世界遺産からポルトガル料理まで!マカオ日帰り観光ガイド
更新:2020/03/11
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マカオは世界遺産が多く、長年ポルトガル領だった影響で西洋と東洋が入り混じった文化が魅力です。情緒ある街並みやポルトガルフードなど、マカオの街歩きスポットを紹介!
マカオ半島
マカオは、大きく2つの島に分かれています。
世界遺産など歴史遺産地区がある北部の島
→マカオ半島
リゾートホテルが集まる南部の島
→タイパ島・コタイ地区・コロアネ(コロアン)島
北部と南部の島は、車で簡単に行き来できます。また、南側のタイパ島・コタイ地区・コロアネ島は、もともと離れていましたが埋め立てで陸続きになり、今はタクシーでの移動がより楽になりました。
香港からの高速船が発着するターミナルや空港があるのは北側のマカオ半島なので、まずは歴史遺産地区からまわりましょう!
朝食にエッグタルトを食べ歩き
マカオに着いたら、ベーカリーMargaret's cafe e Nataへ。看板メニューのポルトガル式エッグタルトを求める人で、日中は行列が絶えない人気店です。
朝は人が少ないので狙い目!ぜひ熱々のエッグタルトを片手に世界遺産巡りしましょう。何層にもなったサクサクのパイに、甘さのほどよいカスタードがぎっしり。
1個でもお腹が満たされるので、小腹がすいたときにもおすすめです。できたてはカスタードがとても熱いので、やけどに気をつけてくださいね。
エッグタルトは複数個買う人が多いですが、6個買うと55MOPに割引になります。マカオの通貨はパタカですが、香港ドルでの支払いもできますよ。
世界遺産を巡ってパワーをもらおう
エッグタルトを片手に歴史遺産地区を歩きます。
セナド広場(Largo do Senado)
ポルトガルの石畳が印象的なセナド広場。朝の時間帯は人が少なく、のんびり過ごせるし写真もきれいに撮れます!
周辺にはドラッグストアや洋服店、土産物店がありますのでショッピングも楽しめます。
聖ドミニコ教会(Igreja de São Domingos)
セナド広場にいると、目に飛び込んでくる黄色い建物は聖ドミニコ教会。
中も、淡い黄色と白を基調とした礼拝堂になっています。2階は博物館になっていて、宗教に関する物が展示されています。中へ入るなら、エッグタルトは食べ切ってから!
<入場できる時間>
10:00〜18:00、無料※開放日のみ
民政総署(Instituto para os Assuntos Cívicos e Municipais)
セナド広場の目の前にある市政署。
政治が行われる場所として現在も使用されています。
ポルトガルの陶磁器タイル「アズレージョ」の腰壁は美しく、異国情緒溢れる空間。
中央の階段を登ると中庭があります。こちらもフォトスポットとして人気ですよ。
<開館時間>
9:00〜21:00※月曜・祝日定休、無料
聖ポール天主堂跡(Ruínas da Antiga Catedral de São Paulo)
マカオでもっとも有名な世界遺産。
火事によって焼失し、正面部分のみが残っています。地下には博物館があり、宗教関係の遺物が展示されています。
<博物館開館時間>
9:00〜18:00(最終入場〜17:30)※火曜は9:00〜14:00
盧家屋敷(Casa de Lou Kau)
中国広東省と西洋の建築様式がミックスされたLou Kauさんの邸宅。ルーさんは資産家の中国人商人です。
外はレンガ造りで、風水を取り入れた左右対称の空間が特徴です。ここだけ時がゆったり流れているみたいに感じます。透かし窓から漏れる光や、美しい装飾に注目してくださいね。
<開館時間>
10:00〜18:00(最終入場〜17:30)※月曜定休、無料
シーズンごとの装飾もお楽しみに!
中秋節やクリスマスなどの時期には、世界遺産が装飾で彩られます。
華やかな雰囲気で美しいですが、「世界遺産にそれやっちゃう!?」というゆるさを楽しんでください(笑)。
日帰りならここだけは!という世界遺産を紹介しましたが、マカオの世界遺産は1日では見きれません。自分のプランに合わせて、行きやすい場所、まわりやすいルートを見つけてくださいね。
<そのほかの世界遺産>
→MACAU WORLD HERITAGE
※更新するごとにスポットが入れ替わります
ポルトガルブックストアでお土産探し
Livraria Portuguesaは。ポルトガルの本を中心に取り扱うお店です。
店内に石畳が敷き詰められ、ポルトガルさながらの雰囲気。
ポルトガル雑貨やカラフルな文房具も置いてます。実用的でお土産にぴったり。2階にはキッズ用の本やおもちゃのほか、アロマアイテムも揃っていますよ。
リノベカフェでひと休み
足が疲れたら文藝門(A Porta Da Arte)へ立ち寄りましょう。1階と2階はカフェスペース、3階はセレクトショップです。
ここ最近、古い建物をリノベーションしたお洒落なショップやカフェが増えている關前街エリアにあります。
動物をモチーフにしたアクセサリーや、鮮やかなカップ&ソーサーなど見ているだけでも楽しめます。
2Fの席はどこかアンティーク。屋根裏部屋のような雰囲気です。席は自由に座って大丈夫です。
3Fのセレクトショップは、服だけでなく、ハイブランドのヴィンテージバッグや小物類もありますよ。
ドリンクを買わなくても見られるので、気軽に入ってくださいね。
タイパ島・コロアネ島・コタイ地区
歴史地区のあとは、マカオの南部側へ移動してショッピングやグルメを楽しみましょう。
ローカル気分を味わう
官也街
ノスタルジーな雰囲気と活気が入り混じる、南部の島でもっともマカオ感を味わえる場所です。
通りは土産物店やスナック店、ポルトガル料理店が並び、いつ行っても観光客で賑わっています。
カレーおでんやポークチョップバーガー、
ポルトガル式エッグタルトなど、マカオのB級グルメが勢揃い。
食べ歩きしている人も多いです。ぜひローカルに混じって好きなものを探してみて!
天后廟
中国式の寺院です。
渦巻き状の大きな線香が吊り下げられた風景は、香港やマカオで見られる名物です。
線香の灰が落ちてくることもあるので気をつけてくださいね。
ポルトガル産アイテムの店でお土産さがし
雑貨&食品店cool-things to portuguese spot
ポルトガル産の塩やジャムなど食料品、食器、ワインなどが揃っていて、お料理好きにおすすめしたいお店。
部屋に飾ったりコースターに使ったりできるアズレージョも置いてます。
マカオでは珍しく、オリジナルの布袋に入れてくれます。シンプルで旅行の小物入れにも使えそう!
そのままプレゼントできるのも嬉しいですね。
缶詰専門店Loja Das Conservas Canned Fish
ポルトガルの缶詰の専門店。常時100種類の缶詰が揃っています。
タラやマグロ、イワシのオリーブオイル漬け、ホタテやムール貝のパテなど、珍しくてパッケージもかわいいものばかりです。
缶詰のほか、ポルトガル産のビールSUPER BOCKも置いてあります。特に黒ビールは滑らかな喉ごしで苦味も強すぎないので、料理に合いやすいですよ。
ちなみに缶詰は「液体」扱いです。機内に持ち込む場合、ひと缶が100ml、さらに容量1リットル以下の密閉容器に入る分だけ。それに収まらない場合、預け入れ荷物にしないといけないので気をつけて!
本格派コーヒー店に立ち寄り
一服したいときに立ち寄りたいLamgo coffee & Roasting Macau。外観からは想像できませんが、実は数々の賞を獲得していて、本格コーヒーが飲めます。
自家焙煎しているので、入口から漂うローストの香ばしい香りはたまりません。
水出し用の大きなサイフォンはフル稼働!味があって、古びた外観に雰囲気がぴったりですね。
コーヒー豆は販売(225g/55MOP)もしているので、気に入ったらお土産に。
本格ポルトガル料理を堪能!
マカオは、本場のポルトガル料理を堪能できるのが魅力。Dragon Portuguese cuisineは、カジュアルな雰囲気で1人旅でも入りやすいです。
昔、歓楽街だった頃の街並みを残した福隆新街にあります。
まず、ダックライスは必ず頼みたい1品。ダックの旨みが詰まっています。ポルトガル料理の特徴といえばカレー風味の料理が有名ですが、ここは中華寄りの料理も多く、日本人好みだと思います。
身がこんなにぎっしり!塩加減もほどよいです。
また、アサリ蒸しもおすすめです。にんにく強めで、アサリの旨味が溶け込んだスープは白ワインやパンとの相性もいい!後を引くおいしさですよ。
中国とポルトガルの文化が混ざり、オリジナルの魅力が生まれたマカオ。カジノ目当てに世界中から観光客が訪れるのに、比較的治安がよく、街にも雰囲気があります。女子1人旅にとってもおすすめです!
マカオ半島
Margaret's cafe e Nata
住所G/F, 17A Rua Alm Costa Cabral R/C, Avenida de Almeida Ribeiro
電話番号2871-0032
営業時間月火木金8:30〜16:30土日10:00〜18:00水曜定休※売り切れ時点でクローズ
URLなし
Livraria Portuguesa
住所16 Ryan de Sao Dimingos, Macau
電話番号2835-6537
営業時間11:00〜19:00
文藝門(A Porta Da Arte)
住所No.42 Guanqian St, Macau
電話番号6345-6588
営業時間10:00〜19:00(休みはFacebookで事前告知)
タイパ島・コタイ地区・コロアネ島
cool-things to portuguese spot
住所2R. das Gaivotas, Macao, Macau
電話番号2857-6873
営業時間火〜日12:30~22:00月曜定休
Loja Das Conservas Canned Fish Macau
住所Travessa do Aterro novo No9, Macau
電話番号6828-5689
営業時間日〜木11:00~20:00金土11:00~21:00
Lamgo coffee & Roasting Macau
住所No. 15 Largo Maia de Magalhães, Taipa, Macau
電話番号6683-0098
営業時間12:00〜19:00
Dragon Portuguese cuisine
住所Rua da Felicidade, No.40 Macao
電話番号2831-3104
営業時間12:00〜15:00, 18:00〜23:00
- AYA
- 香港在住3年目。アート、食、文化を感じられる旅行が大好き。最新スポットにも目がないので、ふらっと街中を散策するのが習慣です。アート、食、文化に関連した情報をお届けします!https://www.instagram.com/runners_high925/?hl=ja
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