バリの定番朝ごはん!屋台で食べるナシ・クニンVSブブール

更新:2020/01/15

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バリ島の人達はどんな朝ごはんを食べているか気になりませんか?

インドネシア人の主食は、私たち日本人と同じくお米で、年間消費率はなんと日本人の倍になると言われています。パンは食事ではない!と強く言い切るバリの人たち。(笑)バリでは、お米を食べて初めて食事として数えられます。そんなバリで人気の朝ごはんをご紹介します!

色鮮やか、黄色いごはんのナシクニン

直訳すると黄色いごはんという意味のナシ・クニン。こちらはターメリック(うこん)とココナッツミルクで炊き上げたごはんで、そこに少しずつ数種類のおかずが添えられて売られています。

ナシクニンはお祝いの席にもよく出される縁起が良いメニューで、ココナッツを使用していますが、味はしつこくなく唐辛子で作られたサンバルという辛味調味料や、濃いめの味付けのおかずとよくマッチします。

ワルン(屋台)でナシ・クニンを買ってみよう!

忙しい朝はブンクス(お持ち帰り)のナシ・クニンで済ませることも多いバリ人。家で、会社でと気軽にブンクスします。場所によって朝は10メートル程の間隔でお店が出ている通りがあったり、朝ごはんとしてポピュラーなナシ・クニンのオーダーの仕方は至って簡単!主に2パターンあります。

予算を伝えて、おまかせでブンクスを作ってもらう

この場合はだいたい目安として5,000ルピア(約40円)から、10,000ルピア(約80円)も注文すれば十分な量です。

好きなおかずを指さして、ブンクスを作ってもらう

ごはんをよそってもらったら、気になるおかずを指さしていれてもらいます。もっと多く、これは少なめになど、細かいリクエストもあげられます。

バリの人達はクルプックと呼ばれる揚げせんべいと一緒にナシ・クニンを食べることが多いです。こちらは辛いサンバルを口の中で中和してくれる箸休め的な存在です。

赤ちゃんの離乳食としても人気のブブール(おかゆ)

次にブブール。ブブールは、簡単に言うとバリのおかゆです。おかゆって、作るとなるとお鍋から目が離せなかったり、意外と手間と時間がかかりますよね?赤ちゃんのいる家庭などは、おかずなしの白いおかゆだけをブンクスして、お母さんたちは朝の忙しい時間をうまくやり繰りしています。

白いおかゆだけですと、5,000ルピア(約40円)もあれば十分。値段の出ていない屋台は、おかずありで10,000ルピア(約80円)~15,000ルピア(約120円)ぐらいでブンクス(持ち帰り用)を作ってもらうといいでしょう。

ブブール(おかゆ)は、おかずと混ぜて食べるのがおすすめ

バリでおかゆというと、ほぼブブール・アヤム(鶏肉入りのおかゆ)をさします。おかゆに乗っている鶏肉は、お店によってそぼろだったり、さいた鶏肉だったり。そこにセロリの葉っぱやバワン・ゴレンと呼ばれる小さいバリ玉ねぎ(エシャロットに近いです)を揚げたものや、揚げパンが乗ります。私は全部混ぜて、おかゆにおかずの旨味が混ざったのを食べるのが好き。

写真のお持ち帰りのおかゆは、珍しいほぐした魚が乗っているもの。魚の出汁がしみこんだおかゆはとても美味!飲んだ次の日にもおすすめです。

ホテルの朝食メニューとしても!

ホテルの朝食はビュッフェを採用しているところがほとんどですが、インドネシアではブブールをビュッフェメニューの一つとして、用意しているホテルが多いんですよ。

ヴィラなどアラカルトの朝食でインドネシア料理に力をいれているところですと、ナシ・クニンとブブールが選択メニューになっているところもあるので、是非お試しを!屋台で買うより上品にアレンジされていますが、具材はほぼ同じです。

ナシ・クニン、ブブールどちらが気になりましたか?朝からしっかりお米を食べたい!という方もそうでない方もバリに来たら是非試してみてくださいね。

Luh_NAOMI
バリ島在住10年以上、既にホームがバリ島の私。ローカル目線からバリ島の日常や美味しいワルン(大衆食堂)、お勧めスポットなどをお伝えします!

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