【小籠包】南翔饅頭店
人気スポットの豫園商場内に上海へ来たら絶対外せない小籠包のお店があります。中国らしい雰囲気を楽しみながらランチが楽しめます。
いつ行っても行列ができているのでお店はすぐにわかります。以前は席取合戦を繰り広げるのが日常で、言葉や手順がわからない旅行者は注文が大変だったのですが、最近列に並んで席が空いたら呼ばれるシステムに替わったので安心です♪
入り口で店員さんに聞かれるのは人数だけです。順番が回ってきたら何階へと言われるのでそのフロアへ。メニューはほとんど写真があるので大丈夫。渡される用紙の希望商品にチェックを入れて店員さんに渡せばOKです。
ここの小籠包は、とにかく皮がモッチモチなんです!ポピュラーな豚肉のもの以外に、蟹味噌入りのものなどいろいろ種類があります。無料の生姜もぜひセットでいただいてくださいね。
女性1人でも一篭(せいろ一段分/38元)はぺろっと食べられちゃいます。2人旅なら2籠くらいは大丈夫だと思います。
小籠包以外にも酸味がちょうどよい酸辣湯や体があったまるきのこスープ、独特なスープに浸かったキャベツのゴマ油炒めなどあらゆる中華料理が楽しめますよ。
南翔饅頭店上海豫園店
住所上海市豫園路87号
電話番号021-6355-4206
営業時間8:00~20:00年中無休
URLhttp://nansho-mantouten.createrestaurants.com/jp/index.html
※中国のホームページはなし
【ウイグル料理】耶里夏丽(ヤリシャリ)新疆レストラン
ヤリシャリは本格的な新疆料理を味わえる人気レストラン。新疆料理は中国北西部に位置する新疆ウイグル自治区に住んでいる少数民族のウイグル族伝統の料理。イスラム教徒のウイグル族は主に羊肉をよく料理に使います。辛口な料理が多い清真料理(ウイグルのハラル料理)が特徴です。
ここで絶対食べてもらいたいのが羊の串焼き(羊肉串/1本3.5元)。独特のスパイスがかかっていて、病みつきになること間違いなし!ここの羊肉はあまり臭みがないので食べやすいですよ。
また新疆ビール(36元)、新疆ミルクティー(45元)もオススメ。新疆ビールは来てみてびっくり、とっても大きなグラスで登場します。楽器を演奏するかのようなスタイルで、なんと飲み干さなければなりません!
新疆ミルクティーは一般的なミルクティーと異なり牛乳ではなく羊のミルクを使っています。なのでとってもこってり。深みがある味わいなのでぜひお試しあれ。ちなみに新疆ミルクティーは「甘いミルクティー」と「しょっぱいミルクティー」の2種類あるのも珍しい特徴です。
夜のディナータイムには食事をしながら新疆のダンスショーも楽しめます。ウイグル料理は日本ではまずめったにお目にかかれないと思います。
支店がたくさんあるので観光スケジュールに合うお店をぜひ探してみてください!
耶里夏丽正大陆家嘴店(スーパーブランドモール内)
住所上海市浦东新区陆家嘴西路168号正大广场2F17-18号
電話番号021-58889211
営業時間月~日10:00~22:00, 金土10:00~23:00PM※モールの開館時間です。お店の時間詳細は電話にてご確認ください
【上海蟹】王宝和酒家
寒い冬に訪れるなら絶対にハズせないのが上海蟹です!10月下旬~2月頭(旧正月)くらいまでの時期にしか食べることができません。
上海蟹は、タラバ蟹やズワイガニなどと違って身の肉がメインではなくミソがメイン!タラバ蟹などの味噌とは全然味が違って甘いので、普通の蟹味噌が苦手な方もぜひチャレンジしてみてください。
私はタラバやズワイの味噌はまったく食べられませんが毎年食べに行くくらい上海蟹は大好物です(笑)♪
上海蟹と紹興酒が有名!王宝和酒家
上海蟹を食べるならおすすめなのが王宝和酒家!「酒の祖先、蟹の王様」と呼ばれていて、なんと1744年創業という上海イチの老舗です。
豪華な店造りではありませんが、お手ごろで味も安心なんです!福州路沿いのお店が本店です。
すぐ近くのホテル『王宝和大酒店』にも同名のお店がありますがそちらは別館。ホテルの中にあるだけあって豪華な造りでお値段もお高めなのでご注意を。
最寄駅は地下鉄人民広場駅
大きな駅で出口もたくさんあるので最初はちょっと戸惑うかもしれませんが、ラッフルズシティデパート(来福士広場)を目印に出口を出るとわかりやすいです。出口を出たら歩いて5分ほどです。
上海蟹の値段は時価
蒸し蟹は重さで値段が決まり、時価です。上海蟹を注文すると180~280元くらいのものを出してきて「これで良いか」と尋ねられます。事前に大きさと値段を提示してくれるので安心です♪
もうちょっと小さめがよければ「シャオイーディエン(小一点)」
もっと大きいものがよければ「ダーイーディエン(大一点)」
と伝えましょう。
ほかの有名な上海蟹レストランのコースを頼むと1人の予算目安は700元くらい~(飲み物含まず)ですが、ここは蒸し蟹以外のお料理はお手ごろ価格なので安心して注文してくださいね!
予約や日本語メニューは?
日本語メニュー、あります!写真付きです(笑)。蟹シーズンは地元の人たちでかなり混み合いますが、早めの時間に行けば予約しなくても入れます。上海もディナーの時間は19時〜20時がピーク。17時半や18時が狙い目です。
できれば予約しておくと安心ですが、慣れない言語での電話は気がひける!という場合、上海へ到着したその日に観光ついでにお店まで出向いて翌日もしくは翌々日の予約をしましょう。
上海観光のメインどころ人民広場からすぐなので、観光がてら立ち寄りやすいのもポイントです。
おすすめは宝和酔雌蟹(酔っ払い蟹)
紹興酒に漬けた酔っ払い蟹はも~本当に絶品です。この蟹ミソの濃厚さと甘さと言ったら・・!甘くてこってり!でもくどくないのがいいんです。
アルコールが気になるかもしれませんが、筆者はビール1杯も飲めませんが酔っ払い蟹は全然平気です♪お酒の味はしますが、いわゆる苦いような味はしませんし、そんなに強くありません。
同じ蟹料理でも、こってり系からあっさり系まで蒸し蟹以外にもメニュー豊富なので組み合わせてオーダーしてみてくださいね。
上海の中国茶はおいしい!
あとはぜひ中国茶を楽しんでください。プーアール茶、龍井茶(ロンジン:上海周辺でよく飲まれる緑茶)、烏龍茶、ジャスミン茶など、本場のお茶が楽しめます。
中国ではカップ1杯、もしくはポット1つ、サイズを選んでオーダーするのが普通です。中国では飲み切ってしまっても、ポットならお湯をタダで足してくれますのでぜひポットで注文してくださいね。
お会計は2人で、お茶とビール、3品にチャーハン、大きめサイズの上海蟹を1人1個ずつ食べて850元でした。高級上海蟹をこのお値段でいただけるのはかなりお得です!
王宝和酒家
住所上海市福州路603号
電話番号(021)-6322-3673
営業時間11:00~13:00, 17:00~21:00年中無休
URLなし
上海はおいしいものがたくさんあるのにまだまだ知る人ぞ知る!のお店が多いような気がします。日本人の口に合うものばかりなのでぜひ上海でおいしいものを探してくださいね。
- 藤田かおり
- 海外旅行好きが高じてそのまま上海に10年在住。年間2〜5回ほどは旅に出る海外旅行好き。現在は日本に帰国し、翻訳やインバウンドの料理教室などに関わっています。また旅好きを活かして旅行関連のライターとして活動中。
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