【カンボジア・シェムリアップ】観光スポットおすすめ10選|ベストシーズン、地図、モデルコースなど

更新:2024/11/20

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最新版!カンボジア「シェムリアップ」のおすすめ観光地をマップ付きでご紹介! シェムリアップ観光で外せない世界遺産や人気のレストランなど、行くべきスポットの情報がたっぷり!旅行に必要な日数とモデルコース、観光のベストシーズンまで完全網羅!

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カンボジアのベストシーズン、オフシーズン

カンボジアは年間を通して高温多湿な国です。
四季はなく、雨季(6月~10月)と乾季(11月~5月)に分かれています。
そんなカンボジア観光のベストシーズンは乾季の中でも特に涼しい11月~2月!

5月から雨が増え始め、6~10月には雨季に入ります。
アンコール・ワットやアンコール・トムをはじめとした外の観光地が多いので、しっかり観光したい場合はこの時期を避けるのが無難です。
ただし1日中雨が降り続けるわけではないので、オフシーズンにお安く行くというのもありです!

カンボジアの入国条件は?

カンボジア入国にはビザが必要です。
ビザを取得するには以下の3つの方法があります。
1. 日本または外国にあるカンボジアの在外公館などで出国前に取得
2. プノンペンなどの主要空港、周辺国との陸上国境にて入国時に取得(アライバルビザ)
3. カンボジア外務省のホームページ(https://www.evisa.gov.kh )でe-visa(観光査証及び就業査証)を取得

3は偽サイトが横行しているので要注意です。
代行業者や偽サイトなどのウェブサイトで申請した結果、正規料金以上の額を請求されたり、査証が取得できなかったりする例が報告されていますのでご注意ください。

旅工房では2のアライバルビザの取得をおすすめしています!
入国の際に30USドルを支払うことで取得できるので比較的手間なく取得できます。
アライバルビザを取得する際は事前にUSドルの準備を忘れないようにしてくださいね!

また、カンボジア入国に必要なパスポートの有効期限は入国日より6か月以上の期間が必要です。
他の国よりも少し長めなので、事前にパスポートの残存期間をご確認してください。

さらに、2025年1月1日からカンボジア入出国カードが完全オンライン化!
現在、試用運用中のカンボジア入出国カード電子版「e-Arrival Card」に完全移行されます。
空港到着後に専用タブレットが備え付けられていますが、非常に混雑するため事前に申請することをおすすめします。
オンライン申請は到着日の7日前からとなりますので、ご注意ください。

シェムリアップ観光を楽しむにはアンコール・パスが必須!

アンコール・パスとは?

シェムリアップ旅行で外せないのがアンコール・ワットをはじめとした遺跡観光!
アンコール・パスとは、シェムリアップ近郊の遺跡を見学するのに必要な入場券です。
主要なシェムリアップ近郊の遺跡はアンコール・パスのみで問題ありませんが、いくつかの遺跡のアンコール・パスの対象に入っていないことがあります。
事前にどの遺跡に行きたいかよく確認して行ってくださいね!

アンコール・パスで入場可能な遺跡

アンコール・パスで入場可能な主な遺跡はこちら!

【アンコール・パス対象内のスポット】
・アンコール・ワット周辺
・アンコール・トム
・タ・プローム
・ベンメリア遺跡
・クバルスピアン
・バンテアイースレイ遺跡
・ロリュオス遺跡群
・プノン・クロム
・プノン・ボック など!

主要な遺跡はこのアンコール・パスの対象に入っています。
遺跡によっては、それぞれに入場料を払う必要がありますのでご注意ください。

【アンコール・パス対象外のスポット】
プノン・クーレン
コーケー遺跡群
プレアヴィヒア
サンボープレイクック
バンテアイチュマール など…

種類と料金

アンコール・パスは入場する日数に合わせて3種類あります。

1日券 $37 購入日のみ有効
3日券 $62 購入日から10日間有効
7日券 $72 購入日から1ヶ月間有効
※12歳未満のお子様は入場無料。(ただしチェックポイントで年齢確認のためにパスポートが必要です。)

1日券は買った当日しか使えませんが、3日券と7日券は有効期限内であればいつでもで行くことができます。

おすすめは3日券!
遺跡群はかなり広く、階段も多いので主要なスポットだけを見ようとしても1日で見るのはかなり疲れます。
また、アンコール・ワットは朝日や夕日の時間帯が人気!!
雨期だと天気が変わりやすいため、想定した日にきれいな朝日や夕日が見られるかはわかりません。
そのため、候補日が何日かある3日券で余裕を持ったスケジュールを組むことをおすすめします。

アンコール・パスの買い方

チケットブース

アンコール・パスは
・現地のチケット売り場で購入
・オンラインで購入
の2つの購入方法があります!

アンコール・パスのチケット売り場はアンコール・ワットから車で約10分ほどの場所にあります。
オープンは5:00からですが朝日を見たい観光客で混んでいることもあるので、朝日鑑賞をしたい方は前日までに購入するのがおすすめです!
もし1日券を買う場合は17時以降じゃないと翌日分が購入できないためご注意を!

オンラインだと、自分で顔写真の登録、発行されたアンコール・パスの印刷などをしなければならないので現地購入がおすすめです。

アンコール遺跡群観光付きプランを探す

アンコール・パスチケット売り場

住所Apsara Rd, Krong Siem Reap, カンボジア

アクセスシェムリアップ市内から車で20分ほど

電話番号85563965414

営業時間5:00-17:30

カンボジア・シェムリアップの観光マップ

カンボジア観光マップ

アンコール遺跡群にある、アンコール・ワット、アンコール・トム、タ・プロームは遺跡間の距離が遠く徒歩移動は少し大変かも…!
現地でトゥクトゥクをチャーターするか、オプショナルツアーで巡るのがおすすめです。
パブストリート周辺の観光地やレストランは徒歩で移動することができますよ!

 

ここは外せない!シェムリアップのおすすめ観光スポット

1.アンコール・ワット

アンコール・ワット

カンボジア旅行の最大の見どころと言っても過言ではない「アンコール・ワット」!
1992年にアンコール・ワットを含む遺跡群が「アンコール遺跡」として世界危機遺産に登録され、2014年には世界文化遺産に登録されました。
クメール建築の最高傑作と言われたアンコール・ワットは、実は巨大遺跡群の一部。
12世紀前半、カンボジア主要民族クメール族のスーリヤヴァルマン2世によって約30年をかけて建造されました。
日の出と日没は人生で1度は見たいと言われるほどの美しさ!
時期によって日の出と日没の時間が異なるので、事前にしっかりチェックして行ってくださいね♪

アンコール・ワット

住所Angkor Ruins, Siem Reap

アクセスシェムリアップ市内から車で20分ほど

料金アンコール・パス 1日券:37USドル、3日券:62USドル、7日券:72USドル

営業時間5:00~17:30

URLhttps://www.angkorenterprise.gov.kh/

2.アンコール・トム

アンコール・トム

クメール語で「大きな都」の意味を持つ「アンコール・トム」。
3km四方の城壁内に王宮、仏教寺院、ヒンドゥー教寺院が残る大規模な都城遺跡です。
一番の見所は遺跡中央部に位置する「バイヨン」と呼ばれる寺院。
この寺院は13世紀初頭に建立されたもので、東西160m、南北140mの回廊のなかに複雑な形をした仏塔が林立しています。
遺跡内には美しい微笑をたたえた仏像がいろいろなところに飾られているので、是非見てみてくださいね。

アンコール・トム

住所Angkor Ruins, Siem Reap

アクセスシェムリアップ市内から車で20分ほど

料金アンコール・パス 1日券:37USドル、3日券:62USドル、7日券:72USドル

営業時間7:30~17:30

URLhttps://www.angkorenterprise.gov.kh/

3.トンレサップ湖

トンレサップ湖

シェムリアップの南に位置するインドシナ半島最大の湖「トンレサップ湖」。
高床式の家が建ち並ぶ水上集落が多く見られ、カンボジアの自然と人々の伝統の暮らし両方を観光できる必見スポットです。
特徴は、なんといっても乾季と雨季の様相の違いです。雨季の湖の面積は、乾季の約3倍!!
チョンクニア(Chong Khneas)とコンポン・プルック(Kompong Phluk)という湖にあるエリアが観光地として有名です。ボートに乗って湖を巡るツアーが人気で、自力で行くのは少し大変なのでオプショナルツアーのお申込みがおすすめ!

トンレサップ湖のオプショナルツアー

トンレサップ湖

住所Tonle Sap Lake Cambodia

アクセスチョンクニア:シェムリアップ市内から車で約20分~30分、コンポン・プルック:シェムリアップ市内から車で約40分~1時間

料金ボートツアー:30USドル前後

4.オールドマーケット

オールドマーケット

シェムリアップでショッピングをするなら、「オールドマーケット」がおすすめ!
シェムリアップの街の中心部にあり、観光客から地元民まで様々な人でにぎわう市場です。
Tシャツやちょっとした小物、おもちゃなども売っているので、お土産探しに最適!
また、お土産以外にも食材や工芸品など様々なものが売られているので、見ているだけでも楽しいです。
周辺にはカフェやパブストリートもあるので観光でぜひ立ち寄ってみてください♪

オールドマーケット

住所Pokambor Ave, Krong Siem Reap, Cambodia

アクセスシェムリアップ市内中心地、パブストリートから徒歩約4分

営業時間店舗による

5.タ・プローム

タ・プローム

アンコール遺跡群の中の1つ「タ・プローム」!
見どころは、巨大なガジュマルと絡み合う寺院。まるでガジュマルに吞み込まれているようにも見える遺跡の姿は自然の偉大さを感じられます。
このガジュマルは樹齢300年にもなると言われており、現在も成長し続けています。

タ・プローム

住所Angkor Ruins, Siem Reap

アクセスシェムリアップ市内から車で20分ほど

料金アンコール・パス 1日券:37USドル、3日券:62USドル、7日券:72USドル

営業時間7:30~17:30

URLhttps://www.angkorenterprise.gov.kh/

6.アンコール国立博物館

アンコール国立博物館

カンボジア国内で最大規模の博物館「アンコール国立博物館」。
アンコール遺跡から出土した像やレリーフなどアンコール遺跡群にまつわる様々な品を展示しています。
中でも見どころは、1000体を超える仏像の展示!ギャラリーに並ぶ仏像は圧巻です!
5USドルで利用できる音声ガイドは日本語も対応しています。鑑賞する際はぜひ音声ガイドも利用してみてくださいね。

Angkor National Museum

住所968 Vithei Preah Sihanouk Ave, Krong Siem Reap, カンボジア

アクセスシェムリアップ市内から車で10分ほど

料金大人12USドル、子供6USドル

電話番号855 63 966 601

営業時間4/1~9/30 8:30~18:00、10/1~3/31 8:30~18:30

URLhttps://angkornationalmuseum.com/

7.パブストリート

パブストリート

シェムリアップのナイトスポットと言えばここ!「パブストリート」。
バーやレストラン、ナイトクラブ、お土産屋、セレクトショップなどが並ぶ繁華街です。
お昼に遺跡観光をした後は、ここで夜を楽しむのはいかがでしょう?
地元民御用達のクメール料理のディナーを楽しんだ後は、フォトジェニックなバーを楽しむのがおすすめ!
後述するアプサラダンスのディナーショーが楽しめるお店もストリート内に何店舗かありますよ!

Street 08

住所Street 08 Krong Siem Reap, カンボジア

アクセスシェムリアップ市内中心地、オールドマーケットから徒歩約4分

営業時間店舗による

8.Khmer Kitchen Restaurant

カンボジア料理のイメージ
※写真はイメージです

観光の中心地オールドマーケットのすぐ近くにある、観光客から人気のレストランがこちらの「Khmer Kitchen Restaurant (クメールキッチンレストラン)」!
カンボジアの郷土料理であるクメール料理がいただけるお店です。
クメール料理はマイルドな味付けが多く、日本人にも人気なんですよ♪
このレストランはメニューが多いため色々なクメール料理がいただけます。
お店には店内席とテラス席があり、カンボジアのローカルな雰囲気を味わうならテラス席がおすすめです。

Khmer Kitchen Restaurant

住所Street 2 Thnou the coner of street 9, Old market Siem reap, 17255 カンボジア

アクセスパブストリートから徒歩約1分

電話番号855 12 763 468

営業時間9:00-23:00

URLhttps://www.khmerkitchens.com/

9.Chanrey Tree

カンボジア料理のイメージ
※写真はイメージです

伝統的なクメール料理を食べるならここ!「Chanrey Tree」。
自然にあふれた店内がとても雰囲気がよく、比較的リーズナブルにクメール料理をいただけることから観光客に人気のレストラン♪
時間によっては日本語ができるスタッフがいるのも嬉しいポイント。
アリやカエルなど少し変わったメニューもありますので、チャレンジメニューを試してみたい方はぜひこちらのレストランへ!

chanrey tree

住所Mondul 1 Village, Svay Dangkum Commune, Pokambor Ave, Krong Siem Reap 17252 カンボジア

アクセスパブストリートから徒歩約6分

電話番号85517799587

営業時間11:00~14:30、17:30~22:30

URLhttps://www.chanreytree.com/

10.アプサラダンスディナーショー

アプサラダンス

カンボジア古典舞踊「アプサラダンス」。
カンボジアに古くから伝わる伝統舞踊の1つで、きらびやかな衣装の女性たちが伝統音楽とともに舞い踊るのが特徴です。
2003年には「王宮伝統舞踊」として世界無形文化遺産にも登録されています。
アプサラダンスは、お食事を見ながら楽しむディナーショーがカンボジア観光の定番。
自分でお店を探すのもいいですが、オプショナルツアーに参加するのがおすすめです。

アプサラダンスディナーショー付きプランを探す

カンボジア観光に必要な日数

2泊4日がおすすめ!

カンボジアの遺跡やグルメをしっかり楽しみたいなら2泊4日間がおすすめ!
具体的なモデルルートをご紹介します。

【1日目】
19:50 経由便でシェムリアップ着
21:30 ホテル着
【2日目】
05:00 アンコール・ワット朝日鑑賞
07:00 ホテルにて朝食
08:30 アンコール・トム・南大門・タプロームなど
12:00 アンコールクッキーへ立ち寄り
12:30 昼食
13:30 休憩 (マッサージ or 民芸品店(免税店内)立ち寄り)
15:00 アンコール・ワット到着
17:30 夕日鑑賞
19:00 夕食(アプサラディナーショー)
21:00 ホテル着
【3日目】
08:30 ホテル出発
09:00 トンレサップ湖ボートクルーズへ
10:30 オールドマーケット散策
12:00 クメールキッチンで昼食
14:00 アンコール国立博物館
16:00 パブストリートへ!
18:30 空港到着
21:30 シェムリアップ空港出発
【4日目】
08:00 経由便で成田空港到着

【ベトナムとの周遊の場合】カンボジア旅行に必要な日数

3泊5日がおすすめ!

ホアンキエム湖

カンボジアに行くなら、ベトナムとの周遊もおすすめ!
カンボジアも含めて観光する場合は3泊5日がおすすめです。
特にハノイだと世界遺産がたくさん見れていいですよ。

【1日目】
19:50 経由便でシェムリアップ着
21:30 ホテル着
【2日目】
05:00 アンコール・ワット朝日鑑賞
07:00 ホテルにて朝食
08:30 アンコール・トム・南大門・タプロームなど
12:00 アンコールクッキーへ立ち寄り
12:30 昼食
13:30 休憩 (マッサージ or 民芸品店(免税店内)立ち寄り)
15:00 アンコール・ワット到着
17:30 夕日鑑賞
19:00 夕食(アプサラディナーショー)
21:00 ホテル着
【3日目】
08:30 ホテル出発
09:00 トンレサップ湖ボートクルーズへ
10:30 オールドマーケット散策
12:00 クメールキッチンで昼食
15:00 空港移動
18:00 シェムリアップからハノイへ!
【4日目】
09:00 ホテル発
11:30 ハロン湾クルーズ!中で昼食
13:30 テイエンクン鍾乳洞見学
15:00 船着き場着後、ハノイへ
19:00 ホテル着 
【5日目】
00:05 ハノイ発
07:30 成田着

カンボジアとの周遊におすすめ!ベトナム・ハノイとは?

ベトナム北部に位置する首都のハノイ。
その歴史から昔ながらの街並みはノスタルジックな雰囲気。
また、コロニアル様式の建造物も残っており、独特な街並みが広がります。
また、ハノイ旅行では歴史的建造物の見学だけでなく、フォーを始めとする地元グルメや可愛らしいベトナム雑貨のショッピングも楽しむことができます。
世界遺産のハロン湾に訪れるオプショナルツアーも人気です。

観光に必要な時間

ハノイでの市内は比較的観光地が集まっているため、人気のハロン湾クルーズと合わせて丸2日間あれば主要なスポットは観光できます。
かつての街並みが広がる「旧市街」や、自然を楽しめる「ホアンキエム湖」を散策するのがおすすめ。

シェムリアップからのアクセス&移動時間

ハノイからカンボジアのシェムリアップまでは、飛行機で移動することができます。
飛行時間は約1時間45分と短めなので、2か国を周遊する人も多いんですよ♪

見どころ①ハロン湾クルーズ

ハロン湾

ハロン湾クルーズ

世界遺産の「ハロン湾」をクルーズ船で満喫するのはいかがでしょう?
海の桂林とも呼ばれる奇岩が織りなす絶景を、クルーズ船から楽しむ優雅なひと時を楽しめます。
クルーズではテイエンクン鍾乳洞を見学したり、船の上で昼食をとったり色々なプログラムが準備されていることも♪

見どころ②旧市街

ハノイ旧市街

ホアンキエム湖の北部に広がる、「ハノイ旧市街」。
かつて王族に献上する品を作る「職人の街」として、栄えてきた場所です。
職人たちは同業者ごとに一つの通りに居住し、その同業組合の数が36あったことから、旧市街は「ハノイ36通り」とも呼ばれているんだとか。
旧市街にはおしゃれなカフェも多いので、カフェ巡りもおすすめ!
ハノイ名物のエッグコーヒーをぜひご堪能ください!

旅Pocket 編集部
旅Pocket編集部です。「ポケット」に入れて持ち歩きたくなるような、見るたびにわくわくする国内・海外情報をお届けします!

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