香港の"新しい"を体験!2泊3日で巡る話題のリノベスポットツアー

更新:2020/02/13

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日本から香港までは約5時間。 近年歴史建造物をリノベしたオシャレなスポットが続々オープンしています。話題の観光スポットを2泊3日でめぐるおすすめルートを紹介します!

【1日目】16:00 繊維工場がスタイリッシュな商業施設に!The Mills

ホテルに荷物を置いたら、まずは荃湾(チュンワン)にあるThe Millsへ。MTR赤のライン荃湾線終点の荃湾駅または紫のライン西鉄線の荃湾西(チュンワンウエスト)駅が最寄り駅です。

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The Millsは、1954年に創業した繊維工場をリノベした複合施設です。香港において繊維産業の発展に貢献した南豊集団(ナンフォングループ)という企業で香港の産業遺産を伝えるため2018年にオープンしました。

メインエリアは、直線的なデザインで中央は吹き抜けになっているのでスタイリッシュかつ開放的な空間!元々あった柱の面影をあえて活かしたデザインに注目です。

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G/F、1階のショップエリアには、食器や雑貨、繊維にこだわったアパレル香港発のジュエリーショップ、世界各地から取り寄せたブックストアまでさまざま。

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2階にはワークショップルーム(下写真)があります。月ごとにプログラムが変わり、作品は体験後に持ち帰れます。お土産や旅の思い出作りにもおすすめです。

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ワークショップルームの隣には、リノベ前の繊維工場の歴史を知ることができるコーナー(下写真)が設置されています。製造工程順に展示されているので、中国語、英語がわからなくても理解しやすいです。

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稼動当時の音を聞くことができるコーナーなどもありその場にいるような臨場感を体験できます。

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また、同じフロアには2019年3月から一般公開となった繊維をテーマにしたギャラリー『CHAT』があります。国内外の現代芸術家17名(The Milles公式サイトより)によるアート作品を見ることができます。

カラフルでかわいらしい作品が多く、やはりアジアンテイストが色濃いので、作品を背景にして写真を撮る人がたくさん!

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それほど長くないとはいえフライトは疲れるものです。到着日は飛ばしすぎず、疲れたらカフェで休憩しましょう。コーヒーや中国茶の専門店、インスタ映えするバブルティーが飲める店などカフェもバリエーション豊か!

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館内には屋上テラスが2ヶ所あります。テラスから荃湾の街を一望でき、高層マンションを間近で見ることができますよ。

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エントランス出口付近には壁画アートがあります。旅の記念に好きなアート作品の前で写真を撮るのを忘れずに!

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【2日目】10:00 ノスタルジックな世界に浸れる!Jao Tsung-I Academy

前日と同じ荃湾線で美孚(メイフー)駅へ。Jao Tsung-I Academyは香港政府が主導する『歴史建造物の活性化プロジェクト』で実現した初めの施設のひとつです。

130年もの間、病院、税関、検疫所、刑務所などの役割を果たしてきた歴史があります。

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赤レンガが目印のLow Zone、レストランやカフェ・ギャラリーのあるMiddle Zone、そして宿泊施設Heritage LogがあるHigh Zoneの3つのエリアに別れています。入口付近にあるLow Zoneから潜入!

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入口に近い展示室では施設名となったJao Tsung-I氏の功績を知ることができます。同氏は中国文化の著名な学者で「東洋のレオナルド・ダ・ヴィンチ」とも呼ばれた人物です。

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通路を挟んで向かい側にある展示室では、建物の歴史を知ることができます。当時の映像も流れていました。

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ミドルゾーンにあるギャラリーでは、シーズンごとに変わる展示を見学することができます。

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この時のテーマは「漢字」でした。小学校の教科書で見たような懐かしいイラストが。香港は英語と広東語が主に話されますが、漢字がわかる分、何を伝えたいのか見ればなんとなくわかる展示でした。

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展示だけでなく公演会やセミナー、ワークショップも開催されています。ショップも併設されていて香港らしいアイテムが揃います。お土産探しもできますよ。

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13:00 HOUSE OF JOY悅滿軒でランチ!

お腹が空いたらランチへ。香港のランチタイムは13時から14時が一般的なので少し早めに行くのがおすすめです。レストランはMiddle Zoneにあります。

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香港式の洋食なので1人でも入りやすいお店です。雰囲気のある店構えでワクワク♪

ランチタイムにはイタリアンブレッドと黒オリーブバター、日替わりスープとサラダ、ドリンクが全部セットに!お得です♡

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メイン料理はトマトリゾットや子牛のグリル、サーロインステーキ、ピザなどから選べてメニューは毎月替わります。(写真はGrilled baby pork leg with mix herb rice, green pepper sauce/HK$98)

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15:00 アーティストが集うクリエイティビティの宝庫!JCCAC

午後は、大通りのバス停からStar Ferry尖沙咀埠頭行き6番バスに乗ってJCCAへ。電車でも行けますが、少しわかりにくい場所にあるのでバスで行くのがおすすめです。バスの運賃は前払いでおつりは出ないのでご注意を!降りるバス停は北河街です。

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JCCACは工業ビルをリノベしてアートセンターにした施設。現在140人のアーティストが所属(JCCAC公式サイトより)していて、現代アートが生み出される場です。

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ロの字型の建物で、中央スペースではアート展示や見本市、講演会が開催されます。天井がガラス張りなので天気がいい日には明るい光が差し込み癒し空間に。

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アーティストのアトリエだけでなく、絵画教室や、工芸品づくりが体験できるワークショップを開催しているところもあるので館内を散策してみましょう。タイミングが合えばアーティストが作品制作しているところを見られるかもしれません。

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G/Fと1階にはギャラリーがあり一般公開しています。入場料は無料の場合がほとんどです。2階のギャラリーは白と木を基調にしたナチュラルな空間で人もあまり多くないのでゆったりと作品を見ることができます。

皮工房が運営するセレクトショップではかわいい皮小物や香港をモチーフとした雑貨、一風変わったデザインのアクセサリーを手に入れることができますよ。

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館内にはアートセンターらしい椅子や年代物のインテリアも飾られています。ぜひお気に入りを見つけてみてくださいね!

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【3日目】10:00 アートの新ランドマークTai Kwun大館

香港(九龍)駅にあるTai Kwunは、170年以上の歴史を持つ警察署(拘置所)をリノベしたアートと香港にまつわる歴史を伝えることを目的にした施設。全長800m、世界一長いとされるヒルサイドエスカレーターと入口が直結しています。

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中に入ったら拘置所内の見学へ。実際にどのような生活をしていたのか映像で知ることができます。

アルカトラズ島など昔の拘置所や刑務所は人気の観光スポットですが、普段見ることができないのはもちろん、ほかでは見ない明るい雰囲気で香港らしさを感じておもしろいです!

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11:00 Old Bailey奧卑利でランチ!

最終日のランチにおすすめなのはTai Kwun内にある建物JC Contemporaryという棟にあるレストラン。入る江南料理と上海料理を提供するOld Baileyです。健康に気遣い保存料や添加物は避け、80%以上の有機野菜を使用するこだわりのあるレストラン。(Old Bailly公式サイトより)

ベジタリアン専用メニューがどこよりも豊富な点が特徴です。これからの季節、テラス席でアルコールを飲みながら中華料理を楽しむというのもいいですね。

ランチセットは2種類(Set Lunch menu/HK$240)あります。どちらもデザートを含め全6品で満足度の高いセットです。小籠包の後にでてくる、さくさくとしたおこげの上にチリソースをたっぷり絡ませた大ぶりの海老がぷりぷりでたまりません!

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香港でよく食べられる四季豆とひき肉の炒めものは、塩気が強いのでお酒との相性抜群です。また、太い麺が特徴の上海スタイル焼きそばは一見するとしつこそうな味を想像しますが、こってり感はさほどなくペロッと食べられます。

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食後のデザートは、上海名物「桂花陳酒釀丸子」。白ワインにキンモクセイの花を漬け込んで作る桂花陳酒を使ったスープに、もちもち食感の団子が入っています。アラカルトメニューもありますが一皿の量が多いので、少しずついろいろ試したい!という方にぜひおすすめです。一名からでもオーダーできますので、一人旅の方も気軽にどうぞ。

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同じ建物内にはアート系の本を集めたライブラリーもあります。食後の散歩がてら散策してみましょう。

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12:00 お洒落なショップがたくさん!最新アート発信地PMQ

最後はPMQへ。Tai Kwanから300mと近い場所にあります。PMQは元警察所員の宿舎でした。ここもまたアートの発信地として地元の人から旅行者まで多くの人が訪れています。

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2棟の建物内にはコンセプトのある個性的なショップが揃います。

年間を通して開催されるアート展も個性豊かなものが多くまるで美術館のようです。中には事前に予約しなければ入れないものもあるので行く前にホームページで確認するのがおすすめです。

中庭を利用して屋外イベントも開催されます。展示を見るだけでなく訪れた人が作品に入り込む体験型イベントも増えています。

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アート作品を見ているだけでは物足りない!そんな人には絵画教室Oscary Artがおすすめです。大小さまざまなサイズのキャンバスから選び、アクリル絵の具で絵を書く体験教室です。描いた絵は持ち帰りができ料金は200HK$~。

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最終日の裏ワザ!インタウンチェックイン

ホテルチェックアウト後は香港(九龍)駅にあるインタウンチェックインを利用して身軽になるのがおすすめ。

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もし荷物を機内預けにしない、もしくはインタウンチェックイン対象外の場合、インタウンチェックインカウンター近くに荷物預かり所があるのでそこを利用するのがおすすめです。

営業時間は6:00~25:00。規定サイズ内(85cm×85cm×29cm)で、利用料は3時間までHK$573時間以降24時間以内でHK$79です。

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香港は、英語が通じて女子1人でも旅がしやすい場所です!ぜひ次の3連休は香港弾丸旅行を計画してみてはいかがでしょうか♡

The Mills

住所45 Pak Tin Par Street, Tsuen Wan, New Territories, Hong Kong

電話番号(852)3979-2300

営業時間10:00~22:00※店舗により異なる

URLhttp://www.themills.com.hk/en/

Jao Tsung-I Academy

住所800 Castle Peak Road, Kowloon, Hong Kong

電話番号(852)2100-2828

営業時間8:00~22:00※常設展示は18:00まで。ギャラリーは展示内容により異なる

URLhttps://www.jtia.hk/en/

House of Joy(悅滿軒)

住所Block H, Jao Tsung-I Academy, 800 Castle Peak Road, Mei Foo

電話番号9615-5724

営業時間08:00~23:00

URLhttps://www.facebook.com/House-of-Joy-%E6%82%85%E6%BB%BF%E8%BB%92-285420818782004/?ref=py_c

※サービスチャージ10%

JCCAC

住所30 Pak Tin Street, Shek Kip Mei, Kowloon, Hong Kong

電話番号(852)2353-1311

営業時間10:00~19:30※店舗により異なる

URLhttps://www.jccac.org.hk/?a=group&id=b_8

Tai Kwun

住所10 Hollywood Road, Central, Hong Kong

電話番号(852)3559-2600

営業時間10:00~23:00※店舗により異なる

URLhttps://www.taikwun.hk/en/

Old Bailey(奧卑利)

住所2/F, JC Contemporary, Tai Kwun (Former Central Police Station), 10 Hollywood Road, Central

電話番号2877-8711

営業時間12:00~15:00, 18:00~23:00

URLhttps://www.oldbailey.hk/en_US/#contact

※サービスチャージ10%

PMQ

住所35 Aberdeen Street,Central, Hong Kong

電話番号(852)2870-2335

営業時間7:00~23:00※店舗により異なる

URLhttp://www.pmq.org.hk/?lang=en

AYA
香港在住3年目。アート、食、文化を感じられる旅行が大好き。最新スポットにも目がないので、ふらっと街中を散策するのが習慣です。アート、食、文化に関連した情報をお届けします!https://www.instagram.com/runners_high925/?hl=ja

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