注文を受けてから焼く玉子はほんのり甘くてとってもジューシー♪ちょっと多めの油で香ばしく焼くのがコツで、これがご飯と絶妙なハーモニーを生み出しています。

具が玉子だけだから飽きちゃうのでは？と思いましたがその心配はまったく無用で、キンパを2本買うとしたら、2本ともこのキンパでいいくらい！ㅋㅋ絶対またリピしたい♡と思うほど中毒性のあるキンパです！

【落星垈ナクソンデ】イレキンパ／이레김밥

ソップンカヌンナルからたったの数十メートル離れた場所にもう1軒のキンパの名店イレキンパがあります。

コチュジャンキンパ／고추장김밥」3,000ウォン

こちらのお店にあるのは、今までありそうでなかった変わり種キンパ！よくコンビニなどでは中のご飯が赤いキンパがありますが、手作りのキンパではあまり見たことがありませんでした。

白いご飯でも美味しいんだからご飯がコチュジャン味になればもっと美味しいのは当たり前！まるで一口サイズのビビンバといった感じです♪

ちなみに「コチュジャンキンパ」のほかに名前が似ている「コチュキンパ」もあるので、注文の際間違わないように注意して下さいネ！イレキンパはテイクアウト専門店です。

【鷺梁津】トマトキンパ鷺梁津店／토마토김밥 노량진점(トマトキンパ ノリャンジンジョム)

最後にもう1軒、変わり種キンパをご紹介。店名からも想像できるようにこちらではキンパにトマトを入れちゃいましたㅋㅋㅋ

都心より住宅街に店舗が多いトマトキンパは駅から少し距離がある店舗が多いのですが、こちらの店舗なら鷺梁津(ノリャンジン)駅から徒歩3分とアクセスも便利です！

トマトキンパ(토마토김밥)3,500ウォン

トマトが思ったより赤くなかったのと、マヨネーズのせいでまったくインスタ映えしないのが残念ですが(笑)、トマト１つでこんなにキンパの味が変わるなんて本当に予想外でした！

なぜ今まで誰も考えなかったのか不思議に思うくらいの黄金の組合せなんじゃないでしょうか？トマトのほどよい酸味でサッパリして最後まで飽きずに食べることができます。

たっぷりのニンジンとトマトの組合せは、ヘルシーで女性ウケすること間違いナシ！こちらもリピ決定です♪

生活に密着する身近な食べ物だからこそ、コンビニではなく地元の人に愛されているお店で食べてみたいもの。韓国の文化がギュッと詰まったキンパからぜひ“ホンモノの味”を感じてみてくださいね！