ヒマラヤの山々に囲まれた小さな国、ブータン。幸福の国として日本でも話題になりました。
そんなブータンですが、旅行できるようになったのは40年ほど前のこと。今回は、まだまだ知られざる魅力が詰まったブータンのご飯事情をご紹介します!
世界で一番辛い料理と言われているブータン料理。唐辛子が野菜として扱われており、毎食たっぷりと使われていることからそう呼ばれるようになりました。
エマ・ダツィは、唐辛子をチーズで煮込んだブータンの定番料理。ごはんにもよく合う味付けで家庭でもよく作られています。
その他にもジャガイモとチーズと唐辛子の「ケワ・ダツィ」、きのことチーズと唐辛子の「シャモ・ダツィ」など唐辛子を使ったメニューがたくさん!
食べ終わる頃には放心状態になってしまうほど辛いのですが結講クセにもなる味ハマってしまいました。
また、オーガニック野菜を使用したベジタリアン料理も沢山出てきます。ほうれん草や縦に切られたブロッコリーのおひたしのようなもの、キャベツとキクラゲの醤油?炒めなど、馴染みのある味付けでさっぱりと食べられます。
基本的には自給自足で生活している国のため、野菜も果物もブータン産のオーガニックなもの。新鮮でとても美味しいです!
のんびりした田園のなかに建つレストランなどもあり、空気も綺麗で癒されます。どこか日本の田舎を思わせる景色を楽しみながら、思わずほっと一息。
ちなみにですが、仏教国ではありますがブータンはお酒もOK。「アラ」という日本でいう焼酎のようなお酒やアルコール度数が8.5%もあるビール、ブータンで最初に作られたレッドパンダというものがあります。
レッドパンダは無ろ過で香りが高く、ベルギービールに似た味でした。ヨーロッパ圏の方に人気だそうです。
地元のスーパーに行くとお酒の種類も豊富にありますので、お酒が好きな方スーパーに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
缶ビールやミニボトルの赤ワイン(味は紹興酒に似ていましたが)もあり、お土産にもオススメです。ただし、火曜日はドライデーと呼ばれ、お店で販売はないとのことなのでご注意ください。
ブータンは国が定める公定料金を支払えば割と自由にアレンジができます。折角なら、お食事もこだわった五感で楽しい旅にしたいですね。
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